はぴはぴかむかむ

濵田崇裕さんのあれこれとか。X→@hamataka1219

身内でもない赤の他人を応援してくれる、それはすごいこと

おはようこんにちはこんばんは。

 

最近は放送日当日に自担くん出演番組を見たり、発売日当日に自担くんの所属グループ掲載雑誌を買ったりすることが厳しい状況が続いておりまして。

例に漏れず、6/21に発売されたテレビジョンも一日遅れの今日やっと目を通すことができたのですが。
その記事に結構衝撃的な自担くんの発言がありまして、思わず「おおおう」と声が出てしまいました。

 

よくある一問一答形式、お題は『ファンの人から愛を感じるときは?』です。

ジャニーズWESTの他メンバーは『メンバーカラーにペンライトの色を変えてくれるとき』だとか『ライブで俺たちに笑顔を見せてくれるとき』だとか、心がほんわかする回答を寄せてくれていました。
そこで自担である濱田崇裕さんの回答は。
『身内でもない赤の他人を応援してくれる、それはすごいこと。笑顔に全力で応えたいと思う』だったんですねぇ。

 

………おおおう。

濱田さん以外の6人の答えとかけ離れてるわけじゃないんだけど、前置きが。
“身内でもない”“赤の他人”って、これはなかなかのパワーワードじゃないですか?
「俺はアイドルタレントです」「あなたたちは身内でも友達でも彼女でもない赤の他人です」とわざわざファンに突きつける。
きっと本人は自覚なしに言ってるんだろうけどね。
きっぱりくっきりとした線引きが、そこにはされている。
自覚がないからこその本音で、たかだかCDデビュー3年目のアイドルタレントが発する言葉としては地雷に近いかも?

 

「そこはほら、ジャニーズWEST兄組はいいオトナ年齢だから。10代のJr.だとか若くで世に出たデビュー組とは考え方が違うんだよ」

いやいやいやいや~~~。
濱田さん、まだ15歳や16歳の時点で今と同じこと言ってましたからねぇ。
なんでそんなこと知ってるのかって?
だーって、私が大昔に松竹座のファンレターボックスに投げ入れた手紙のお返事にそう書いてあったんだもん。

 

あまりにも足繁く松竹座に通いすぎてネタ切れになってしまって、その日の手紙には普段なら絶対に書かない世間話的なことをチラッと書いたような記憶があります。
「できることなら濱田くんの家族とか学校の友達として生まれてみたかったな~。家族も友達も大それた願い事かなぁ?じゃあたまに会う遠い親戚でもよかったんだけどな~」とか何とか。
ああ恥ずかしい、よくまぁそんな馬鹿なこと書いたな自分!←タコ殴り。
一介のファンなんだから、舞台の感想に加えて「自担くんカッコいい」「自担くんの歌声ステキ」「自担くんのダンス最高」と書き連ねていればいいんだよ、ファンの自分の願望語りなんてイラネイラネイラネ。
今なら過去の自分を正座させてそう説教しますけどね、あの日の私は(今よりは)若くて考えなしだった。
えぇ今よりは、今よりはですよと必死で自己弁護(笑)
そのつまらない私の手紙へのお返事が届きましてね、どうせならもっとまともな内容の手紙のお返事が欲しかったけど人生そう上手くはいかないってことですね。

 

お返事の中の一文。

「家族も友達も無理やし、遠い親戚も無理やし、可能性あるとしたら近所に住んでる人くらいちゃうかな?」

 

ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

死刑宣告にも等しいこのお言葉、流石ですジャニタレ様。

あなた様が正しいです。

私が悪うございましたあああああああああぁぁぁぁぁぁ(ジャンピング土下座)

 

近所に住んでる人=ただの他人。

そう、ファンなんてただの他人でしかないんですよね。
タレント様の人生の中でファンはせいぜいがエキストラの通行人くらいの役割、それを忘れちゃいけません。
高校生世代の男の子にそう諭された過去の自分、オトナのくせして最低!←再びタコ殴り

 

とまぁ、自虐に次ぐ自虐で撃沈している今の私ですが。

地の底に潜りながらも、濱田さんが今でも同じように考えているという事実にしみじみと喜びが沸きあがってきてもいるのです。
誠実な人だな、って、


だって、ファンがタレントを応援するって当たり前のことじゃないから。
70億もの人がいる地球で、同じ日本に生まれ同じ時代を生きて、その中でその人の存在を知り好きになる。
それって奇跡でしょ?

 

 家族だとか友達だとか彼女だとかは無条件に自分を愛してくれる存在だから甘えてもよくて。
だけどファンは他人だからそうはいかない。
だからこそ、向けられる好意を当然ものだとは思わず大事に大事にしなくちゃならない。
常々そう考えているからこそ『身内でもない赤の他人を応援してくれる、それはすごいこと。笑顔に全力で応えたいと思う』という言葉が口からこぼれ落ちたんだと思います。


ジャニーズWESTは、こうした信念を持つ濱田さんがいるんだから絶対に大丈夫だよ。
空中分解したりしない。
口先だけではなく、心の底からファンへの感謝の気持ちを抱き続けている人がいることはグループにとって強いよ。

あっ、何も濱田さんだけじゃないね。
ジャニーズWESTのメンバーは事あるごとに、ファンやスタッフへの感謝の気持ちを口にする。
それは「ファンあっての自分たち」「スタッフあっての自分たち」だとはっきりと理解しているからだろうし。
そう考えることができるメンバーから、例えコンサートという2時間限定の期間だとしてもありったけの愛情を捧げてもらうことができるジャニーズWESTのファンは。

ものすごーく幸せ者なんじゃないかな?

 

 

「我慢できる恋愛は恋愛じゃない」と言い放ったアイドルタレントが話題になっている今だからこそ、このblogを書きたかった。

恋愛禁止を謳っているグループのアイドルが堂々と「恋愛してます!結婚します!」と宣言するこのご時世。
だけど、それがまかり通るとアイドルのアイデンティティーが崩壊してしまう。
「自分はファンとは別次元の世界に生きるアイドルだ」と自覚してアイドル業をやっているジャニーズWESTは、だからこそどんなにお笑いに走ってもトンチキ曲シングルを出してもアイドルらしいアイドルとして成立しているんだと思います。

 


それでは。
私がまた文章を綴る気持ちになった日にお会い致しましょう。

担降りに憧れたジャニヲタが綴るエセ担降りブログ(冒頭部分のみ)

ここのところ…そう、ジャニーズJr.祭りとかいうジャニヲタ一大イベント以降かな?

あっちこっちで「やっと決心しました、担降りします☆彡」みたいなブログに遭遇します。

 

そのどれもがぴっかぴかした文章で、中の人はきっらきらしてて、あぁヲタクの輝きって尊い…(合掌)と通りすがりに手を合わせて拝んでいたんですけど。

 

 

我慢できない。

 

私も担降りブログとかいうやつ、書いてみたい。

 

 

Jr.担もすなる担降りブログといふものを、苔生したデビュー組担もしてみむとてするなり。

それの年の長月の二十日あまり七日の日の、戌の時に門出す。

そのよし、いささかものに書きつく。

 

 (口語訳)

Jr.担がよく書いてる担降りブログ?っていうのを、なんとなんと!化石っていうか苔が身体に生えちゃった系デビュー組担のあたしもやっちゃいまぁーーーっす。

いつだったか忘れちゃったけどぉ、もうずううううぅぅーーーっと前、えっと何年前になるかな?のある年の9月27日の午後8時頃に担降りしたの。

その時のことをちょっとだけ、ブログに書いちゃおっかな☆(ゝω・)vキャピ━☆)

 

……。

 

……………。

 

って、こら!このなんちゃって紀貫之えーかげんにせんかいっ!

そもそも土佐日記パクったところで、紀貫之は釣り師でネカマだから笑えるけどお前はセンス無いから面白くも何ともないんじゃいっ!!!(セルフ突っ込み)

 

 

 

慣れないことはするもんじゃありません。

ブログの女王、いや紀貫之は男だからブログ王?でもネカマだから女王でいいのか?はて。今ならインスタの女王ってところでしょうか?

そういうのを目指して頑張ったところで無理なものは無理。

いつものように怨念渦巻きまくった根暗な文章をつらつら綴ってるのが私にはお似合いってもんです。

ごめんなさい~~~。

 

 

*・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.**・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*

 

 

まぁそれにしても。

 

日本のことわざで「女房と畳は新しい方が良い」ってのがあるじゃないですか。

あれと同じで「ヲタクとJr.ユニットは新しい方が良い」みたいな感じなのかなぁ、東京B少年が今一番熱くてそこにどんどこ他ユニからヲタクが降りてる現象は。

 

それだけじゃなく、Love-tuneSixTONESあたりにデビュー組担が足を滑らせて落っこちている姿もよく見ます。

B少年にしろらぶにしろすとにしろ、やっぱり勢いのあるユニに興味持つよね~わかるわかる。

そしてただの興味がいつの間にか“好き”って感情に変化して、その結果担降りしたヲタクから発せられる熱量ってものすごいものがあるよね~。

未知の世界に飛び込んで、見るもの聞くもの何もかもが目新しくて、ドキドキしてワクワクして。

 

担降りしたてってそういう一つ一つの出来事が幸せだし。

身近にいる降りたての人から立ちのぼる熱量を目の当りにしたら「うわぁ楽しそう!」って思って軽率に担降りしたくなる。

だぁーって、羨ましくなっちゃうんだもん。

 

私だって、そりゃもう過去に1000回は「あぁ担降りしたい!」って叫んでるし、その度ごとに「いい担降り先になるJr.っ子いないかなああぁ」と目をぎらつかせてますけど。

ぎらんぎらん、肉食女子ならぬ肉食ヲタク。

 

 

だけどそう簡単に降り先なんて見つからない。

これ、真理。

 

 

「担降り先は見つけるもんじゃない、ある日運命的に見つかるものだ」

昔馴染みのヲタ友から発せられる言葉が身に沁みます。

 

 

うんめい、ですてぃにー…(遠い目)

 

私の運命の人、どこどこ?どこにいるの?

 

 

 

 

「運命の人は自担クンでしょ」って言ってほしいのか、それとも「そのうちどこかで別の素敵な誰かに巡り合うんだよ」って言ってほしいのか。

自分でもよくわからないというね。

 

現時点で自担クン以上に心惹かれる存在が見当たらない。

そんなの当たり前じゃん、だって自担クンは歌上手くて演技達者で顔も今流行りの塩顔で性格温厚で、もろにリア恋枠ど真ん中のステキ男子なんだから!!!(ウルトラスーパーモンペ発動中)

 

そういった状態がもう10年以上も継続していて、なんだかそれが悔しくてつまんなくて、だから懲りずに1001回目の「あぁ担降りしたい!」を口にする。

これの繰り返し、エンドレスな担降りへの憧れ←救いようがない。

 

 

 

そんな自分というヲタクの言い訳ですけど。

 

日本っていう国ではロリコン趣味の男が多いからか「女房と畳は新しい方が良い」なんて平気で口にする、ところが熟女好きなフランスでは「女とワインは古い方がいい」って言うらしいじゃないですか。

日本で大事なのは鮮度、フランスで大事なのは熟成度。

 

VIVA!熟女☆

 

これを思いっきり都合よく解釈すると今の自分の立ち位置は「熟成したヲタク」で、熟成したヲタクが熟成したデビュー組の自担を応援するというスタンスも悪くないんじゃないかって。

そんなふうに思えるので。

 

VIVA!熟ヲタク☆

(ヲイこら)

 

 

 

 

 

そんなこんなで。

 

 

もうちょっと。

 

 

もうちょっとだけ。

 

 

自担クンを。

 

 

 

なぁんてね。

担降りブログどころか、全く担降りする気のないブログになってしまいました。

 

申し訳ありませんでしたっ!!!(ジャンピング土下座)

 

 

 

 

 

以上。

空にかがやく、お星さま。~ジャニーズWEST 1stドームLIVE 24から感謝届けます~

あぁ会場が広いなぁ。

 

ステージに立つメンバーが豆粒みたいにしか見えないなぁ。

 

これが2016年12月24日にジャニーズWESTの初のドームLIVEの会場に足を踏み入れた時の、私の気持ち。

 

私の自己紹介をしますね。

ジャニーズWESTの濱田崇裕さんファンをやっています。

濱田さんが関西ジャニーズJr.だった時代から松竹座に通って応援していました。

濱田さんを好きになる前にも関ジュに籍を置く人の担当を名乗っていました。

その時は京都にあったシアター1200に通い詰めていました。

えっ、シアター1200をご存知ないんですか?

今大人気の嵐のメンバー大野智さんがJr.の時に立っていた劇場なんですけど。

そこでは毎日毎日、ジャニーズJr.公演があったんです。

 

そう、関ジュ担としての私は『シアター1200生まれの松竹座育ち』。

 

シアターで~生まれた~女やさかい~

ドームへは~ようついていかん~♪

 

気分は大昔に流行ったBORO「大阪で生まれた女」の歌詞通り。

あまりにも長い間関ジュ担をやってたせいで、シアターや松竹座サイズに身体が馴染んでしまっている。

大阪城ホールが限界、横浜アリーナのスタンド席ですら「ううーん、メインステ遠いなぁ」と思ってしまう。

 

そんな私にとっては京セラドームは広すぎる会場で。

私同様の思いを持っているであろう関ジュ時代からの生き残りファンは、最早ドーム公演を申し込むことすらせず。

まるで歯が抜けるように一人抜け、二人抜けしていく古いファン仲間を見送ることに最近は慣れてしまって。

心が麻痺してしまって。

悲しい、残念だとも思わなくなってしまって。

 

こうして新旧ファンが入れ替わっていくんだろう。

変わらないものなんて、ないから。

グループが大きくなっていく過程での新陳代謝なんだろう。

ドームのステージの上で、あの頃より低くなった声で、大人びた風貌で、懐かしい曲を歌って、終わりにするんだろう。

昔のことは。

 

そんなことを冷えきった胸の内で考えながら「アメフリ→レインボウ」や「Dial Up」、そして胸が潰れそうになる「STAY GOLD」を歌い踊る彼らの姿を眺めていました。

 

帰りの電車で隣り合わせた、比較的最近ジャニーズWESTのファンになったと思われる人の口からも。

「Jr.時代の曲歌ってくれたね!やっと私たちも自分の目で見ることができて良かったぁ」

「京セラドームで旧ユニット曲を歌って、この場所で昔をぜ~んぶリセットしてジャニーズWESTとしてやっていくんだね!」

なんて会話が漏れてきて。

 

ぼんやりとそれを聞きながら。

 

そうなんだろうか。

リセットなんだろうか。

 

耳にしたその会話を、何度も頭の中でぐるぐる回しているうちに。

ジャニーズWESTは過去を過去として、今日立った京セラドームで“リ”・セット…“再び”・設定し直すの?

いや違う。

それは違う。

今のしげが、照史が、淳太が、神ちゃんが、流星が、濱田さんが、望が。

今の彼らになったのは、長かったJr.時代にたくさんの出会いと別れを繰り返して、しなくてもいい苦労を重ねたからで。

その経験が血となり肉となり、彼らを形成しているんだから。

リセットなんかじゃない、言うなればリスタートだ。

“リ”スタート…“再び”・“開始する”んだ。

断じてリセットなんかじゃない、過去のあれこれを抱きしめたまま、ここで二度目のスタートを切るんだ!

 

まるで雷に打たれたかのように、突然、強く強くそう思ったのです。

 

カチカチと音を立てながら雪だるまペンライトの色を変え、京セラドームを一色にするファンたち。

京セラドームを埋め尽くしたファンが生み出した温かな自分の色に頬を染めて、その幸せな空気を胸いっぱいに吸い込んで。

真っ直ぐに伸びた未来に向かって、スタートする7人のジャニーズWEST

 

うん、RE:SETではなくRE:STARTだよね。

 

ドームの遠いステージ上でキラキラ輝くメンバーたち。

4万分の1のファンでしかない私が目にするあなたたちの姿はやっばり豆粒みたいに小さくて、ステージに指先が届くような近さだった松竹座時代とはもう違う。

濱田さんは「遠い存在になってしまったと言われるけどそんなことはない」「昔と何も変わらない、普通の男の人です」と言ってくれたけど。

僕らの距離は近い?いや、とんでもなく遠いよ。

まるで空にかがやく、お星さまになっちゃったみたいだよ。

 

でもね。

 

星というのは、そこに在るものだから。


必死で手を伸ばしても掴めないけれど。


いつも夜空で輝き、私たちの心の中に光を届けてくれるものだから。

 

お星さまになったあなたたちが、いつだって、そしていつまでも私にありったけの光を届けてくれるって。

そう信じています。

 

2016年のはっぴーばーすでー

初めてのはっぴーばーすでーは、関ジャニ8 X'masパーティー初日のこと。

はぴばうちわが目に入った途端に「ボク?」と自分を指さして、ぱあああっと花が咲くように笑ってくれた。

 

20歳のはっぴーばーすでーは、内くんのRockな仲間たち初日のこと。

横浜アリーナに持っていった『祝!成人』うちわを見つけ、目を細めながらありがとうって叫んでくれた。

 

毎年毎年どこかの場所で、先輩や関ジュたちと一緒に迎える誕生日。

仲間から降り注ぐ祝福の言葉を身体中に浴びて、最高の笑顔で、時には喜びの涙を流しながら迎える誕生日。

その幸せな時間は、誰からも愛される濱田崇裕にとてつもなく似合っていて。

それを客席から眺めるのは当たり前に与えられた濱田担の特権だと思っていた。

 

それがデビューによって当たり前ではなくなってから、数年。

寂しくないわけじゃない。

でもね。

 

今の私は君からラッキィを届けてもらうだけではなく、君にありったけラッキィを届けたい!

 

そのための私だよ。

そのための濱田担だよ。

 

2016年のはっぴーばーすでー、今日からの28歳の1年間が。

笑って過ごせるものであるように、幸せはいつもスペシャルでありますように。

 

濱田担から、そして君のことを愛するたくさんの人たちから君に届きますように!ありったけのラッキィ!!!

 

西畑大吾、そしてジャニーズWESTのお仕事戦略

西畑大吾くんにまたもや個人仕事キタ━(゜∀゜)━!
それも渡辺謙さん主演の“山田太一ドラマスペシャル”という大きなお仕事が発表されたということで。
NHK朝ドラ「ごちそうさん」「あさが来た」2作に出演、舞台「本日、家を買います。」もあり、そして亀梨和也くん主演映画「PとJK」と二宮和也くん主演映画「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」にも出演。
こうまで大きな個人仕事続き、ジャニーズ若手デビュー組メンバーにも匹敵する厚遇っぷりには驚くばかりなのですが。

大吾くんは関西ジャニーズJr.というともすれば閉鎖的な世界に身を置いていて。
箱根の関越えすら大変な環境下で、東京の有名ジャニーズJr.たちだけではなく最近勢い付いている他事務所の特撮出身やら2.5次元舞台出身のイケメン俳優を出し抜いて仕事を勝ち取ってきたのは。
勿論ジャニーズに所属しているが故にバーター仕事を貰えるというアドバンテージはあるものの、やはり演技の実力とそして人柄が優れているからだと思うわけです。
まずは関ジュの中で有名になり、ユニットを組みそしてそのユニで人気を掴み、CDデビューに漕ぎ着ける。
それがこれまでの『関西ジャニーズJr.における出世』だったのですが。
その常識を覆す関ジュの隠し玉、それが西畑大吾という人なのではないのでしょうか。

Jr.のユニットに所属するわけでもなく顔を売るために上京して東ジュになるわけでもなく、関西に籍を置きつつ関ジュトップJr.の一員として単独で活動し、それと並行して東京Jr.いや若手デビュー組メンバーと同等のお仕事をこなして一般認知を狙っていく。
関ジュで在り続けながらも一般から認知される、そんな夢物語のようなことだって大吾くんなら可能にするのではないか?
そんな期待を抱かせてくれるのです。
そして大吾くんが今切り開こうとしているその道は彼だけが通るものではなく、例えば藤原丈一郎くんや末澤誠也くんといった一芸に秀でた関ジュたちにも開かれたものであってほしい!
関西から多数のJr.たちが、一人前のタレントとして独り立ちしていってほしい!
そんなことを私は思うのです。

そして西畑大吾くんの嬉しいお知らせを知った時に、大吾くんのすぐ上の関西お兄さんユニットであるジャニーズWESTへと思いを馳せました。
ジャニーズWESTもこれまでの『ジャニーズにおけるデビュー組ステップアップ方式』からは大きく離れている気がするのです。
まずある程度のユニット内格差を作ってユニのセンターを猛烈プッシュしセンターの顔を世間一般に覚えてもらう、センターの次は前列メンバーを押し出して知ってもらう、そうしてユニットの名前を世間に浸透させきった頃に格差によって後列に下げたメンバーを売り出す。
後列メンバーも単独仕事を頂けるようになるところまで到達して初めて“ジャニーズデビュー組すごろく”は“はい上がり!”です。
このビジネスモデルは大変良くできたものですが、センター→前列→後列メンバーという三段階を経てやっと完成するものなのでとにかく時間がかかる。
若くしてデビューしたユニであれば数年を要しても大丈夫ですが、最近ジャニーズに増えてきた下積み期間の長いデビュー組には通用しにくい古いモデルであるようにも思います。

ジャニーズWESTも言わずと知れた高年齢(のメンバーがいる)デビューユニット、このモデルに当てはめるのはハイリスクなのでしょう。
だからこそのジャニーズWESTメンバー単独でのドラマや映画、舞台、バラエティー等々の仕事徹底優先戦略なのだろうなと。
全員揃ってCDを出したりコンサートをしたりレギュラー番組出演したりに重きを置くのではなく、ピン仕事を次々に与えてまだまだ無名のジャニーズWEST個人の知名度を個人仕事を頑張ることでUPさせる。
そしてピン仕事で得た経験をユニットに還元してユニ全体のスキルを高め、一たび新鮮な気持ちで7人が集まれば「ジャニーズWEST」という一つの色ではなく「赤・オレンジ・黄・緑・青・紫・ピンク」という七色で魅せる。
その鮮やかな虹色に目を奪われた一般の人々が「あっ、このグループにいるこの人は前にあのドラマで見たことがある人だ!」と気付けば、ほら、もうこっちのものじゃないですか!
グループとしてまず大きくなりそれを個人活動に活かすという常識的方法、そうではないやり方を模索しているジャニーズWESTは。
やっぱり常識を覆す関ジュの隠し玉西畑大吾のすぐ上のお兄ちゃんユニットだな、頼もしい先輩だな!なんて。

関西ジャニーズJr.というでっかいファミリー、そしてそこから巣立ったジャニーズWEST
私は関西という場所でキラキラと輝く人たちのことが、そして関西を背負って新たなステージへと走り抜けていく人たちのことが、どうしようもなく愛しくてたまらない。
そんなことを考えさせられた今日という日でした。

☆周年

2016年9月27日、今年の今日またこの言葉を口にすることができます。

 

☆周年の自分、おめでとう。

 

Jr.入りしてからCDデビューするまでに12年弱、デビューしてからは2年と5ヶ月。

デビュー後に過ぎた時間の5倍もの歳月をデビューまでには費やしているのに、まるでその両者の濃度が同じくらいであるかのように錯覚してしまう。

そんな日々に戸惑いを隠せず、こんなはずじゃなかったと溜息混じりのつぶやきをこぼしたりもするけれど。

 

ねえ、それでも今日という日に。

私は君のことを考えているよ。

 

私の住む街からは遠く遠く離れた大都会できっと忙しくしているであろう君へ。

この想い、届け!

はまちゃんが、のんちゃんと出会うまでの、ながいながいおはなし。

むかし、むかし、松竹座からとおく離れた山の奥に、はまちゃんが住んでいました。
はまちゃんはお仕事のたびに、エンヤコラ、エンヤコラと、電車に乗って松竹座やテレビ局などにやってきました。
「おや、今回もはまちゃんはいい役をもらったんだね」
「おやおや、今回もはまちゃんはたくさん歌うんだね」
ほんわか笑顔のはまちゃんを見て、周りの関西Jr.のメンバーやファンたちはそんなことをひそひそとささやきました。

そうです、はまちゃんは関西Jr.の中でもなかなかいいポジションに立っていたのです。
ある日大阪にやってきたじゃにーさんが、ほんの気まぐれではまちゃんをまんなかにしてみたときに、くるくる回りながら澄んだ高い声でお歌をうたってみせたことで、はまちゃんは前列に立つことができるようになったのです。
子供のころに山の奥で元気にかけ回っていたからダンスがとくいで、木々の間で大声をはり上げていたからお歌がじょうずだったのかもしれません。

「これはきっと、しょうらい大阪からデビューさせるために神さまがくださった子にちがいない」
なかなかプッシュJr.を見つけられなかったじゃにーさんは、大喜びです。
そんな男の子を、じゃにーさんは“ぼーいず”と名付けたぐるーぷに入れました。
ぼーいずのはまちゃんはスクスク育って、やがてスラリと背の高い細身の男の子になりました。
はまちゃんは、マイクを持ちひらひらした衣装をひるがえしながら笑みを浮かべ、その笑顔でたくさんの女の子たちをうっとりさせる人になったのです。
そんなはまちゃんのおとなりには、いつもいつも、一人のカッコいい男の子がキリッとした顔で立っていました。

はまちゃんのおとなりにいる男の子は、はまちゃんがはじめて山の奥から大阪にやってきた日にであった子です。
おーでぃしょんの日にぐうぜんペアを組んで、ごうかくして関西Jr.になってからはぐうぜん同じぼーいずというぐるーぷになって、ぼーいずで歌ったり踊ったりしてみたらぐうぜんダンスやお歌の相性がピッタリ合ったのです。
ぼくのおとなりにいるのは絶対にこの子じゃないとダメだと、はまちゃんは心の底から思っていました。
この子とこの先もずっといっしょに生きていくんだと、はまちゃんは心の底から信じていました。

だけど、神さまはいじわるでした。
いっしょうけんめいがんばるはまちゃんから、おとなりにいる男の子をうばっていったのです。
はまちゃんは怒りました、そして悲しみました。
わんわん泣いて、泣いて泣いて泣き疲れて、そしてその後とほうにくれました。

ぼくは、いったいこれからだれといっしょに、てっぺんめざせばいいのだろう。

心優しいはまちゃんには、おとなりにいる男の子以外にも、はまちゃんのことを好きでいてくれる仲間がたくさんいました。
あきとくんや、じゅんたくんや、ぶんいちくん、りゅうたくん。
みんなとってもすてきな男の子です。
だけど、あきとくんとじゅんたくんは固いきずなでむすばれていて、そこにはまちゃんが割り込む隙なんてありませんでした。
ぶんいちくんやりゅうたくんがいるぐるーぷとお仕事したけれど、そのグループに入ることはありませんでした。

そうです、はまちゃんはひとりぼっちで生きていくことになってしまったのです。

9年もの間ずっとおとなりにいた男の子が急にいなくなって、はまちゃんは心細くてたまりません、それでもしょんぼり下をむいたりはしませんでした。
絶対に、でびゅーしたかったからです。
それからの3年間は、うれしいこともいっぱいあったけれど、つらいことやくやしいことのほうが多い日々でした。
ささえてくれる人もいない、たすけあう人もいない、だからひとりぼっちは大変です。
苦しくてうわぁーとさけびたくなることがなんどもなんどもありました。
その場所からスタコラサッサと逃げ出す、そのほうがきっと楽だったけれど、はまちゃんはどうしてもでびゅーしたかったからぽろぽろ涙をこぼしながらもふんばりました。

ひとりぼっちで走って走って、やっとでびゅーを掴めると喜んだときにも、またもや神さまははまちゃんにいじわるをしました。
たくさんの人が「もうはまちゃんはでびゅーなんてむりだ」と思いました。
だけどあきらめきれずにもがくはまちゃんと共に、神さまにエイッと戦いをいどんでくれる人がなんと6人もいたのです。

ひとりぼっちで生きてきたはまちゃんのがんばりは、ついにむくわれました。
今、はまちゃんはじゃにーずうえすとのめんばーになって、毎日幸せそうに笑っています。
いつも誰かがおとなりにいてくれるからさびしくなんかないし、お仕事もたくさんあるからもう不安なんかありません。
むかし、むかし、くるしかった日のことなんか、もうわすれてしまってもだいじょうぶだと、はまちゃんは胸の中でつぶやいていました。

そんなはまちゃんのことを、だれよりも大好きな男の子がいます。
のんちゃんという、せいたかのっぽでとってもかわいいお顔をしていてみんなから愛される、びっぐべいびーです。
うんと年下のびっぐべいびーのことを、はまちゃんもじゃにーずうえすとめんばーも、ほんの赤ちゃんだと思っていました。

だけど、のんちゃんはじゃにーずうえすとの末っ子だけれど、本当にかしこい男の子だったのです。
ただのびっぐべいびーではなかったのです。
はまちゃんがつらかったむかしの日々のことは口に出さない、それがるーるだと、何となくじゃにーずうえすとや関西Jr.のみんなは思っていたんだけれど、のんちゃんだけは違いました。
関西Jr.のころ、はまちゃんはひとりぼっちで大変だったよね、と。
全部自分ひとりに、せきにんやふあんが襲いかかってきたよね、と。
それにうちかってデビューしたはまちゃんは、強いよね、と。
かわいいお顔で、ニコニコ笑いながら、するっと口にするのんちゃんは、赤ちゃんなんかではなくとんでもなくすごい男の子です。

もちろん、自分のことを自分以上に理解してくれる、そんなのんちゃんのことを、はまちゃんも100ぱーせんと大大大好きなのです。

これが、はまちゃんが、はまちゃんのことをわかってくれるのんちゃんと出会うまでの、ながいながいおはなしです。