はぴはぴかむかむ

はまだごと。それいがいのこと。

事務所は濱田崇裕を何者にする気なんだろう?

「市場三郎~温泉宿の恋」初日からぶっ通し3日間観劇を終えてからというもの。
仕事をしていても遊んでいても家で寛いでいても、ちょっとぬるめで浸かっているとじ~んわり身体が温まってくるいい湯加減の温泉が恋しくてたまらなくて、ふとした拍子に頭の中に♪ホットパン~ッ♪という例のテーマ曲が流れるという不治の病に罹っちゃってます。
 
良作のテレビドラマや映画に出会うと、見終わってから何日間も余韻に浸るってことがあるんだけど。
演劇ってやっぱりドラマより映画より、役者さんたちが目の前で演ずることによってダイレクトに心に響くよね。
画面やスクリーンを介せずに演者の体温を感じることができる空間ってすごいなと改めて痛感しました。
 
「市場三郎~温泉宿の恋」は、くだらなくて馬鹿馬鹿しくてナンセンスで正論なんてほとんど劇中に転がってなくて、だけど大部分大笑いしてちょっとした部分に共感したりほろっとさせられたりで最終的に「あぁこの世の中の何気ない営みこそが愛しいんだな」と思える作品です。
濱田崇裕というジャニーズタレントのファンが一度観て夢中になるものではないかもしれない。
派手なアクションやカッコいい殺陣、煌びやかな演出に心ときめかせるタイプの演劇じゃないもの。
だけど『人間って何なんだろう?』『生きるって何なんだろう?』という永遠のテーマが根底に流れていて色々と考えさせられる作品だと思います。
 
初日観劇後初っ端のTweetはこれ。



 
まだまだ駆け出しどころか役者としてはひよっこでしかない濱田崇裕、彼が持つ武器は安定した歌唱力と高い身体能力なのに、敢えてミュージカルでもなくアクション活劇でもなくわざわざ人情喜劇に出す。
その意図を推し量れなくて。
 
恒例の“観劇後の本人不在の反省会(という名の単なる飲み会)”で仲間うちでうだうだと感想やらダメ出しやらをしているうちに考えがまとまってきたのか、こういうTweetをしています。



 
最近、小劇場出身の役者さんたちが30代半ばあたりから頭角を現し、40歳前後で人気俳優のポジションを得るという現象が多数見られますよね。
その理由って
・劇団の定期公演を重ねてきていてステージの場数が半端じゃないため即戦力になる
・これまでに様々な役柄を演じてきているため普通の人でも変人でも演じ分けられる
・若い頃からテレビドラマに出演して茶の間ファンに固定イメージが付いていないので新鮮味がある
こんなところでしょうか。
 
全くの私見ですが、事務所は濱田崇裕という所属タレントをこういった役者さんたちと似たような売り出し方をしていくつもりなんじゃないかなぁ。
「えっ、濱ちゃんはあくまでもジャニーズ所属のタレントだよ?本業であるアイドル業の傍ら役者やっていくスタンスしか無理でしょ。役者専業それも演劇畑出身の人たちのやり方模倣なんて有り得ないって!」
なーんて言われちゃいそうですね。
だけど、アイドルグループの有り様というのも変化してきていると思うのです。
 
これまでならまず所属するアイドルユニットの人気を確立して、そのユニットの知名度を利用して役者業やらタレント業へと進出していくのが定番だったけど。
ジャニーズWESTはそれを踏襲しようとはしていない気がする。
事務所はジャニーズWESTのメンバーを細々としたローカルドラマ仕事だとか舞台だとかひな壇タレント的なお仕事に押し込んで、それで食い繋ぎながら同時に知名度をUPさせて母体であるジャニーズWESTへと新規ファンを呼び込もうとしている。
つまりこれまでとは逆パターン。
そう私は睨んでいます。
 
そっちの方向で考えると辻褄が合うことがたくさんあるんだよね。
しげや淳太の雑多なお仕事内容、朝ドラ大役にいきなり捻じ込まれた照史、片っ端からドラマ出演している流星、いきなり重いテーマの舞台主演をさせたかと思えば先輩バータードラマなのぞむぅ、突然の抜擢による劇団☆新感線出演の神ちゃん。
全く統一感が無くて、統一感が無いこと自体に一貫性があるんだよなぁ。
 
ジャニーズWESTというユニットでのブレイクを見据えて、それを実現させるための戦略としての今のジャニーズWEST各メンバーのお仕事だとしたら。
すっごくすっごくワクワクしませんか?
今後のジャニーズWESTの今後の進路には期待しかないですよね。

メンバー各々が得意分野を活かせる単独仕事…今時のルックスを活かしたツインのゴールデンタイムドラマとか、淳太の報道関係のお仕事とか、幅広い層に支持されるお茶の間アイドルしげとか…を獲得して、それがユニット人気に還元されるとか最高じゃない?
そして同時に、事務所が一度は役者として売っていこうとしていた濱田さんの将来にも明るい兆し以外何も見えない。
一体濱田崇裕が何者になるのか、規定の型枠になんて填まらない新しいジャニーズタレントの形を濱田さんが体現してくれる、そう信じています。