はぴはぴかむかむ

濵田崇裕さんのあれこれとか。X→@hamataka1219

旅人

朝から最寄り駅へ向かうために車を運転してて。
カーステレオのスイッチをONにしたら、そこから流れてきたのは懐かしい曲。

『旅人』

私と濱田との出会いの曲。
私と大智との出会いの曲でもあります。

とっても大事な思い出深い曲を聞きながら、涙を堪えるのに必死だった。

犬ころみたいで可愛い可愛い大智。
天使みたいな真鳥がいて、美少年な進也がいて、さらさらストレートヘアな小学生薫太がいて。

そして濱田がいて。

関西BOYSが大好きな、幸せなファンでした。

あの頃の、デビューを本気で願って必死で走ってた大智の心は。
パリッと糊がきいてピーンと敷かれた、真っ白なシーツみたいな心は。

9年を過ごすうちに何度も踏みつけられて、汚れて、端からほつれてしまったのかな。

だけど、いくら黒ずんで破れたシーツでも。

諦めずにがらんがらん洗濯機を回したら、元の白さに近付くよ。

関ジュは、東ジュみたいなシルクじゃなくって綿の生地で出来てるんだから。

漂白して。
糊付けして。

そしたらまたパリパリのシーツに戻るよ。

目に痛いくらいの白さが素晴らしいわけじゃない。
少しくらい黄ばんで傷んでてもいい。

そんな優しく肌に馴染む綿のシーツが、私は好きだな。

大智に今、『旅人』の歌詞を贈りたいです。

 

冷たく吹き荒ぶ風が揺らす花を
同情の目で見てた幼い日
放り出されるのも悪いもんじゃない事
今更に気付き始めてる

好き放題散らかした部屋を片付けながら
少しやるせない気分になるけど

遠くで誰かが今 僕を呼んでる気がする
特別なココロで あてもない旅に出かけよう

立ち止まる交差点で飛び出す人達に
僕は今笑顔さえ溢れてる
限りある時間の中で相変わらず
廻る気持ち何故か愛おしくて

ひとつのムダもない暮らしが素敵なら
少しだけダサい僕でもいい

夢に見た楽園に 手が届かないとしても
歩き続けている この足を信じて行くよ

大切な場面が 例え色褪せても
あの人の言葉を忘れない

急いでまとめて来たノートも捨てるのさ
代わりに真っ白い僕が欲しい

夢に見た楽園に きっと辿り着けるから
絶え間なく漕ぎ出す あの船に乗って出かけよう

遠くで誰かが今 僕を呼んでる気がする
特別なココロで あてもない旅に出かけよう

 

 

 

 

…また、立ち上がって歩き始めてね。