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濵田崇裕さんのあれこれとか。X→@hamataka1219

2013冬松竹座2日・3日桐山濱田公演雑記

今更ながらに2日と3日を思い返して、公演の流れに沿っての雑記です。
ん?レポではないですよー!私にレポ能力を求めるほうが間違ってる、だって記憶力も動体視力も無いんだもん。
感想ですらなく雑記です雑記、ただの駄文なので期待しないで暇潰しの気持ちで読んで下さいね。

とにかく、公演が始まる前は「コント…前編コントって何やるんよもう…」「折角歌えるし踊れるしの2人やのに宝の持ち腐れやん」「舞台続きやからウチワ持って盛り上がりたいファンのニーズ解ってなさすぎやんなー」ととんでもなくテンション低くて。
だけど、やっぱり桐山さんも濱田さんも只者ではなかった!

◆桐子前座
えっ、オープニングでいきなり桐子登場?とびっくりさせられたー。
導入部の掴みとしてはOKじゃないかな。

◆濱田・桐山登場
Guiltyイントロを繰り返すだけで一切歌は歌わせない、というよくあるパターン。
だけどギャンスタが平気で踊っているのに濱田はヘロヘロというネタが面白かった。
そしてここから全員でステゴという流れもスムーズだったなぁ。
後ろのセットで『金』の文字がくるくる回っているという小ネタにも大笑い。

◆パントマイム的なコーナー
グレープフルーツ刺し・客席を右半分濱田チームと左半分桐山チームに分けてのコール対決・イリュージョンで濱田が刺されて死にかけるスローの小芝居。
ひたすらお笑い系ばかりの内容ではなく「へぇ、パントマイムなんてするんだ」と予想外で。
なかなか客席に意図が伝わらなくて苦戦した部分もあったように思うけど、新しいものに挑戦するという方向性が見えて良かった。

◆MC
2日はちびっこ、3日はギャンスラジュニボラインのJr.自己紹介。
こういう機会にしかその場を与えてもらえないから、担当Jr.の紹介を聞けた人にとっては最高のコーナーになったんじゃないかな。
バックを大事にする桐山濱田の姿勢が垣間見えて「ほーら、やっぱり関ジュのまとめ役はこの人たちしか有り得ないでしょ?」と嬉しくなっちゃった。

◆漫才
1組目は福福と三田と古謝というメンバー。福福人気って今急上昇してるし、旬だよね!
2組目は真鳥楠本リチャ、ベテラン感すら漂ってしまうまとゆきの掛け合い…。まとゆき人気が根強いことが理解できるこなれっぷりと暴走っぷりwに泣けるくらい笑った。
3組目は大橋今江朝田、新興勢力大橋人気を確実にするために役立ったんじゃないかな。
4組目は龍太丈一郎、もう何と言うか…この2人だからこそできる、いや丈様だからこそできる勢いで突っ走ってボケてボケてボケ倒す漫才にで会場は笑いの渦に。丈様のあのセンスは突き抜けてるよねぇ。もっとどこかで生かせないかな?いやマジで。
5組目は濱田&てるし、ここでメイン登場!となってキレイに締められました。

◆ショータイム
桐山5W1Hと濱田Secretという予想範囲内の王道曲。
だけどもうちょっと冒険してみても良かったんじゃない?
「もうその2曲は聞き飽きた…」って正直なところ思ってる人、いるよね。
続いて、チビ今江朝田古謝三田のWORLD QUESTと龍太真鳥楠本丈一郎リチャ大橋のEndless Gameが。
両方とも会場総立ちでキャーキャー!
特にEndless Gameはぎゃー!という歓声があちこちから上がったくらいにカッコ良かった。
真鳥が実際はほとんど考えたんだろうね?
センスあるわーヲタの求める物をよく理解していらっしゃるわー流石!
照史Dial upと濱田ラブクリはね、勝手な推測だけどなかなかリハ時間が取れなかったから既にバックJr.も本人も振りが入っている曲を使うことにしたんだと思う。
B.A.D曲だってWEST曲だって桐山濱田なら完璧に歌って踊れちゃうもんなあ、絶対。
ファンの側からしても、目や耳に馴染んだこの2曲を桐山濱田が歌うことで目新しく感じて楽しめたし。
個人的にラブクリは濱田の選曲ミスだって思ってる。
淳太の世界観を濱田が表現するには…あの、そのぉ…絶対的に色気が足りないんだよ!濱田にはさ!
濱田にピタッとはまるのは、東山先輩が歌ってる感じのストイックな空気を纏った歌だと思うのよ。
そう考えると淳太曲は濱田の魅力と一致しないかと…。
「研究し直していつかリベンジしなきゃねー、はっはー(溜息)」と言うしかなかったな。
あとは舞台ANOTHERの劇中歌、桐山は学生を歌ってその次の桐山濱田でRival!圧巻でした。
Rivalの2人の歌唱力の高さにファンは息を呑むしかなかったというか。
桐山のパワーボイスに負けずに下のパートを歌えていたのは、松竹だけではなく日生公演ANOTHERも含めて今まで見た中では濱田だけ!
きっと舞台によって鍛えられた濱田の喉から生まれる歌声が、桐山に力負けしなくなったからだと思います。
濱田の歌って昔から上手かったけどガラス細工みたいな繊細さで、そんな濱田の声を消さずに引き立ててくれるのは某元ジュだけだよなーと半ば諦めモードだった時代があるんだけど、もう今はそんなことは全く考える必要なんてない。
スキルアップした濱田の歌の力をもってすれば、どこの誰と歌っても立派に戦えるに違いないって!
そして全員で楽しくバンバンッ!ですっかりお祭り騒ぎ。
だけどそれだけじゃ終わらなかったのが、桐濱公演のすごいところなんだよね。
ラストの桐山濱田がしっとりと歌い上げた「もう君以外愛せない」これは本当に本当に本当に…、もう言葉が出てこない。
桐山照史のブレない歌い方、力で空間を真っ直ぐに渡っていく力強い歌声。
それに寄り添って、だけど負けないで。
松竹座の天井から下の空気全部とファンをふわふわふわーりと優しく包み込む濱田崇裕の歌声。
その歌声で包んだボールをキラッキラの光の粉で飾り付けて、その残像が瞼の裏に残るような…。
うーん、ボキャブラリー貧困な私では的確に表現できなくてもどかしいな。
そんな桐山と濱田のハーモニーが素晴らしくて、松竹座という狭い空間だけで終わらせるのがもったいなくて、これは絶対に城ホや横アリといった広い場所で2人の声を響き渡らせてもらわなきゃ!と握り拳。
アンコールでなにわ一等賞、これはもう鉄板だよね!

ざっと自分の頭に残っている記憶を文章化してみました。
コントと発表されて「勘弁してよー」な雰囲気になって、あちこちの掲示板で「定価で譲ります」という書き込みを目にしていたのに。
終わってみれば「楽しかった!」という感想がズラリとツイやら掲示板やらに並んでいたという2日3日の桐山濱田公演。
幕が開く前には低かった評価をいとも簡単にひっくり返しちゃう桐山と濱田2人の実力を誇らしく感じながら、2公演では足りないなーなんて呟きつつ家へと向かった私でした。