はぴはぴかむかむ

濵田崇裕さんのあれこれとか。X→@hamataka1219

ジャニーズWESTのホームグラウンド

ジャニーズWESTの皆様、ラッキィィィィィィィ7コン大阪公演&横浜公演お疲れ様でした。

社会人の悲しさ、年始早々平日に有休突っ込むわけにもいかずに私は現時点では1月3日城ホのみの参戦ですが。

それでも充分に幸せをもらいましたし、横アリ公演はヲタ友からの報告やTwitterに多数流れるレポで脳内補完して楽しみました。

今回自分の目で見たことにめぇコンやパリピポコンで思ったことを加えての思いを…。

 

私は関西人で、まだジャニーズWESTの兄組メンバーが関ジャニ∞のバック仕事だけをしていた頃の松竹座からずっと今まで彼らを追ってきているファンです。

だから今でもジャニーズWESTのホームは絶対に大阪だと思っていて、松竹座は聖地だと思っていて。

ぶっちゃけ、大好きなジャニーズWESTをデビューできるところまで押し上げたのは関西のファンの力だ!と主張したい。

主張したいんだけど。

 

今回のラキセコン、城ホよりも横アリのほうが断然歓声が大きかったと。

そういう話を聞き。

パリピポコンでも、ジャニーズWESTとして初めて訪れる地方会場のほうが盛り上がっていたと。

自分自身が飛んだ地方公演でそう思い。

本当にジャニーズWESTのホームは大阪なのか?

そんな疑問を持ってしまったのです。

 

いつも拝見しているTwitterアカウントの方はよく「DVD収録は大阪や神戸じゃなくて横アリがいい」と呟いていらっしゃいます。

また別の方は「城ホ公演で声が出ていないこと、着席率が高いことが悲しい」と仰っています。

元々関西担だったわけではなく、たくさんのデビュー組や東ジュに好きな人がいてそれらと並行してジャニーズWESTの応援をしている友達の大多数は「入るなら城ホより横アリ」と言っていて。

実際に自分が大阪と横浜両方の公演に入ってみると、全力で盛り上がれるのはホームである城ホではなくアウェイのはずの横アリだったりなんかもして。

愕然としてしまう…。

 

今回のラキセコンで久々にジャニーズWESTを見たお知り合いがいるんです。

応援していたのがジャニーズWESTのメンバーと同時期に活動していた関ジュで、その人が辞めてしまって、それを機に他のジャンルの趣味へと流れていった。

でも今回久々に横アリでジャニーズWESTを見て新鮮な驚きを感じたみたいで。

「松竹と全然違うね、バック担の姿をあまりにも見なくてびっくり。こんなに少ないなんて」
ジャニーズWESTへの歓声がやばいレベル。関西担がこんなに声出すの?ってあんぐり」

「関西担ばっかりじゃないんだね。もうデビュー組として新規のファンが付いたんだなぁと感慨深かった」

 

ブランクがあるからこその感想だなと思いました。

首振り地蔵の松竹金縛り担しかいなかったジャニーズWESTが、ウチワなんてかなぐり捨ててこんなに声を出してくれるファンを付けるなんてすごいね、って。

最後にそう言ってくれて。

だけどそれは実は横アリだけだよね?

今回の城ホも相変わらずの着席率で、規定外ウチワやカンペウチワでピンポイントファンサ狙うファンをあちこちで見かけて。

お世辞にも盛り上がっているとは言えなかった。

 

そんな城ホを、ホームだって呼べる?

 

生粋の関西育ちの関西担からジャニーズWESTのファンになった者としては悔しくてたまらないけど。

「すごい声出てるな!今までで一番声出てるな!」ってメンバーが全開の笑顔で横アリで叫ぶなら、もう既にそこが彼らにとってのホームなんじゃないのか、なんて思ってしまった。

 

ジャニーズWESTがデビューしても彼らのホームが大阪であることを疑いもせず。

Jr.時代から応援してきた関西担が彼らに一番近いファンだと信じていて。

そんな浅はかな思い込みがこんなに短期間に、それもいとも簡単に覆されてしまったことにショックを受けて、今身動きできなくなっている自分がここにいます。

 

私や、私と似たようなことを感じて立ち竦む元関西担を見かけたら、きっとジャニーズWESTのメンバーは優しいからニコニコしながら「俺らは昔と何にも変わっとらへんで」と言ってくれるだろうけど。

たくさんの新しいファンに囲まれ、その新しいファンたちが巻き起こすウエーブの中で輝く彼らを見てしまったら。

物理的には最初から手の届かないアイドルである彼ら、だけど気持ちの面では勝手に身近に感じていた彼らが、デビューして大阪ではなく遠いところへ行ってしまったようで。

自分たちを見捨てて離れていってしまったようで。

そんなつまらないことで一方的に距離を感じ、デビュー前からのファンは応援していたグループのデビュー後数年で立ち去っていくのだろうか、なぁんてね。

そんなことを考えたりもするのです。

 

すぐに名古屋、広島、福岡とラキセコンが各地方で開催されます。

その中の何箇所かには私も足を運ぶので、自分の身体であれこれを受け止めてゆっくりと“今現在のジャニーズWEST”について考えようと思っています。