はぴはぴかむかむ

濵田崇裕さんのあれこれとか。X→@hamataka1219

大阪マラソン2015観戦記 ~ナニワの風に吹かれて~

※このBlog記事は一般的なマラソン観戦記ではなく、大部分を“ジャニヲタが応援しているジャニタレを丸一日大阪マラソンで追いかけ回した記録”で占めているのでご注意下さい。
 
私はマラソンや駅伝といった陸上競技の観戦がかなり好きな人です。
ラソン界にも公務員ランナーの川内優輝選手というご贔屓さんがいるし、年末の都大路や年明けの箱根路ともなるとテレビにかじりついて離れず「いい加減、駅伝見るのやめたら?」と家族に迷惑がられる人です。
しかし何故か“自担(=応援しているタレント)がマラソンを走る”という選択肢が自分の中には無かった。
私が応援しているジャニーズWESTの濱田崇裕さんという人は脅威の体脂肪率3.8%を誇り、「食っちゃ寝しても痩せていく」とダイエットに悩む私も含めた世の女性たちを敵に回すかのような発言をしれっとして、筋トレマニアなくせに気管支が弱くてすぐに風邪を引いてしまうという、およそ長距離ランナーには向かないタイプの人。
瞬発力が必要とされるスポーツは器用にこなしそうだけど、マラソンなんてとてもとても!
そう高を括っていたところに、濱田崇裕さんのBlog『な・に・わ・ぶ・誌』9月16日更新分に不穏な内容が記載されていたのでした。
「おれが今やっている過酷なトレーニングはいずれわかるよ。」「みんな、その姿を見るときが来るから!」
…何だかイヤな予感がする。
周りのジャニーズWESTメンバーにどんどん舞台やドラマのお仕事が決まっていく中、干されてるの?とボヤきたくなるくらいピン仕事がやってこない自担にやきもきしているところに、これ。
ものすごくイヤな予感しかしない。
えっと、体当たり系のとんでもお仕事、来ちゃいますかーーーっ?
すると9月24日のスポーツ紙には「ジャニーズWEST中間淳太(27)濱田崇裕(26)神山智洋(22)が大阪マラソン(10月25日)に出場することが23日、発表された」の文字が踊っていたのでした。
 
私が切望しているお仕事は、濱田さんの演技仕事です。
彼の演技に惚れて、加えて彼の歌声やダンスに惚れてファンをやっている私にとって『大阪マラソン出場』はぶっちゃけ、がっかり仕事でしかなかった。
身近なヲタ友たちとの会話内容は
「別に走ってる濱田くんを見てもねぇ」「マラソン応援とか…ダルい…」「大阪マラソンなんて言われてもテンション上がらないし~」
こんな感じでした、そうですファン失格です。
自担が正面から取り組もうとしているお仕事に対してケチをつける、ファンとしては最低ランクの所業です。
ぶっちゃけ大阪マラソンの直前まで、宿の手配はしない・コースは調べない・自分たちの行動予定も立てないというトリプルやる気の無さでした。
そのまま当日朝それなりの時間に大阪市入りして、ふら~っとコースのどこかで立ち止まり、一応ガンバッテーと声をかけ、その後はゴール地点で何となくお出迎えすればいいかな、みたいな。
ところが中国人爆買いツアーのせいでホテル難民多発の大阪市内なのに、大阪マラソン観戦にとっても便利そうなホテルをキャンセル明けで奇跡的に押さえることができてしまった。
ホテル代を払ってまで大阪マラソンを観に行くならそれなりに観戦プランを立てなきゃならないかな…?とお尻に火がついたのがマラソンの3日前でしょうか。
そこからは流石長年ジャニヲタをやっている歴戦の兵、忙しい仕事の合間を縫って予想タイムと観戦場所の対応表を作るヲタ友・ヲタ数人のスケジュールの摺り合せLINEを飛ばしてくれるヲタ友・過去の大阪マラソンの映像を某動画サイトで拾ったり出場者Blogを漁って応援しやすいポイントを探すヲタ友。
なーんにも考えてなかったくせに、大阪マラソン当日にはかなり手の込んだ応援プランが出来上がっていたという。
曲がりなりにも少しばかりのやる気が出たのは、淳太くんの本気のサブ4発言や神ちゃんの膝の故障報道、そして濱田さんがBlogの中で「みんなに勇気を届けます。」とファンに語りかけていたから。
そこまでジャニーズWESTメンバー3人が自らを追い込む理由は何だろう、自担が「勇気を届ける」って言ってるけどどういうことだろう、彼らが本気なのであれば…その本気、というものを自分も直で感じたい。
それだけが理由だったように思います。
 
さぁ、いざ出陣!大阪マラソン2015へ! 
 
 

木枯らし一号が吹いたとかで肌寒い大阪の朝。

早起きして大阪マラソンのスタート地点である大阪城公園へ足を運んだものの、実際にマラソンを走るランナーさんたちと警備やボランティアの方々、あとは同じ穴の狢であろうヲタの姿がちらほらとしかなくがらーんとしているんですけど~。

見たところ、3万人以上が出走する大規模マラソン大会のせいかスタート地点はランナー優先で応援はあまりし易そうとは言えない作りになっている。

「スタート地点…ここで見る必要、あるかな?」「いや、捨てよう。もっと良さそうな場所で待とう」

一瞬にしてスタート地点を見限り、目をつけてあった場所へと移動してまずは朝マック…って、おーい!

色気より食い気を実践しているうちにあっという間にスタート時間となり、大阪城公園からさほど離れていないポイントでマクドinしていた私たちは慌ててコースへと戻ったのですが。

え~、スタート直後だからランナーだらけで、こんなの動体視力が余程優れている人じゃないとお目当ての選手なんて見つけられないよぉ(汗)

あわあわしているとどこからともなく起こった歓声と「あれじゃない?」「あっ、いた!」などのヲタの声。

えっ、どこどこどこどこ…?どこぉーーーーー?

隣にいるヲタ友が「あっあれ!あの白いシャツ着てる頭!」と指を指して教えてくれなかったら、私は濱田さんの後頭部すら拝めずこのポイントでの応援を終えていたことでしょう。

口の中に朝マックの濃い味付けの余韻を残しながら呆然と立ち尽くす私とヲタ友。

「これは大変だ、予想以上に大変だ」「全然判らなかった…淳太くんはもう通り過ぎたってこと?」「ダメだ、別のポイントに移って次こそは濱田さんの顔を見ないと」

そそくさと第一ポイントを後にして地下鉄の駅へ足早に向かい、自動改札にエンジョイエコカード土日祝料金600円を突っ込む。

この1日乗り放題券で最終的には10回も乗降したよ…これをここまで駆使することはもう後にも先にも無いような気がします、ありがとう大阪市交通局

…いやそんなことはどうでもいい。

最初のポイントでの応援大失敗により、不安に駆られて思わず無口になる私たち。

次のポイントの最寄り駅で地下鉄を降り、マラソンコースと沿道とを仕切るテープ最前列で立てるポイントを探して歩き、駅から徐々に離れていく。

「お、ここなら一番前に立てるね」「見易いからここにしよっ」と人並みがバラけた場所で張られたテープの前に横一列に並び、ふと顔を上げると…。

向かいの往路側沿道にMBSのテレビクルーと…日の光に透けて髪の毛が金金に見える若い男の子2人。

って!ヲイ!

「ちょ、あれ!あれ!」「ほえ?」「つーいーんーーーなんでこんなところにーーー!」

ボキャブラリーが崩壊し、思わず平仮名で喋ってしまういい大人ヲタたち。

走ってくる淳太くん・濱田さん・神ちゃんを応援する画を撮影するために、テレビ局のスタッフ数名と共に流星とのぞむぅがそこにはいたのでした。

ツイン登場に喜ぶより何より「ツインとテレビ局が動いたらジャニーズWESTの誰かが来たってことだよねぇ」「往路で把握できたら、復路側で見過ごさないで済むっ」「良かったああぁこれで後頭部しか見れないってことが今回は無いわ」なんて口々に叫んでおりました。

…ごめんなさい、所詮私たちは濱田担。

勿論淳太くんも神ちゃんも全力で応援する所存です、そしてツインや他メンバーも自担たちの応援に来てくれて涙が出るくらい有難いと思っています、だけど何より自担なのっ!

実際に思った通りで、往路側のツインの動きに目を配っていたお陰でやがて走ってきた淳太くんをばっちり目視で捕獲。

「きゃー淳太くんー」「淳太くーんっ」「ファイトぉー!」と声援を送ると、いくら序盤とは言っても疲れているだろうに、キラキラのナニワの王子様スマイルで沿道の私たちに微笑みかけて下さった。

ひぃ!(撃沈)

「淳太くん、完璧なアイドル顔で走ってたねぇ」「すごい~走ってるのに顔崩れてないとか」「あの人プロすぎるんだけど」

驚愕しました、本当に。

淳太くんという人が安定してジャニーズWESTのフロントメンバーとして活躍するのは、その意識の高さ故なのだと改めて思い知らされました。

この後も何回か淳太くんに頑張れと声援を投げかけましたが、その度にあまりにも素敵なジャニーズタレント様の姿を見せつけてくれて。

プロフェッショナルジャニタレとして生きる淳太くんの在り様に繰り返しびっくりし、そして感動するんですよね。

淳太くんの素晴らしさについて声高に濱田担たちで語り合っている間に今度こそ濱田さんが走って来て、メガホン振り回して濱田さんに何かを叫ぶ流星とか、給水給水と濱田さんに飲み物を押し付けて嬉しそうにキャッキャするのぞむぅというあまりにも可愛いツインの姿が目に入ってまたもや撃沈。

そして目の前まで走ってきた濱田さんに「濱ちゃーん」「濱ちゃん濱ちゃん頑張れーっ」と大声を掛けるも、私たちの反対側にテレビカメラがあってそちらに構っていたために沿道には目もくれず走り去っていきました。

でもいいの、残念なんかじゃないの、私たち走っている濱田さんの顔をはっきり見てそして応援できただけで満足だから。

ほくほくしながらその場所(と向かい側にいるツイン)を後にして、またもや次のポイントまで移動したのでした。

 

ここまでで気付かれたでしょうか、私たちは神ちゃんの姿をこの時点では目にしていません。

神ちゃんは膝を故障しているから完走が目標、下手したらドクターストップがかかって棄権するかもしれない。

だから神ちゃんを待っていては次のポイントでそこそこの調子で走っている濱田さんを見ることができなくなってしまう。

…そんなことを考えてた。

まさか途中で鬼気迫る勢いで走る神ちゃんに急激に調子を落とした濱田さんが抜かれるなんて思っても見なかった。

きちんと濱田さんの姿を確認したこの時点では濱田さんはそこまで不調だとは感じさせなかったから。

後になって私は、この時神ちゃんという人を見縊っていたことを深く深く恥じることとなります。

 

さて、地下鉄でさくっと次のポイントへと移動。

これまた駅からてくてく歩いてかなり離れた場所で絶好の応援ポジションをキープし、ペースダウンしてきたもののまだまだ順調にピッチを刻みつつカッコいい顔キープしたままの淳太くんに再度声援を送って。

だけど、淳太くんが通り過ぎてから待てども待てども濱田さんがやって来ない。

遅すぎる…どうしたの?何かあったの?と若干暇を持て余しながら待ち続け、日陰に立っていたこともあり木枯らしにすっかり体温を奪われて寒くて寒くて堪らなくなった頃にやっと濱田さんの姿が。

「濱ちゃん…足曲がってない、よね?」「曲げられないっていうか、コンパスみたいになって足伸ばしたまま歩いてる…」「えっ止まっちゃった、屈伸してるけどもしかして立ち上がれないの?」

まだ半分を超えた程度しか走ってないのに、明らかに痙攣を起こして思うように動かせなくなっている足。

どうしよう、どうしよう、って何も出来ないくせにそればっかり思って、ただただ焦って勝手に涙ぐんで濱田さんを見つめる私たち。

でもね、そんな私たちが「濱ちゃんファイトーーー!」「濱ちゃーん」「濱ちゃん大丈夫なのーーー?」と声を枯らして叫ぶと。

しっかり私たちのほうに目を向けて、うんって返事して。

大丈夫やで俺は、って感じで微笑みを浮かべて、頷く。

一人の友達は泣いてました。別の友達は手のひらを神様お願いポーズにして願ってました。

私たちなんて無視しちゃっていい、沿道にいるファンや一緒に走っているランナーさんから何かを求められても笑顔で応じなくっていい。

それなのに、それなのに、なんで笑うの?一々願い事に応じてるの?

私たちの前を通り過ぎてからも何度も立ち止まり、コースの隅でふくらはぎを擦ったりしゃがみ込んで屈伸したり、膝をポンポンって叩いたり。

ランナーの邪魔にならないようにコースの端っこで立ち止まる、そんな濱田さんを至近距離で見ることになり「しんどそうやなぁ」「大丈夫?」と心配そうに聞く沿道の地元のオッチャンオバチャンや、ちびっ子たち。

その人たちにも「ありがとう、大丈夫です」って一人ひとりに返事して。

何なんだろうこの人…本当に何なんだろう。

痛いでしょ?しんどいでしょ?それなのにどうして…そんな不細工な顔になっちゃってるのに、クシャクシャの顔を一層崩して笑えるの?

 

その答えは。

きっとあのBlogに濱田さんが綴った「みんなに勇気を届けます。」という一文の中に全部埋まってるんだね。

本来はカッコ良く走る姿で沿道の観客に勇気をプレゼントするつもりだっただろうけど。

それが無理になってしまって、それならばボロボロでカッコ悪くても諦めずにゴールに向かう姿で、勇気を届ける。

そう…『与える』ではなく『届ける』という言葉からも、濱田さんの人柄が伝わる気がします。

あったかい濱田さんの想いという布で大切に包んだ“勇気”という宝物を、そっと人々へと届ける。

あぁ、濱田さんにとっても似合うね、濱田さんらしいね。

 

またもや次のポイントへと場所を移す私たち。

前のポイントで濱田さんがなかなか来なかったために、そこでは既に淳太くんは通過してしまっていて姿を見ることはできず。

そして私たちは長い長い待ち時間を過ごしました。

濱田さんも、神ちゃんも待てど暮らせどやって来ない。

そうこうしているうちに神ちゃんが濱田さんを抜き去ったことをTwitterで知り、膝に爆弾を抱えてる神ちゃんの恐ろしいまでの完走への執念と、予想以上に悪いのであろう濱田さんの足の状態を知ることとなります。

そして走ってきた神ちゃんは、無表情ではあるもののキッと前を見据えて歩を進めていて、その眼差しに胸が締め付けられるようでした。

プライドの塊の神ちゃんだもの、出走前からハンデを与えられて「完走できれば儲け物」といった扱いをされることは屈辱的だったでしょう。

だけどそれを口に出さず、自分の走りで周囲のそういった想いを捻じ伏せた。

そんなことは絶対に、神ちゃんにしかできないよ。

不器用だから生き辛いだろう、プライドを守るために不必要に傷付くことも多いだろう、そんな神ちゃんだけど。

いつも本気で生きているそんな彼の生身の姿が彼が追い詰められた時にチラッと垣間見えたりなんかすると、それによって彼のことが大好きになっていくのです。

いつか彼の身を守っているバリアーが綻びて、私たちが神ちゃんの全てを見られますように。

 

神ちゃんが通り過ぎてからしばらくして、やっと濱田さんの姿が遠くに見えました。

前のポイントで目にした時と比べても明らかに足の具合が悪化しているように見えて、この足の状態で果たして完走出来るのだろうか…いや無理して身体を痛めつけるくらいなら…と最悪のことを考えてしまう始末。

でも近付いてきた濱田さんは、言うことを聞かない足を引きずりながらもやっぱりいつもの笑顔でいて。

それどころか、身体は不調かもしれないけれど気力のほうは漲っているようにすら見えて。

あまりにも痛々しい彼の足の状態を見て、濱田さんがジャニーズのアイドルだとよく解っていないであろう人たちも含めてあちこちから応援の声が飛び。

その一つ一つに丁寧に丁寧に返事する濱田さん。

それだけではなく、私たちが見ていないところでも周りを走っていたランナーさんたちが「おい、兄ちゃん大丈夫か?」なんて気遣ってくれていたのではないでしょうか。

きっとそれにも「ありがとうございます」「大丈夫です、頑張ります」と返していたことは想像に難くありません。

だからこそ、私がTweetした

 


@hamataka1219: 「濱ちゃんっ」と沿道から声をかけられるたび笑顔を作る濱田さん。つらいのにね…。そんな濱田さんを追い越してきたランナーさんが「イケメンの濱ちゃん、もうすぐ来るで!」「濱ちゃんしんどそうやけど、ちょっと後ろで頑張ってるで!」と私たちに教えて下さる。市民ランナー内にも濱田軍団結成だね!

 

という光景が生まれたのだと思います。

ジャニーズWESTを知らなかったランナーさんたちの脳裏にも、頑張っている“濱ちゃん”の名前が刻み込まれたのだと思います。

沿道で応援していた皆さん、そしてランナーさんたちの優しさに目頭が熱くなって。

あぁいいなあ、マラソンの応援っていいなあ、大阪マラソンいいなあ!と心から思いました。

 

神ちゃんと濱田さんの不屈の精神というようなものを感じ取った私たちは、彼らが完走することを信じて南港方面へと移動。

淳太くんが見事にゴールテープを切ったという情報が既にツイッターには流れていて、でも神ちゃんと濱田さんにはまだまだフィニッシュゲートは遠くて。

それでも負けずに、たくさんのファンの声に前から励まされ後押しもされ、少しずつゴールへと近付いていく彼らの姿は崇高ですらありました。

大阪マラソンに設けられた各関門閉鎖時刻に怯えつつも何とかそれをクリアして、そしてゴールの制限時間7時間が刻々と迫り、祈るような気持ちで彼らと彼らの周りで走るランナーさんたちを見つめてた。

ここまで来たんだから、必死で頑張ったんだから、絶対に制限時間内に走りきってほしい…と誰もが思っていたでしょう。

そんな私たちの願いだけではなく、40km前後で応援していた地元の方たちが本当に素敵でその人たちの思いも加わって。

ホームセンターで買ったような椅子を持ち込み、先頭ランナーの集団から最後尾で7時間ギリギリラインのランナーにまでずっと声援を送っていたであろうその方たちからの。

「あと2kmやぞー」「もうちょっとやでー」「頑張って走り切れよー」なんて声がいっぱい聞こえるのです。

ランナーさんたちも、もちろん神ちゃんや濱田さんも、その声を聞いて「あともうちょっと!やり抜いてみせる!」と最後の力を振り絞って走り出す。

本当に、それまでやっとの思いでトボトボ歩いていた人たちが、声援を耳にしたら再び走り出すのです。

それを見て、大阪マラソンが掲げている「ランナーで参加」「ボランティアで参加」「応援で参加」という分類は嘘じゃないんだなと実感できました。

そう、ランナーさんだけじゃない。

大会運営に係わったボランティアスタッフや、そして私たちのように沿道で応援していた人々。

その人たちも間違いなく、ランナーと共に大阪マラソンに参加したんです、一緒に走っていたんです。

東京マラソン大阪マラソンが歴史は浅くても広く市民に受け入れられた理由、それは“全員参加型”だからなのか。

あぁ応援に参加して良かった!私も濱田さんと一緒に走ることができたんだ!

むくむくと湧き上がってくる感動にドキドキが止まらず、居ても立っても居られずフィニッシュ地点へと早足で向かいました。

そこはもうランナーの帰りを待ち侘びるファンで埋め尽くされていて、私たちはフィニッシュゲートにはあまり近寄れなかったけれど。

それでも少し離れた場所から自分の目で、濱田さんのゴールの瞬間とジャニーズWESTのみんなに暖かく迎え入れられる瞬間を確認できて。

幸せいっぱいで私の初マラソンである『大阪マラソン2015』は幕を閉じたのでした。

 

42.195kmを駆け抜ける、それは並大抵のことではなくて。

淳太くんと神ちゃん、そして濱田さんが必死で完走を目指す姿にたくさんの感動をもらいました。

そして。

濱田さんから、両手では抱えきれないほどの勇気を届けてもらいました。

 

ありがとう。

 


あなたたちのことが、大好きです。

 

 

 

大阪マラソン2015 公式記録】

    中間淳太:4時間32分3秒

    神山智洋:6時間37分15秒

    濱田崇裕:6時間45分58秒