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濵田崇裕さんのあれこれとか。X→@hamataka1219

Myojo 10000字ロングインタビュー 第48回 中間淳太(ジャニーズWEST) 感想

遂にジャニーズWESTメンバーの10000字インタビューも最終回、10000字に想いを馳せる機会は今回でラストになってしまうので。
「ジャニーズWEST4のメンバーだった4人の10000字については感想Blogを書かない」という自分の中での不文律をまたもやひっくり返して、淳太くん10000字について思いのたけを綴ろうと思います。

ここで一つお願いがあります。
自分でも自覚はあるのですが、私のBlogは濱田至上主義に凝り固まった濱田担が書く大変視野の狭いものとなっています。
ジャニーズWEST全員が大好きという虹色ジャスミンの方や、淳太くんの10000字に感動して涙した純粋な黄色ジャスミンの方にはあまりお勧めできない内容が含まれているかもしれませんので(私は心の底から淳太くんを好きなんですよ!これは嘘偽りのない真実です←必死)濱田担のどろどろした負の感情をぶつけた文章が苦手だと思われる方は今すぐこのBlogの画面を閉じて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

淳太くんのことだから。
10000字はきっと爆弾を投げ込んでくる内容に違いないよね、と友達と薄く笑いながら予想していたんだけど。
やっぱり淳太くんは淳太くんでしかなかった(苦笑)
思っていた通りに激しい爆撃、それも誤爆なんかじゃなくて確信犯ってのがまた…。

記事の最初のほうで、台湾からの帰国子女だった淳太くんが関西Jr.に馴染めなかったエピソードが語られます。
これ…大多数の人にとっては過去の話なんだろうけど。
私にとってはくっきりはっきり脳裏に刻み込まれている記憶なんだよねぇ。
当時はこんなだったよ、っていう昔話はここでは語らずにいるのがルールでしょう。
淳太くんも子供だった、周りの関西Jr.も子供だった。
思い出したら赤面するしかないような、数々の言動。
そんな赤っ恥エピソードを積み重ねて積み重ねて大人への階段を上って、B.A.D.がB.A.D.として在るようになったわけで。
同じく成長したBOYSやVeteranたちと、バドボそしてB.B.Vとしてデビューへの夢を追っかけることになったわけで。
帰国子女特有のゴーイングマイウェイ男だった中間淳太が、紆余曲折あって仲間に受け入れられて、そして関西Jr.の屋台骨を担う存在になった。
クソ生意気なガキだった淳太くんの成長物語が端的に語られている。
すごく理知的だな、やっぱり淳太くんは賢い人だな、ってこの部分を読んで思いました。

そして、7人でのデビュー構想が2013年9月の「ANOTHER」の時点であったという淳太爆弾投下。
「“7人でデビューできる!!”ってよろこんで、カウントダウンでデビュー発表するかもしれないってウワサもあったし」
カウントダウンは関西Jr.として出るって言われる→出演がなくなったと言われる→数日後に“やっぱり出る。舞台の打合せもするから東京に来て”との連絡→新幹線に載ったら、何故か4人しかいない。
この、生々しすぎる流れ。
ジャニーズWEST4のデビューが知らされた経緯は、今読んでもファンとして平静ではいられないです。

今、少しは落ち着いた頭で思いを巡らせると。
4人のほうが早く世間に顔を知ってもらえるから7人から4人に減員したという事務所判断は、あながち間違ってはいなかったと思います。
7人でのデビューを発表してからの1年間でジャニーズWESTがどこまで一般の人々に知られるようになったかを考えると、ね…。
世間への認知を優先するなら、『7人でいくなら4人のうしろに3人をくっつける形にするしかない』という戦略もありだったと思います。
こういうのを何て言うんでしたっけ?あぁそうか、『小の虫を殺して大の虫を助ける』だ。
全体を生かすために一部を切り捨てることを表した言葉ですよね、正にこれ。
中間・桐山・重岡・小瀧を輝かしいジャニーズの新デビュー組として育てるために、濱田・神山・藤井を切り捨てる戦略だったんだ。
成る程そうか、信じたくはなかったけどやっぱりそうだったのかと。

殺されるかもしれなかった小の虫の担当側からはっきり言いますね。
「3人が努力したぶんだけ、がんばったぶんだけ役者として評価してもらえる環境を与えていただけるなら」
「衣装に格差ついたり、立ち位置や、歌割に差がつく……そんなんやったら4がいいって」
淳太くん本人も「本当に生意気」と言ってるけど、この4人でのデビュー発表の理由づけについては何をふざけたことを言っているんだと私は思います。
色々と理屈をこねたところで結局自分たちはデビューできるとの内定をもらった安全な位置に立っている、その安心できるあったかい場所から外された3人の将来について考えるなんておこがましいにも程がある。
結局は何が何でもデビューしたかったんでしょ?そう思ってしまうんです。
それを責める気なんて毛頭ありません、淳太くんも照史くんも10年以上努力を重ねてきてそれが評価されてのデビュー内定。
それが吹っ飛ぶようなことは避けたいって思うのが当たり前ですから。
私が彼らの立場だったとしたら、絶対に自分たちだけのデビュー決定を死守しますから。

でも、4人の側からは誰も。
「自分だけでもデビューしたかったからカウントダウンコンサートでのジャニーズWEST4の発表を決行しました」という言葉を出さなかったなぁ。
この言葉を聞けたら私はその人のことをとっても好きになって、それこそ担降りしてもいいくらい(笑)に愛しいと思えただろうけど。
聞けなかったなぁ。
この言葉が一切誰の口からも発せられなかったから、冒頭で語られたあのカウントダウンコンサートについての話が納得できないんです。
「また泣かせちゃったなって、それも、ドデカイ泣かし方したなって。ホンマはうれし泣きしてもらうための舞台で、真逆の涙を流させちゃった……」
「笑ってもらうためのデビュー発表が、なんで、こんな悲しいステージになっちゃったんだって」
自分たちの将来のために仲間を切り捨てたという負い目があるからこそ、ファンを泣かせたことが悲しくなったっていうなら理解できるけどね。
この辺りはまだ、淳太くんでさえ発言内容がブレブレだなぁと。
カウコンからまだたった1年ちょっとしか経っていない今、デビューに関する全てをクリアにすることを要求するのは酷だってことで。

そして、あけおめコンの話題へ。
誰もが口を揃えて「地獄だった」というあけおめコンリハ、「3人とは一言も話せなくて…」と淳太くんは語っています。
これについてはこれまでの10000字で語られた通りです。
「そしたら、濱ちゃんから電話がきたんです」
「濱ちゃんが言ったんです。“俺は、みんなとおるのが楽しい。今まで通りの関係でみんなとおれるなら、俺は、それだけでええ。正直、デビューとかどうでもええ”って」
この濱田さんの発言については…何というかもう、言葉が出てきません。
普通じゃないです、普通の人間はこんなこと言えっこない。
普通じゃない濱田さんという人がいたからこそ、淳太くんは動いたんだと思います。
「俺も7人でいたいんやって。濱ちゃんのひと言で本当の気持ちに気づけて。そっから僕は“7人でお願いします”って事務所に伝えて」
「誰かの涙や犠牲でできたデビューなんて意味ないから」
つまり『小の虫を殺して大の虫を助ける』の小の虫の犠牲の上に成り立つデビューなんていらない、ってそう淳太くんは思った。
思っちゃったんだよね。それが彼の人生に於いてプラスとなるかどうかは怪しいけど、思ってしまった。
昔孤立していた自分と一緒に帰ってくれた濱田さん、そんな二人の友情という背景があったからこそ、淳太くんはそう思ったのかもしれないね。

インタビューのラスト部分ではファンが幾度となく目にしてきた、でも口に出すのは憚られた格差問題についての話が。
ある意味最大の絨毯爆撃かな?いや、爆弾だけじゃなくて機銃掃射までキタ━━━━━━(・ω・)━━━━━━ !!!!!!!!!!って感じですよね、これ。
「事務所の人に嫌われるくらい、“7人は横並びでお願いします”って、いろんな人に頭を下げにいって。」
「それでも最初の頃の歌割は、4人のほうが多かったかもしれないけど、最近はほとんどなくなってきて」
「最初、衣装も3人だけ装飾がなかったり、流星だけ金色が少なめとかあったんです。衣装さんに頭を下げて、“少なめにするなら、もう真っ黒にして、まったく別物にして目立たせてください”って。」
この部分を読んだとき、私は本気で胃をギュッと握り潰されるような感覚に襲われて吐きそうになりました。
ほぉら、やっぱり歴然とした格差は故意に作られていたんじゃない、ってね。
デビュー以降、Twitterとか他の媒体で色々な人の格差に関する意見を目にしたっけ。
「他のユニットと比べたらジャニーズWESTは歌割や衣装の格差なんて無いって言えるよねぇ」
「7人もいるんだから必然的に前列後列に分かれなきゃならないだけで格差じゃないし」
「衣装だってアクロバットをするから濱神は装飾少なくしてるだけでしょ、流星も敢えて目立たせるために真っ黒にしてるってわからないのかな」
…えっそうは思えないけど、と濱田神山流星の担当は思いながらも口にはなかなか出せなかった。
だけど、はっきり淳太くんが格差があったことに触れて。
その格差を是正するためにどんな働きかけをしたのかも語っていて。
このインタビューの中でそこに触れなければならなかったのかどうかは、私には判断できないけど…。

だけどね。
淳太くんのジャニーズWEST内での役割は、ジャニーズWESTの参謀。
それははっきりしていること。
昔から淳太くんのセルフプロデュース能力の高さには驚愕することが度々あったんだけど。
その能力が、ジャニーズWESTのデビュー後は自分にだけではなくユニットプロデュースにも生かされるようになったんだと思っていて。
そう考えると、もしかすると今後のジャニーズWESTを自分たちに有利な方向へと導くために、敢えて事務所の格差戦略を自分の10000字でぶっちゃけたのではないだろうかとすら思えるんです。
何も知らないファンの私たちにそれを教えて、ジャニーズWEST結成当初の格差戦略とそこから1年が経過しての現状を見比べてくれ、と。
さぁ君たちファンはどうしたい?どっちを選ぶ?選びたい方向が決まったならそれを選ぶために俺たちがファンにどうしてほしいかわかるでしょ?
そう言いたいのかもしれない。
だって、策略家の淳太くんだからね。

結局、私たちファンは今回の淳太くん10000字で新たな彼のロジックに洗脳されただけなのかもしれません。
だとしても、盛大に淳太くんに嵌められちゃえばいいんだと私は思えるようになりました。
全くユニットとしての先が見えなかった1年前よりは今の方がずっといいもの。
淳太くんだってわかってる。
「あの日のこと、簡単には忘れられへんかもしれないけど」
これは私のことだね。
自担と共に夢への道を走っていくんだと固く信じていた淳太くんが、照史くんが、東京ドームで4人だけでのデビューを発表した瞬間のことは忘れてないし忘れられるわけがないんです。
「ずっと胸のつかえにはしてほしくない」
…簡単に言ってくれちゃってるけど、それはまだまだ無理だよ、淳太くん。
そうだなぁ、あなたの言うように「7人、それぞれ違うから、それぞれが適した場所で活躍」できるようになって、それを一般の人たちが認めてくれたときにやっと。
デビュー発表の時のゴタゴタなんて、格差があったことなんて、もう昔の話だよね!って私は笑顔で言えるんじゃないかなぁ。

一刻も早く、その日が。
やってきますように。
その日を少しでも早く引き寄せるために、私は、私の精一杯で。
濱田さんのいるジャニーズWESTを、応援するよ。