はぴはぴかむかむ

濵田崇裕さんのあれこれとか。X→@hamataka1219

Myojo 10000字ロングインタビュー 第45回 神山智洋(ジャニーズWEST) 感想

最初に断わっておきます。
Twitterのリンクから飛んでこられた方はきっと、神ちゃんのロングインタビューについての感想Blogを求めておられるかと思います。
申し訳ありませんがここで今から私が綴るのは『神ちゃんのロングインタビューを読んで濱田担が思いを巡らせた様々なことについて』です。
神山担にとって、そしてカウコン時にジャニーズWEST4として発表された4人担にとって、不愉快な言葉がたくさん出てくるかもしれません。
期待外れの内容になってしまうと思いますが、それでもいいという方は読み進めて下さい。


神ちゃんの10000字。
私が、自担の次に楽しみにしていたインタビューでした。


2003年に何となく関ジュで7人括りができて“関ジュフロントメンバーの7人”としてグループ的な扱いをされるようになるまでは、実のところ私は7WESTにはほとんど興味がなくて。
私にとって、シゲも流星ものんちゃんもよく知らない人でしかありませんでした。
だけど神ちゃんだけは違った。
2004年入所組という古株Jr.で、2002年組の濱田さんたちに初めて出来た後輩である神ちゃん。
2002年組担の暗黙の了解みたいなものがあって、すぐ下の2004年入所組は無条件に可愛い可愛い弟たちなんです。
一つ、神ちゃんゆっくんシンメは不可侵条約で守られてる!
一つ、丈様は誰が何と言おうとも神として崇めるべき存在!
みたいな。
自担と同期の2002年組に絶対的な愛情を注ぐのは当たり前として、その次に可愛がるのは2004年組。
ってことで、神ちゃんは7WESTでありながらも大好きなJr.だったのでした。


なのに、元旦のあの瞬間に“選ばれなかった”…自担同様に“外された”側になってしまった、神ちゃん。
濱田さんだけじゃなくて神ちゃんまでなの、外されちゃったの?
7WESTで2人が選ばれて2人が外される、よりによって7WESTの核として頑張ってきた神ちゃんが外される側なのはなんで?
ぐるぐる、ぐるぐる。
そんなことが頭の中をエンドレスで回ってた。
許しがたい暴挙だ、って思った。
7WESTメンバーで絶対にデビューするべき人を1人挙げなさい、とデビュー前に社長に問われたら、私は迷わず「神ちゃん」と答えただろうから。
神ちゃんを外したことへの怒りでいっぱいだった。
だから神ちゃんがあの日感じたことと今までに考えたことを知りたい、それを知ればデビューについてのあれこれで少しは納得できる部分が増えるかもしれない。
そう思って、10000字を楽しみにしていたんです。
Jr.入所当初からギラギラしてて、すぐにBOYSに選抜されてTOP Kidsから7WESTへとエリート街道を歩いてきた神ちゃんの葛藤を垣間見ることができれば。
そこに、私が腑に落ちないたくさんの事柄に関するヒントが隠されているかもしれないって。


だけど、ドキドキしながらページを繰ってみたものの。
期待していたそういう生々しい感情はページからは伝わってこなくて。
私が神ちゃん10000字を読み終えた時に受けた印象は。
用意していた優等生チックな答えをシミュレーション通りに語ったインタビューだな、でした。


早すぎた。
ジャニーズWEST4発表のカウコンからまだ1年も経っていない今、神ちゃんに語らせるのは、早すぎた。
そう思います。
濱田さんはあのほんわか笑顔の裏に、雑草のように踏まれても踏まれてもへこたれない図太さを持っていて。
カウコン以前にもJr.として結構な修羅場を潜り抜けてきて、良くも悪くも打たれ強い人だってのがあるから。
数々の苦しい思いも噛み砕いて消化して、それを笑顔で淡々と話せるところまで辿り着いているけど。
エリート街道を歩いてきて、プライド高くて、努力したら結果に結びつくのが当たり前だって思ってきて。
そんな神ちゃんにとって初めて味わった挫折は、もしかしたらデビュー漏れだったのかもしれない。
その辛すぎる事態を必死で受け止めて、前へと進み始めてから日が浅い今。
事実を語るには、痛すぎる。
インタビュアーに「カサブタにもなっていないと思う。それでも色々聞くけど、大丈夫?」と問われて、「全然、大丈夫です」「笑って、振り返れる」と神ちゃんは返事しているけど。
それは嘘だよね。
予め頭の中で作っていた今の自分に求められる模範解答を、インタビューの質問事項に合わせて作り笑顔で小出しにしている。
だからこそ笑っていられる。
そうなんじゃない?私の考えすぎですか?


そうだったとしても、それを責める気はない。
責められるわけがない。
それくらいに衝撃的な事件だったんだもん、“外された”側にとっては。
すぐに立ち直れるわけがないよ。


ジャニーズWEST4の4人とは別に、事務所が提示した『演技メイン、3人集まったらアイドル活動』をやっていくことに納得した。
4+3の形なんて一切ゴメン、絶対にイヤだから。
この神ちゃんの想いは、神ちゃんならそう思うよねってファンサイドからは理解できる。
だけど照史が4+3の形について質問して、その質問を跳ね除けた神ちゃんを照史が悲しそうな顔で見つめたっていうくだり。
「照史くんの気持ちも考えてあげて」って言ったスタッフの言葉で、自分の間違いに気付いた。
これ…到底理解できない、私には。
こんなこと、その時の神ちゃんが思う?


少なくとも、外された側のファンの私には受け入れられない。
最初から4+3という形が決定付けられた上でのデビューだったってことだよね。
それなら不平等すぎる歌割りも、格差がありすぎる衣装も、何も何もかも当然ってことになる。
そんなデビュー…。
そんなデビューであっても、追加3人にとっては幸せな出来事だったの?
『なにわ侍』初日に日生劇場を埋め尽くした観客が“この7人でCDデビューします”って聞いたときに上げた歓声は。
4人ではなく、7人として。
神ちゃんの言葉を借りれば“7人で一列で”ジャニーズWESTとして活動していくことになったと思って狂喜したから沸き上がったんじゃないのかな。
最初から二列で、格差ありきで、それでもいいかって照史とかに問われて3人がそれを受け入れて。
4+3でデビュー。
それ、正解だったの?
7人でデビューしたって言えるの?


わからない。
わからない。
わからない。
私には。


こうやって文章を綴っていても、また泣けてくるんです。
もうすぐ一年がやってくるのに。
まだ泣ける。
コンサート会場で、舞台が上演される劇場で、迷子になったみたいな子供みたいな不安そうな顔でステージをぼーっと見つめる私がまだいる。


「なんで、つまらなさそうな顔でジャニーズWESTのステージ見てるの?」って聞かれたことがあって。
それは未だに私が、足元ぐらぐらの状態で濱田さんとあとの6人を見ているからだろうね。
ジャニーズWESTは本当に全員が一枚岩の7人組なんだろうか?って、疑ってしまう。
前列4+後列3でしかないんじゃないんだろうか?って考え始めると、身の置き所がないような心境になってしまって。
私は、笑えない。
繰り出される質問に、笑いながら、取り繕った耳触りのいい答えをすらすらと紡ぐ神ちゃんみたいに。
作り笑顔で、キャーキャー言いながらステージを見つめるのが正解なんだろうにね。


ずっとずっと喉に小骨が引っ掛かったような感じで過ごしてきたけど。
神ちゃんの10000字がきっかけになって、再び蓋をして抑え込んでいた不安感みたいなものが私の中にじわじわと滲み出してきました。
そういった意味で、私にとっては胸の奥がキリキリするような痛みを伴う『神山智洋10000字ロングインタビュー』でした…。

『大和三銃士』千秋楽から一年。

時が経つのは早いもので、あの幸せで堪らなかった大和三銃士の千秋楽の日から一年の時が流れました。


本当に本当に大好きだった、新橋演舞場のあの空間で繰り広げられる『大和三銃士』という演目。
『大和三銃士』について私が知りたかったことは、ソロモン流の映像が全て教えて下さったし。
『大和三銃士』について私が語りたかったことは、この場所で全て語っているし。
じゃあ何故、一年経った今日という日に思い出に浸っているのか。


去年の今頃は、まだただの“関西ジャニーズJr.”だった濱田崇裕が。
現在は、CDデビューを果たした“ジャニーズWEST”の一員である濱田崇裕となっている。


ジャニーズWESTにおける濱田崇裕の担当カラーは紫。
その紫は『大和三銃士』で濱田崇裕が演じた花輪嵐が身に纏う色で。


運命、だったんだろうな。
『大和三銃士』は間違いなく濱田崇裕にとってエポックメイキングとなる作品で。
その作品で濱田崇裕が…いや、花輪嵐が登場すると、新橋演舞場の空気がさああぁっと紫色に染まった。
枕草子の冒頭に「少し明りてむらさきだちたる雲の細くたなびきたる」という文があるんだけど、私にとってはまさにそのイメージ。


空気さえ美しく高貴な紫色へと染め変える、力で。
ジャニーズWESTの紫を勝ち取った、濱田崇裕。


そのことを。


思い出させてくれた、『大和三銃士』千秋楽から一年の今日という日の想いを、文章に綴りたかった。

ただそれだけのBlogでした。

CDデビューから6ヶ月

ジャニーズWESTがCDデビューしてから6ヶ月目の一日が、もうすぐ終わるね。
TLで度々目にする「6ヶ月おめでとう!」「半年おめでとう!」の言葉に乗っかれない自分がいます。
本当に情けないんだけど。

裏切られたと泣いたあの日から、約10ヶ月。
応援してきた日々が無駄だったと泣いたあの日から、約9ヶ月。
そのつらかった日の印象の方が、強すぎて。
実はCDデビュー日の喜びは薄かったんです。
だから今日という日を自分の中で盛大にお祝いする気には、なれなくて。

まだまだリハビリ中なんです。
それくらい、泣いて泣いて泣きまくった。

少しずつ、傷を癒やしていきたいなと思います。
7人でいるジャニーズWESTを見て、笑えるようになれればいいなと思います。
CDデビュー一周年記念日には、心の底から幸せだと感じる自分になっていたいなと思います。

そんなことを考えていた、CDデビューから半年経った10月23日でした。

Myojo 10000字ロングインタビュー 第43回 濱田崇裕(ジャニーズWEST) 感想

こんにちは。
今日、関西地区の本屋さんやコンビニ店頭には新しいMyojoが並びました。
先月のMyojoで『次回は、濱田崇裕が登場!』という予告を見てから一刻も早く読みたかった、だけど「どうせ期待したって本音なんか語りっこないやん、だって濱田やし…」と薄く笑いながら呟きもした、10000字ロングインタビュー第43回濱田崇裕。
期待半分不安半分で、朝の通勤経路にあるコンビニで手にしたMyojoの2014年11月号でしたが。

私なりに思ったことを、やっぱり今日という日に綴っておくことにします。


先月の照史の、まるで血を吐くようなトークとは正反対の、濱田崇裕のインタビュー記事。
一部の人はその表面上の、笑いっていうオブラートに包まれたソフトな語り口に騙されるかもね。
だけどさぁ、濱田さん、嘘つきな人だから。
「辛いときってめっちゃ笑うやん?」という濱田さんの桐濱クリパ12月2日の名言があったっけ。
そう、嘘つき濱田さんは辛いときには笑う人、辛い経験を語るときにも笑いに変えてしまう人。
そんな人がわざと笑いながら明るく語っている、そこに潜んでいる意味に気づかなければ、本当に濱田さんが言いたかったことは伝わらないだろうな…。

面倒臭いこと、しちゃってさ(苦笑)


インタビューはいきなり、カウントダウンコンサートでジャニーズWESTがデビューすることを、初詣の神社で、淳太からの「4人でデビューすることになりました」というグループLINEの文章で知るエピソードから始まります。
状況を把握できなくて、簡単に受け入れられなくて。
“世界中でひとりぼっちになったみたいな感覚”になった、参拝の順番になって“神様に何を祈ったらええんや?”って思った。
その時の彼の絶望感は、私たちになんて推し量れるものじゃないよね。

すごいのは、その少し後の流星からの電話。
「俺はなんとしても(ジャニーズWESTに)入るよ。濱ちゃんも、あきらめんなよ」
…これは。
2014年あけおめコンでのあの流星のハリネズミみたいな雰囲気を「そりゃあツインの片方だけデビューなんて言われたら、小瀧に冷静に向き合えへんよな。トゲトゲして当たり前やわ」なんて思ってた。
違ったね、ピンチに立ち向かって新たな道を切り開こうとしてる男の気迫っていうのかな?そういうやつだったのか。
見くびってて、ごめんなさい。
顔カッコよくて、人気あって、だから苦労知らずでここまで来た羨ましいJr.だから、初めての挫折で子供みたいに拗ねてるなんて思ってごめんなさい。

流星のお陰で、濱田さんも神ちゃんも諦めないというスイッチが入った。
そのことへの感謝を、次に流星をステージ上で見るときに、テレパシー飛ばして伝えたい。


Jr.入りのエピソードとかは、大体知ってることだったなぁ。
お姉ちゃんっ子の濱田さんが、お姉ちゃんの「弟をJr.に入れて、自分のお目当てのJr.に会いたい!」というよくある夢を背負ってJr.に入ったこと。
(このJr.ってきっと小○○貴くんだよね。ふふふふ)
いきなりBOYSに抜擢されて、そのラッキーさも何となく理解してて、それでも深く考えずに“とりあえず、続けとこう”くらいの感じだった時代のこと。
その裏に、BOYSが羨ましくて妬ましくて「絶対に俺もユニットに入ってやるねん」って足掻いたアキト少年がいて、だから今の桐山照史とB.A.D.があるというこの事実。
ふわふわしてたダメダメなタカヒロ少年よありがとう!だよマジで(笑)

そこから、惰性でJr.を続けていた時代について。
照史が起こした、関西Jr.の転機について。
NYCのデビュー、キスマイのデビューについて。
そんなことを色々と語って。

あの、2011年のエピソードへと。


メンバーがドンドンやめていって、という言葉で誤魔化された、あの事件。
「まわりのほうが動揺してたというか、何も言ってないのに“濱田、やめるってよ”とか噂が広まって。河合(郁人)くんに、“ホントにやめんの?”って聞かれましたからね」
…そりゃあね、現役の有名Jr.が起こしたあの事件。
その有名Jr.のシンメである濱田さんがそのままJr.活動を続けられるのか?って。
誰だって、Jr.だって、あのふみきゅんだって、もちろんファンの私たちだって思ってしまうのが当たり前で。

でも、私たちファンの側の、そういうブレてる気持ちが濱田さん本人にも伝わってた。
「ファンのコに変に気をつかわれて、やさしくされたんですね。“私は、ついてくからね!”みたいな。」
「いやいやいや、誰もやめる言ってへんし。やる気満々やし(笑)。」
「ありがたかったんです。でも、気をつかわせてしまった。だからデビューして、安心してもらいたいなって」

濱田担が、一番追い詰められてるはずの当の本人に反対に心配されるって。
どうなのよ。
安心してもらいたいなって、そんなこと濱田さんに思わせるなんて。
どうなのよ。
あのとき、私たちは不安で不安で仕方なくて、たった一人で広いステージに立ってGIVE MEを歌う濱田さんを見て嗚咽を漏らしてた。
そんな濱田担の態度が今となっては情けない。
あの、ステージで大きく息を吸い込んで、ナナメ上の何もない空間をキッと睨んで。
GIVE MEを見事に歌い上げた、あの日の濱田さんに。
ごめんなさい、ごめんなさいと、心から謝りたいです。

“なくなって気づく大切なものってあるよ”という、言葉。
その言葉は、間違いなく、あいつのことを語ったもので。
オーディションで隣同士で、その時にペアを組んでからずっとずっとシンメで、ダンスの相性良くて、声の相性もぴったりで、だから一緒にてっぺん目指そうぜ!って笑いあっていた、そんな唯一無二の相方を失って。
「ひとりじゃ、なんにもできひん。」
「それまでは、ミスしても、笑いに変えてくれた人が隣にいた。」
それに、やっと濱田さんが気づいて。

「だから、もし近すぎて、その価値がわかりづらくなっている人がいるなら、改めてどれだけ大切な存在なのか見つめなおしてほしいし」
「その気持ちを本人に伝えてほしいって思います」
…深いね。

泣いたよ。
泣きじゃくったよ、私。
私が一番濱田担として楽しかった、幸せだった、あの頃のこと。
だけどあの事件があってから、蓋をして心の隅っこへと追いやっていた記憶。
やっとやっと、昇華させられる。
濱田さんからプレゼントされた、言葉で。


次は、2013年の直談判エピソード。
社長の家に泊まったときに、照史・淳太・濱田の3人で「デビューしたいねん!」とお願いした。
しまいには照史が泣き落としにかかったっていうのがリアリティーありすぎて。
「このままじゃ食っていかれへんねん」って、これさぁ~。
カッコ悪い、なんて誰も言えないよね、絶対。
全員がもう20代半ばで、周りはちゃんと大学卒業して就職して会社に居場所があったり、手に職つけてる人は独立を考えてたり、もしかすると結婚して子供が産まれたりする友達がいたりして。
そんな年代の男3人の、切実すぎる、叫び。
痛い、痛い、痛い。

それで。
「いっしょにやってきたコたちがやめんなら、僕もやめようと思ってましたね」
「自分から望んで入った世界でもないのに。でも、この世界で、僕が何か手にしたものがあるなら、それはまちがいなく仲間なんです」
「誰かが欠けたら、俺は続けてくのムリやなって」
そうだね。
失ってしまったあいつはもう戻らないから、あいつと同じくらい大事だと思えるものがもし万が一欠けてしまうのであれば、もうジャニーズに居続ける意味なんてないって考えるのは仕方ないよね。

このメンバーだから。
そう思えるものを自分の手に掴み取って、なのに。
あのカウントダウンコンサート…。


次の日のあけおめコンのリハとコン当日のエピソード。
リハでひとり立ちすくんで。
「リハ抜け出して裏口から外に出てって。なんか地獄でしたね」
そこからの、あけおめコン当日。
「絶対に泣かないって決めてステージに立ったんです。でも、ファンのコが泣いてるのが見えて…。」
「俺の歌で、どんだけ届くかわかんない。それでも、“俺はまだ自分を信じてるよ”って想いを曲に乗せて歌って……」
うん、届いたよ。
私たちの胸に、しっかり届いてたよ。
大阪城ホールの天井席にいた自分、ステージはものすごく遠くて、だけど確実に、届いた。
濱田さんの想いが。
だから私たち濱田担は、濱田さんが夢を追うのを応援し続ける!って決めたんだから。

コンサートの後の仕事がなくて、4人が日生劇場で舞台をするけど、どうする?って聞かれて「出たいです!」って言った濱田さん。
4人の、3人追加への働きかけがなかなか実らなくて、しげに。
「いろいろ動いてくれてるとるらしいな、ありがとな。でも、もうムリやろ。俺、別の道探すわ」
そう告げた濱田さんに、100%入れないとは思わなくていいと思います、と真剣な顔で告げたしげ。
この言葉を聞いて“どんな結果が出ても受け入れよう”“こんな素敵な仲間が、俺たちのために懸命に動いてくれた。”“……悔いはない、って”と思ったんだね。
正直このあたりのことは、ファンには理解できない部分です。
当事者であるメンバーだけしか、本当の奥底の部分はわからない。
ファンがどれだけ必死に踏み込もうとしたって無理な場所というのは間違いなくあって、それは彼らの絆が生み出した場所で。

風向きが変わり、『なにわ侍』の構成を聞いて3人がメンバーに入れるかもしれないと濱田さんは思って。
現実にリンクしていて、たくさんの観客が涙していた『なにわ侍』の最後のシーンはセリフではなく、本当の素の気持ちをアドリブで言っていた。
照史が半泣きで「濱ちゃんが必要や!」と言い、しげが「これで勢揃いやな!」と言って。
涙のたまったみんなの目を見て“この7人で、本当に、本当によかったなって”そう思えた濱田さん。

うん、よかったね。
失ったあいつより、もっと大切な仲間ができて、その人たちとこの先も歩いていけることになって。
よかったね…。

実は歌もダンスも演技も得意で、タレントとしてのポテンシャルが高い濱田さんが何故かジャニーズWESTでは縁の下の力持ちでいるのを好しとしていることを、私は常々不満に思っていたんだけど。
少しだけ、わかった気がする。
この7人でいることが大事だと思っているから、7人でいられるのであれば自分は何だってやる。
道化になることだって厭わない。
そう強く思っているからこその、“ジャニーズWESTのお笑い担当:濱田崇裕”なのかなぁ、って。
それが正しい在り方なのかどうかを決めるのは、濱田さん本人なんだから。
ただのファンでしかない私がとやかく言うことではなくて。
彼の歩んでいく道を見守ること、それが私ができるたった一つのことなんだな、って。
そんなことを考えて、ふうっと溜息をつきました。


そしてラストは、今後の展望について。
「演技面をしっかり磨いて、誰もできないような役を30才超えたくらいでやりたい」
「新しい時代を、新しい分野を、この7人で切り開いていきたい」
キラキラしてる、大きな大きな夢。
そんな夢を淡々と、落ち着いたトーンで語ることができるポジションにいる濱田崇裕という人は今、きっとものすごく幸せなんだろうね。
「辛いときってめっちゃ笑うやん?」と言う人が、笑いでお茶を濁したりしないで真剣に未来の夢を語る。
それは、幸せだという証拠だよね。

4人でのデビューを知らされた初詣で、どんどんどんどん気分が落ち込む中で引いたおみくじの大吉は間違いじゃなかった。
「願い事ってとこに“待てばかなう”と書いてあったんです。すごいでしょ!?」
「でも、待つのはもうしんどいんで、これからは、自分から夢に向かって走ってこうって思います」
「この7人でいっしょに」

メンバーが自分のことを指して「濱ちゃんが必要や!」と叫んでくれる、幸せ。
その幸せをぎゅっと抱きしめて、その幸せをパワーへと変えて濱田さんは、5年10年先の夢に向かって走っていくんだなって。
それがわかった濱田さんの10000字ロングインタビューでした。


まだまだたくさん、語っていないことがあるよね。
語れないことだらけ、それが濱田さんのJr.人生だもん。
でも、もう過去は振り返らなくてもいいのかもしれない。

大事なのは、“これから”なんだから。

in大阪収録日の夜の、ひとりごと

深夜だから、ひとりごと、許してね。

残念ながら私はNHK大阪さんからのご招待状が届かなかったので、少年倶楽部in大阪2014の情報をお留守番しながら待ち侘びていました。
ヲタ友ちゃんの何人かが入る予定だったしフォローさんにも観覧参加者がたくさんいらっしゃったから、本当に楽しみに待ってたんです。

ジャニーズWESTの魅力を存分に伝える、そんなin大阪2014を。

いざ収録が終わって、TLに流れ出したレポをどきどきしながら目で追うものの。
その中のかなりの割合を占めていたのは。

久々に旧B.A.D.の2人が歌うコワレソウを聞けてテンション上がった!
とか。
東西熱血バトルの西チームが優馬くんと旧7WESTの5人で嬉しかった!
とか。
旧7WEST曲も歌ってほしかった!
とか。
個人でも濱田さんはBattleを歌わせてもらえて良かった!
とか。

もう過去でしかないはずの、そういった括りとか曲とかに沸く声。

えっみんなそれに盛り上がるの?ってショックだった。
私個人の考えでは。
まだ旧B.A.D.やBOYSや7WESTの曲を引っ張り出していい時期ではないって思ってて。
そういった曲や昔のメンバー括りでのコーナーに時間を割くよりは今のジャニーズWEST関連、例えばCriminalの2番まで歌って神山くんのカッコいいソロを披露するとか。
でなければ旧ユニットの括りには捕らわれない組み合わせ…桐山小瀧とか、淳太神山とか、濱田重岡とか、そういった新鮮な絡みをコーナーで見せるとか。
今だからこそ出来る企画、ってのをin大阪では見たかったんだけど。
全く違っている巷での反応に愕然としてしまいました。

だって、過去の遺産からは何も生み出せないじゃないですか…。
まだデビューしたばかりで、だから現在のジャニーズWESTのカッコ良さ、素敵さ、そういった魅力を伝えるべき場なのに。
そうではない、目先の盛り上がりだけを企画側が狙った選曲やコーナーに対する感想が「B.A.D.担歓喜!」とか「優馬WEST担勝利!」とかで、そこばかりクローズアップされてる。
そんなTLを眺めながら。
結局ジャニーズWEST担はバラバラのユニット担が寄せ集められただけの烏合の衆でしかないのかな?って悲しくなりました。

だって濱田担には元の在籍ユニットなんてもう存在しなくて。
だから居場所は、ジャニーズWESTしかなくて。
ジャニーズWESTという、やっと濱田さんが勝ち取った場所を大事に大事にしていこうって、そう心に決めてるのに。

想いは、違うんだなぁって。
切なくて。

きっとジャニーズWESTのメンバーは、過去は過去として綺麗な記憶の中に大切に取ってあるんじゃないかなあ。
その上で、過去と決別して今はジャニーズWESTメンバーとしての自分を確立するために色々模索してるんじゃないかなあ。
って、エスパってみる。

ファンの側と、メンバーとの乖離。
立場の異なるファンとファンとの乖離。

難しいね。

そんなことをつらつらと考えている少クラin大阪2014収録日の夜の、ひとりごとなのでした。

なにわ侍千秋楽を終えて。

お久しぶりです。
月に1回未満しか更新しないこのBlogに存在意義ってあるのかな?と最近は考えていたのですが。
本当の意味での『日記』として自分の想いを書き残しておく、そういった使い方もできるんだなーと思ったので。
今回は超個人的な“チラシの裏の落書き的日記”として記事を更新してみます。

身近なお友達なら、めでたくジャニーズWESTとして濱田さんのCDデビューが決まったにも関わらず私のテンションがあまりにも低いことに首を傾げていることかと。
なにわ侍千秋楽を終えて、そして今日松竹座で関西ジャニーズJr.が新体制となって、つらつら考えて。
「あ、そっか…」とテンションの低さの原因にやっと気付いたんです。

私の中ではまだ、12月31日から1月1日にかけてのカウコンショックが現在進行形で続いているからか。
自分の情報収集能力をフルに発揮して、諦めかけて、それでも「もしかしたら」ってすぐにカウコンに飛べる全ての手段を実は完璧に整えていて。
だけどやっぱり当日になって、手数料払って交通手段やら何やらを泣きながらキャンセルして。
カウコン中継が始まる時間、どん底の気分でテレビの前で座ってた。
放送終了中、あの4人が画面に映し出される度にキリキリ胃が痛くて。
ジャニーズWEST4の発表の瞬間には本気で吐きそうになって。
そんな12月31日から1月1日でした。

あけおめコンを自分の目で見て、その結果1月はひたすらSHARKに逃げて。
だけど、どうも1月の途中から雲行きが変わってきた。
一縷の望みを抱いて、また情報かき集めて。
アイドル誌の掲載情報とかなにわ侍グッズ情報とかに翻弄されつつも、最後の希望に縋りついて。
きっと2月には日生劇場で濱田さんの姿を見られるって自分の中で確証が持てるようになって、それに関する発表はきっと2月日生千秋楽に違いないって踏んで。
なにわ侍初日の2月5日、本当はものすごーく日生に行きたかったんだよ。
だけど自分がメインで発表しなければならない会議がその日にあって、いい年した社会人としては仕事を投げ出すわけにもいかなくて。
プライベートな事情もあって。
「仕方ない、初日は諦めよう。その分千秋楽に期待しよう」って気持ちを整理して。

そうしたら、ジャニーズWESTは7人体制でデビューすると初日に発表。

本気で絶望した。

勝手に、そう勝手にだけど。
「濱田崇裕がデビューをファンの前で表明するその瞬間、絶対に自分は彼と同じ場所にいるはずだ」ってずっと信じてた。
それは私にとって当然の権利で。
だけど結果的には、家で置いてけぼりになってる自分が、そこにいた。

絶望するしか、ないよね。

淡々と、雑誌社や芸能リポーターやそして日生にいた幸せな人たちが落とすツイートをRTし続けて。
今思うと頭の中が真っ白になってて、黙ってRTする以外に何もできなかったんだと思います。

多分ね、長い長い12月31日を終わらせることができる手段があるとしたら、日生初日に客席の最後列の隅っこでもいいからその場に私がいることだけだったんです。
仕事が休めなかったのは私の個人的事情。
事務所やタレント様は私の事情なんて知ったこっちゃなくて、誰だって色々な都合がある中でなにわ侍初日に日生に駆け付けて感動的瞬間に立ち会えたファンの人はその人の判断が正しかったということで。
悪いのは私、私なんだけど。

今は、私にできる範囲で精一杯濱田崇裕を応援してきた全ての年月が全否定された気分です。
デビュー発表のその時はもう二度と戻ってこない。
取り返しがつかない。
だからもう、ただただ泣くしかないんだけど。
私のこれまでって何だったんだろう、無駄でしかなかったのかな。
そうとしか思えない。
これは、どんな身近な友達に何を言われたって私の気持ちの整理がつかない限りは変わらない想いです。

せめて、なにわ侍千秋楽に何らかのコメントとかがあったら、ね。
少しは解決の糸口が見つかったかもしれないけど。
実際は千秋楽公演は何の発表もなくサラッとしたもので。
カーテンコールで濱田さんから心に響く特別な挨拶があったわけでもなく。

やっぱり、まだ私の中では12月31日が終わってない。
もうカレンダーは3月になっているのにね。

あまりにも大人としては情けない、まるで駄々っ子が暴れてるみたいな自分の心中から目を逸らしていたけど。
どうやらそういったことみたいです。
馬鹿みたいなんだけど、自分でもどうしようもなくって。
「あぁ、あの時はそんなつまんないことで悩んでいたんだな」ってこの日記を数年後に読んで笑い飛ばせるようになっていればいいんだけどな。
そう、願います。

SHARK第1話・第2話雑記

ハッと気付いたらもう1月末になっちゃいました。
カウコンでのジャニーズWEST発表からあけおめ突入、そしてSHARK放送開始と怒涛の日々だったのに全くBlog更新してないというね…。
Twitterというツールに慣れるとBlogで文章を綴るという作業が面倒になっちゃってダメだわ。
だけど全くTwitterとBlogは別物なので、たまにはこっちでも語らなきゃなー。
ということで、遂に放送開始となったSHARK第1話・第2話についての雑記など。

エキストラに参加したお友達などからちょこちょことこぼれ話を聞いたりして、放送日を首を長くして待っていたSHARKというドラマ。
だけどねぇ、それはジャニヲタとして楽しみにしていたって意味で。
内容に関しては「どうせ深夜枠のアイドルドラマでしょ?ま、それなりに面白ければそれでいいわー」程度にしか期待してなかった。
蓋を開けてみたら、嬉しい誤算だったけどね。
そりゃあ低予算の深夜ドラマだし、キャストはデビュー組皆無でオールJr.っていうハンデ持ちだからゴールデンのドラマと比較すればちゃちな作りだけど。
監督さんとか脚本家さんが、真摯に作品に向き合って作り上げていこうという姿勢がドラマのあちこちから垣間見えるし。
それより何より出演者の意気込みみたいなのが画面から伝わってきて、演技面ではもちろん荒さが目立つんだけど勢いでドラマの最後まで一気に見終えることができる。
これはもしかしてもしかすると最終話までに大化けするドラマなんじゃないの?
若いジャニヲタだけじゃなく、大人が見るに耐えるレベルのドラマじゃないですかーやったあー我が軍の勝利!
ってなもんでw

濱田担の私としましては今濱田さんが置かれている状況という背景があるから、海くんの境遇とかワンダーレコードの吉村さんやホマレダプロの真島さんの台詞にグサグサきちゃうんですが。
社会人視点から見ると、吉村さんや真島さんの言うことが一々ご尤もで「うー…確かにそうなんだよなー」と呟いちゃう。
ここまでドラマの設定に引き込まれるってこれはもう、SHARKというドラマにどっぷり嵌っちゃってるってことなんだろうなあ。
あっちの戦略にまんまと引っかかって悔しいなあw
私以外のジャニヲタ友とか、職場の先輩(セクゾ担の娘さんと一緒に見ているらしい)とかも「続きが気になる!楽しみ!」と言ってくれるんだから。
SHARKはいい大人をも夢中にさせるドラマと言っていいですね。

で、私の住む関西では22日に放送された第2話をリピリピしていた今朝思ったこと。
ドラマの中で瑞希に対しては『太陽』、和月に対しては『月』という言葉が代名詞みたいになってるけど、それは何でなんだろう。
そんなことをつらつらと考えていたんですね。
で、ふと思いついたんだけど、『太陽』である瑞希はメジャーシーンで輝く存在であり、『月』である和月はインディーズにおいて輝いていた存在だということを暗喩しているのかな、なーんて。
じゃあ海は一体どういった存在なのか。
一加の台詞に「強い光は周りを照らすと同時に、深い影をも作りだしてしまうのだ」というものがあるけど、瑞希という強い光を持つボーカルの加入を切望する人々を見て海の心が傷付き、闇を生んだことは事実で。
だけどそれで終わってしまう海でないって思うんです。
ギターの海はピカ一で、SHARKへの愛も人一倍。
「SHARKは俺が守るから!俺がSHARK守るから!」という海の台詞に涙したのは私だけじゃないはず。
そんな海を表すとしたら『ミラーボール』という言葉になるんじゃないかな。
暗闇ではただ静かにひっそりと沈黙しているだけのミラーボール、だけど反射する光を得た途端にキラキラと輝きだすよね。
そしてミラーボールが反射した光は一層輝きを増して光を発する大元を照らす。
まさに海と瑞希の存在そのものじゃない?
海の代名詞のミラーボールは、スチール製なんかじゃなくきっとプラチナ製で出来てるんだろうな。
プラチナはスチールとは違って希少金属、SHARKの核となるべきで欠かすことのできない海にピッタリでしょ?

こうして夢中になっているSHARKの今後の展開が楽しみで仕方がありません。
首都圏ではもう明日の深夜に第3話放送、東京在住SHARKファンから流れるであろう呟きで埋め尽くされるTLとオンデマンドでの放送を待ちわびる25日土曜日になりそうだわ。
第3話を見たらまた私はTL荒らしに勤しむんだろうな!
うううう、早くSHARKの第3話を見たいよおおぉぉと唸りながら、久々のBlogを書き終えることにしますね。