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濵田崇裕さんのあれこれとか。X→@hamataka1219

私にとってのターニングポイント【ジャニーズWEST ラッキィィィィィィィ7 福岡24日1部】

ラキセコン@マリンメッセ福岡、24日1部公演のお話しをしたいと思います。
ただし、感動的な公演内容についてのレポではありません。
それは既にTwitterやBlog等でたくさんの方が語っておられるので不要ですよね。
このBlogは“私という一ファンが、どのように24日1部公演に臨んでどのように心が揺れ動いたか”の個人的記録です。
 
数日前から天気予報では「23日から24日にかけて九州地方を中心に数十年に一度の大雪」と繰り返されていて。
23日、地元を発つ時点ではうっすらと空は晴れていました。
この分だと福岡へ行くこと自体は問題はないだろう、しかし果たして24日は自宅へ帰るための交通機関は動いているのか?それ以前に23日夜から24日朝にかけて荒天となった場合に24日のコンサートは開催されるのか?などとぐるぐる考えながら旅行用バッグを抱えて新幹線に乗り込み。
行きは難なく福岡着、プチ観光もしてその後ラキセコン23日公演を楽しみ、そして公演後はお友達との飲み会で大いに盛り上がって。
夜11時過ぎに飲み会がお開きとなった時には空からひらひらと舞い落ちる白いものが積もり始め、空気は露出している部分の肌を切るように冷たくて「明日は一体どうなるの…」と暗澹たる思いでした。
 
24日朝、お友達と一緒に泊まっていたホテルのカーテンを恐る恐る開いてみるとそこは静まり返った銀色の世界。
交通至便な博多駅近くの宿、通常なら目前の道には多くの自動車が行き交っているはずなのに歩いている人以外の車両はほとんど見かけることがなく。
「これは…思った以上だ…、早めに行動しないと開演に間に合わない!」
お友達とホテルのお隣のカフェでモーニングセットをそそくさと食べ、マフラーや手袋で完全装備して駅前のマリンメッセ行きバスの列に並びました。
かなりの時間バスを待ちましたが、無事にバスに乗り込むことができてそれなりの時間に会場に到着。
後から知った話ですが、これはバスを運行している西鉄の社員の方々の「何とかバスや電車を市民のために走らせよう」という努力の賜物だったそうです。
もし西鉄が降雪を理由に運行していなければ、多数のジャニーズWESTのファンが駅前で難民となっていたことでしょう。
そういった一つ一つの好意が積み重なり、無事に24日の公演が開催されたのだと思います。
本当に感謝の念に堪えません。
 
会場に入ってはみたものの、客席には空席が目立ちました。
当たり前です、博多駅までの電車が雪で立ち往生して中で缶詰になっている人や、バスやタクシーに乗り込むことができず必死で徒歩で会場を目指している人が少なくなかったのですから。
何とか定刻までに会場入りできたファンにしても「急遽中止になったりはしないのだろうか」という心配事を抱えたままで。
開演時間が過ぎても延々と続く注意事項のアナウンスと歌なしのジャニーズWEST曲カラオケ音源、そしてそこで起こったのが『ファンによる大合唱』です。
“本人不在の誕生会”ならぬ“ジャニーズWEST不在のジャニーズWEST曲大合唱(それも振付込)”が起こったのです。
会場にいたファンが寒さと疲労と不安でみんなしてナチュラルハイになっていたからこその珍事だと思います。
だけど、あの時会場にいた私たちは至って真面目でした。
ある人は立ち上がって、ある人は座ったまま、普段は斜に構えているタイプの髪を巻いたギャルや綺麗なワンピースを身に纏ったOLさんたちまでもが本気で振付込のカラオケ大会を繰り広げるなんて。
そして私も。
10代メインのジャニーズWESTのファン層の中では肩身が狭い年齢ということもあり、普段はアンコール期待の手拍子くらいはしても声を出すなんて恥ずかしくて…というタイプのファンなのですが、この日ばかりは隣の席にいる同世代の友達と一緒に思わず粉もんを口ずさんでいました。
会場のファンがええじゃないかと粉もんをフルで歌い踊り、どこからともなく「歌い切った私たちGJ☆」とでもいうような拍手が沸き起こってそれに大笑いしたところで落ちる客電、スロットマシンから滑り落ちて登場するメンバー。
そこで重岡くんが叫んだのです、「みんなの声、聞こえてたぞぉーーーーーっ!」と。
続いて照史くんが「オマエらの歌聞こえてたぞ、オマエら最高やぁ!」と。
外は深々と降り積もる雪、だけどあの瞬間のマリンメッセ福岡は日本中で一番熱い場所となったのです。
 
そしてそれだけではなかった。
神山くんが挨拶の時に空席が目立つことに触れて「その人たちのためにも会場を盛り上げておきましょう!」と言葉にしてくれた。
淳太くんも「来られなかった人もいると思います、また絶対に福岡に戻ってくるから!」と言ってくれた。
この日、家族の反対でコンサートを諦めたり交通機関の乱れで時間までに辿り着けなかった人にも想いを馳せるジャニーズWESTメンバーは素敵だ、と素直に感じたのです。
 
私は所謂『虹色ジャスミン』ではありません。
濱田さんのデビューが決まるまで10年以上もの間、濱田さんが崖っぷちに立たされる度に何度も心が折れそうになりながらも「絶対に濱田さんはデビューするべき人だから。ここで辞めるわけにはいかない、彼のデビューを見届けるまでは意地でも担降りなんかしない!」と気持ちを奮い立たせて濱田担を名乗ってきました。
正直B.A.D.も7WESTも関西ジャニーズJr.の仲間だという意識ではなく、限られたデビューの椅子を奪い合うライバルだという考えしか持っていない期間が長かったのです。
それでも少年たちでの7人括り、その後の7人揃っての露出を見て「あぁ、この人たちが濱田さんと一緒にこの先テッペン目指していく人なのかもしれない」と思い始めていた。
「一緒にテッペン目指そう」と自担に笑いかけてくれた人はもういない、それでも新たな仲間ができたのならば今度こそ後悔なんてしないようにその人たちを私は精一杯応援していこうと思い始めていた。
その矢先に、あのカウコンでのジャニーズWEST4発表。
もう何も信じられないと思いました。
もう誰のことも信じないと決めました。
それから2年の月日が流れましたが、今でも私の心は凍り付いたままです。
東京ドームで4人(小瀧くんは年齢不足による観覧だったのでマイクを握っていたのは3人でしたけど)で歌ったええじゃないかは世界で一番嫌いな曲のまま、今でもコンサート会場でええじゃないかを楽しく歌うことは私には無理です。
唇を噛み締めてええじゃないかが終わるまで立ち尽くすことしかできない。
それでもマリンメッセ24日1部では、ステージ上で全開の笑顔を振りまきながらええじゃないかを歌うメンバーを優しい気持ちで見つめることができた。
一糸乱れぬ振付を披露する客席のファンたちのことも温かい眼差しで見守ることができた。
 
24日1部に生み出された、重岡くんの名言。
「忘れられないライブになる予感がしてます。これで俺らが返せへんかったら、男が廃るっていうか。アイドルが廃るっていうか!」
「生きてて良かったなって思う瞬間があるじゃないですか、それがまさに今日の幕が上がる前でした」
「俺たち、まだまだ上行きたいし行けるって思ってるから。これからもよろしくっ!」
これらの言葉、多分福岡に行く前の私なら張り巡らされている心のバリアが跳ね返してしまっていた気がします。
そんな私の心に何故か24日1部のこの重岡くんの挨拶はスッと忍び込んできた。
そしてこの人たちが7人で描いていく夢の形を自分も一緒に追いかけたい、微かにそう思った。
その訳は…。
ジャニーズWESTのメンバーと、雪にも負けずマリンメッセに辿り着いたファンが生み出した熱量によって、凍り付いた私の心がほんの少しだけ溶かされたからだと思います。
 
きっとマリンメッセでの24日1部公演は、頑なに『濱田担』だと名乗り続ける私にとってのターニングポイントになることでしょう。
この先「私はジャニーズWESTのファンです」と胸を張って自己紹介できる日が来るとすれば。
それは間違いなく、24日1部公演のお蔭だと思います。

ジャニーズWESTのホームグラウンド

ジャニーズWESTの皆様、ラッキィィィィィィィ7コン大阪公演&横浜公演お疲れ様でした。

社会人の悲しさ、年始早々平日に有休突っ込むわけにもいかずに私は現時点では1月3日城ホのみの参戦ですが。

それでも充分に幸せをもらいましたし、横アリ公演はヲタ友からの報告やTwitterに多数流れるレポで脳内補完して楽しみました。

今回自分の目で見たことにめぇコンやパリピポコンで思ったことを加えての思いを…。

 

私は関西人で、まだジャニーズWESTの兄組メンバーが関ジャニ∞のバック仕事だけをしていた頃の松竹座からずっと今まで彼らを追ってきているファンです。

だから今でもジャニーズWESTのホームは絶対に大阪だと思っていて、松竹座は聖地だと思っていて。

ぶっちゃけ、大好きなジャニーズWESTをデビューできるところまで押し上げたのは関西のファンの力だ!と主張したい。

主張したいんだけど。

 

今回のラキセコン、城ホよりも横アリのほうが断然歓声が大きかったと。

そういう話を聞き。

パリピポコンでも、ジャニーズWESTとして初めて訪れる地方会場のほうが盛り上がっていたと。

自分自身が飛んだ地方公演でそう思い。

本当にジャニーズWESTのホームは大阪なのか?

そんな疑問を持ってしまったのです。

 

いつも拝見しているTwitterアカウントの方はよく「DVD収録は大阪や神戸じゃなくて横アリがいい」と呟いていらっしゃいます。

また別の方は「城ホ公演で声が出ていないこと、着席率が高いことが悲しい」と仰っています。

元々関西担だったわけではなく、たくさんのデビュー組や東ジュに好きな人がいてそれらと並行してジャニーズWESTの応援をしている友達の大多数は「入るなら城ホより横アリ」と言っていて。

実際に自分が大阪と横浜両方の公演に入ってみると、全力で盛り上がれるのはホームである城ホではなくアウェイのはずの横アリだったりなんかもして。

愕然としてしまう…。

 

今回のラキセコンで久々にジャニーズWESTを見たお知り合いがいるんです。

応援していたのがジャニーズWESTのメンバーと同時期に活動していた関ジュで、その人が辞めてしまって、それを機に他のジャンルの趣味へと流れていった。

でも今回久々に横アリでジャニーズWESTを見て新鮮な驚きを感じたみたいで。

「松竹と全然違うね、バック担の姿をあまりにも見なくてびっくり。こんなに少ないなんて」
ジャニーズWESTへの歓声がやばいレベル。関西担がこんなに声出すの?ってあんぐり」

「関西担ばっかりじゃないんだね。もうデビュー組として新規のファンが付いたんだなぁと感慨深かった」

 

ブランクがあるからこその感想だなと思いました。

首振り地蔵の松竹金縛り担しかいなかったジャニーズWESTが、ウチワなんてかなぐり捨ててこんなに声を出してくれるファンを付けるなんてすごいね、って。

最後にそう言ってくれて。

だけどそれは実は横アリだけだよね?

今回の城ホも相変わらずの着席率で、規定外ウチワやカンペウチワでピンポイントファンサ狙うファンをあちこちで見かけて。

お世辞にも盛り上がっているとは言えなかった。

 

そんな城ホを、ホームだって呼べる?

 

生粋の関西育ちの関西担からジャニーズWESTのファンになった者としては悔しくてたまらないけど。

「すごい声出てるな!今までで一番声出てるな!」ってメンバーが全開の笑顔で横アリで叫ぶなら、もう既にそこが彼らにとってのホームなんじゃないのか、なんて思ってしまった。

 

ジャニーズWESTがデビューしても彼らのホームが大阪であることを疑いもせず。

Jr.時代から応援してきた関西担が彼らに一番近いファンだと信じていて。

そんな浅はかな思い込みがこんなに短期間に、それもいとも簡単に覆されてしまったことにショックを受けて、今身動きできなくなっている自分がここにいます。

 

私や、私と似たようなことを感じて立ち竦む元関西担を見かけたら、きっとジャニーズWESTのメンバーは優しいからニコニコしながら「俺らは昔と何にも変わっとらへんで」と言ってくれるだろうけど。

たくさんの新しいファンに囲まれ、その新しいファンたちが巻き起こすウエーブの中で輝く彼らを見てしまったら。

物理的には最初から手の届かないアイドルである彼ら、だけど気持ちの面では勝手に身近に感じていた彼らが、デビューして大阪ではなく遠いところへ行ってしまったようで。

自分たちを見捨てて離れていってしまったようで。

そんなつまらないことで一方的に距離を感じ、デビュー前からのファンは応援していたグループのデビュー後数年で立ち去っていくのだろうか、なぁんてね。

そんなことを考えたりもするのです。

 

すぐに名古屋、広島、福岡とラキセコンが各地方で開催されます。

その中の何箇所かには私も足を運ぶので、自分の身体であれこれを受け止めてゆっくりと“今現在のジャニーズWEST”について考えようと思っています。

大阪マラソン2015観戦記 ~ナニワの風に吹かれて~

※このBlog記事は一般的なマラソン観戦記ではなく、大部分を“ジャニヲタが応援しているジャニタレを丸一日大阪マラソンで追いかけ回した記録”で占めているのでご注意下さい。
 
私はマラソンや駅伝といった陸上競技の観戦がかなり好きな人です。
ラソン界にも公務員ランナーの川内優輝選手というご贔屓さんがいるし、年末の都大路や年明けの箱根路ともなるとテレビにかじりついて離れず「いい加減、駅伝見るのやめたら?」と家族に迷惑がられる人です。
しかし何故か“自担(=応援しているタレント)がマラソンを走る”という選択肢が自分の中には無かった。
私が応援しているジャニーズWESTの濱田崇裕さんという人は脅威の体脂肪率3.8%を誇り、「食っちゃ寝しても痩せていく」とダイエットに悩む私も含めた世の女性たちを敵に回すかのような発言をしれっとして、筋トレマニアなくせに気管支が弱くてすぐに風邪を引いてしまうという、およそ長距離ランナーには向かないタイプの人。
瞬発力が必要とされるスポーツは器用にこなしそうだけど、マラソンなんてとてもとても!
そう高を括っていたところに、濱田崇裕さんのBlog『な・に・わ・ぶ・誌』9月16日更新分に不穏な内容が記載されていたのでした。
「おれが今やっている過酷なトレーニングはいずれわかるよ。」「みんな、その姿を見るときが来るから!」
…何だかイヤな予感がする。
周りのジャニーズWESTメンバーにどんどん舞台やドラマのお仕事が決まっていく中、干されてるの?とボヤきたくなるくらいピン仕事がやってこない自担にやきもきしているところに、これ。
ものすごくイヤな予感しかしない。
えっと、体当たり系のとんでもお仕事、来ちゃいますかーーーっ?
すると9月24日のスポーツ紙には「ジャニーズWEST中間淳太(27)濱田崇裕(26)神山智洋(22)が大阪マラソン(10月25日)に出場することが23日、発表された」の文字が踊っていたのでした。
 
私が切望しているお仕事は、濱田さんの演技仕事です。
彼の演技に惚れて、加えて彼の歌声やダンスに惚れてファンをやっている私にとって『大阪マラソン出場』はぶっちゃけ、がっかり仕事でしかなかった。
身近なヲタ友たちとの会話内容は
「別に走ってる濱田くんを見てもねぇ」「マラソン応援とか…ダルい…」「大阪マラソンなんて言われてもテンション上がらないし~」
こんな感じでした、そうですファン失格です。
自担が正面から取り組もうとしているお仕事に対してケチをつける、ファンとしては最低ランクの所業です。
ぶっちゃけ大阪マラソンの直前まで、宿の手配はしない・コースは調べない・自分たちの行動予定も立てないというトリプルやる気の無さでした。
そのまま当日朝それなりの時間に大阪市入りして、ふら~っとコースのどこかで立ち止まり、一応ガンバッテーと声をかけ、その後はゴール地点で何となくお出迎えすればいいかな、みたいな。
ところが中国人爆買いツアーのせいでホテル難民多発の大阪市内なのに、大阪マラソン観戦にとっても便利そうなホテルをキャンセル明けで奇跡的に押さえることができてしまった。
ホテル代を払ってまで大阪マラソンを観に行くならそれなりに観戦プランを立てなきゃならないかな…?とお尻に火がついたのがマラソンの3日前でしょうか。
そこからは流石長年ジャニヲタをやっている歴戦の兵、忙しい仕事の合間を縫って予想タイムと観戦場所の対応表を作るヲタ友・ヲタ数人のスケジュールの摺り合せLINEを飛ばしてくれるヲタ友・過去の大阪マラソンの映像を某動画サイトで拾ったり出場者Blogを漁って応援しやすいポイントを探すヲタ友。
なーんにも考えてなかったくせに、大阪マラソン当日にはかなり手の込んだ応援プランが出来上がっていたという。
曲がりなりにも少しばかりのやる気が出たのは、淳太くんの本気のサブ4発言や神ちゃんの膝の故障報道、そして濱田さんがBlogの中で「みんなに勇気を届けます。」とファンに語りかけていたから。
そこまでジャニーズWESTメンバー3人が自らを追い込む理由は何だろう、自担が「勇気を届ける」って言ってるけどどういうことだろう、彼らが本気なのであれば…その本気、というものを自分も直で感じたい。
それだけが理由だったように思います。
 
さぁ、いざ出陣!大阪マラソン2015へ! 
 
 

木枯らし一号が吹いたとかで肌寒い大阪の朝。

早起きして大阪マラソンのスタート地点である大阪城公園へ足を運んだものの、実際にマラソンを走るランナーさんたちと警備やボランティアの方々、あとは同じ穴の狢であろうヲタの姿がちらほらとしかなくがらーんとしているんですけど~。

見たところ、3万人以上が出走する大規模マラソン大会のせいかスタート地点はランナー優先で応援はあまりし易そうとは言えない作りになっている。

「スタート地点…ここで見る必要、あるかな?」「いや、捨てよう。もっと良さそうな場所で待とう」

一瞬にしてスタート地点を見限り、目をつけてあった場所へと移動してまずは朝マック…って、おーい!

色気より食い気を実践しているうちにあっという間にスタート時間となり、大阪城公園からさほど離れていないポイントでマクドinしていた私たちは慌ててコースへと戻ったのですが。

え~、スタート直後だからランナーだらけで、こんなの動体視力が余程優れている人じゃないとお目当ての選手なんて見つけられないよぉ(汗)

あわあわしているとどこからともなく起こった歓声と「あれじゃない?」「あっ、いた!」などのヲタの声。

えっ、どこどこどこどこ…?どこぉーーーーー?

隣にいるヲタ友が「あっあれ!あの白いシャツ着てる頭!」と指を指して教えてくれなかったら、私は濱田さんの後頭部すら拝めずこのポイントでの応援を終えていたことでしょう。

口の中に朝マックの濃い味付けの余韻を残しながら呆然と立ち尽くす私とヲタ友。

「これは大変だ、予想以上に大変だ」「全然判らなかった…淳太くんはもう通り過ぎたってこと?」「ダメだ、別のポイントに移って次こそは濱田さんの顔を見ないと」

そそくさと第一ポイントを後にして地下鉄の駅へ足早に向かい、自動改札にエンジョイエコカード土日祝料金600円を突っ込む。

この1日乗り放題券で最終的には10回も乗降したよ…これをここまで駆使することはもう後にも先にも無いような気がします、ありがとう大阪市交通局

…いやそんなことはどうでもいい。

最初のポイントでの応援大失敗により、不安に駆られて思わず無口になる私たち。

次のポイントの最寄り駅で地下鉄を降り、マラソンコースと沿道とを仕切るテープ最前列で立てるポイントを探して歩き、駅から徐々に離れていく。

「お、ここなら一番前に立てるね」「見易いからここにしよっ」と人並みがバラけた場所で張られたテープの前に横一列に並び、ふと顔を上げると…。

向かいの往路側沿道にMBSのテレビクルーと…日の光に透けて髪の毛が金金に見える若い男の子2人。

って!ヲイ!

「ちょ、あれ!あれ!」「ほえ?」「つーいーんーーーなんでこんなところにーーー!」

ボキャブラリーが崩壊し、思わず平仮名で喋ってしまういい大人ヲタたち。

走ってくる淳太くん・濱田さん・神ちゃんを応援する画を撮影するために、テレビ局のスタッフ数名と共に流星とのぞむぅがそこにはいたのでした。

ツイン登場に喜ぶより何より「ツインとテレビ局が動いたらジャニーズWESTの誰かが来たってことだよねぇ」「往路で把握できたら、復路側で見過ごさないで済むっ」「良かったああぁこれで後頭部しか見れないってことが今回は無いわ」なんて口々に叫んでおりました。

…ごめんなさい、所詮私たちは濱田担。

勿論淳太くんも神ちゃんも全力で応援する所存です、そしてツインや他メンバーも自担たちの応援に来てくれて涙が出るくらい有難いと思っています、だけど何より自担なのっ!

実際に思った通りで、往路側のツインの動きに目を配っていたお陰でやがて走ってきた淳太くんをばっちり目視で捕獲。

「きゃー淳太くんー」「淳太くーんっ」「ファイトぉー!」と声援を送ると、いくら序盤とは言っても疲れているだろうに、キラキラのナニワの王子様スマイルで沿道の私たちに微笑みかけて下さった。

ひぃ!(撃沈)

「淳太くん、完璧なアイドル顔で走ってたねぇ」「すごい~走ってるのに顔崩れてないとか」「あの人プロすぎるんだけど」

驚愕しました、本当に。

淳太くんという人が安定してジャニーズWESTのフロントメンバーとして活躍するのは、その意識の高さ故なのだと改めて思い知らされました。

この後も何回か淳太くんに頑張れと声援を投げかけましたが、その度にあまりにも素敵なジャニーズタレント様の姿を見せつけてくれて。

プロフェッショナルジャニタレとして生きる淳太くんの在り様に繰り返しびっくりし、そして感動するんですよね。

淳太くんの素晴らしさについて声高に濱田担たちで語り合っている間に今度こそ濱田さんが走って来て、メガホン振り回して濱田さんに何かを叫ぶ流星とか、給水給水と濱田さんに飲み物を押し付けて嬉しそうにキャッキャするのぞむぅというあまりにも可愛いツインの姿が目に入ってまたもや撃沈。

そして目の前まで走ってきた濱田さんに「濱ちゃーん」「濱ちゃん濱ちゃん頑張れーっ」と大声を掛けるも、私たちの反対側にテレビカメラがあってそちらに構っていたために沿道には目もくれず走り去っていきました。

でもいいの、残念なんかじゃないの、私たち走っている濱田さんの顔をはっきり見てそして応援できただけで満足だから。

ほくほくしながらその場所(と向かい側にいるツイン)を後にして、またもや次のポイントまで移動したのでした。

 

ここまでで気付かれたでしょうか、私たちは神ちゃんの姿をこの時点では目にしていません。

神ちゃんは膝を故障しているから完走が目標、下手したらドクターストップがかかって棄権するかもしれない。

だから神ちゃんを待っていては次のポイントでそこそこの調子で走っている濱田さんを見ることができなくなってしまう。

…そんなことを考えてた。

まさか途中で鬼気迫る勢いで走る神ちゃんに急激に調子を落とした濱田さんが抜かれるなんて思っても見なかった。

きちんと濱田さんの姿を確認したこの時点では濱田さんはそこまで不調だとは感じさせなかったから。

後になって私は、この時神ちゃんという人を見縊っていたことを深く深く恥じることとなります。

 

さて、地下鉄でさくっと次のポイントへと移動。

これまた駅からてくてく歩いてかなり離れた場所で絶好の応援ポジションをキープし、ペースダウンしてきたもののまだまだ順調にピッチを刻みつつカッコいい顔キープしたままの淳太くんに再度声援を送って。

だけど、淳太くんが通り過ぎてから待てども待てども濱田さんがやって来ない。

遅すぎる…どうしたの?何かあったの?と若干暇を持て余しながら待ち続け、日陰に立っていたこともあり木枯らしにすっかり体温を奪われて寒くて寒くて堪らなくなった頃にやっと濱田さんの姿が。

「濱ちゃん…足曲がってない、よね?」「曲げられないっていうか、コンパスみたいになって足伸ばしたまま歩いてる…」「えっ止まっちゃった、屈伸してるけどもしかして立ち上がれないの?」

まだ半分を超えた程度しか走ってないのに、明らかに痙攣を起こして思うように動かせなくなっている足。

どうしよう、どうしよう、って何も出来ないくせにそればっかり思って、ただただ焦って勝手に涙ぐんで濱田さんを見つめる私たち。

でもね、そんな私たちが「濱ちゃんファイトーーー!」「濱ちゃーん」「濱ちゃん大丈夫なのーーー?」と声を枯らして叫ぶと。

しっかり私たちのほうに目を向けて、うんって返事して。

大丈夫やで俺は、って感じで微笑みを浮かべて、頷く。

一人の友達は泣いてました。別の友達は手のひらを神様お願いポーズにして願ってました。

私たちなんて無視しちゃっていい、沿道にいるファンや一緒に走っているランナーさんから何かを求められても笑顔で応じなくっていい。

それなのに、それなのに、なんで笑うの?一々願い事に応じてるの?

私たちの前を通り過ぎてからも何度も立ち止まり、コースの隅でふくらはぎを擦ったりしゃがみ込んで屈伸したり、膝をポンポンって叩いたり。

ランナーの邪魔にならないようにコースの端っこで立ち止まる、そんな濱田さんを至近距離で見ることになり「しんどそうやなぁ」「大丈夫?」と心配そうに聞く沿道の地元のオッチャンオバチャンや、ちびっ子たち。

その人たちにも「ありがとう、大丈夫です」って一人ひとりに返事して。

何なんだろうこの人…本当に何なんだろう。

痛いでしょ?しんどいでしょ?それなのにどうして…そんな不細工な顔になっちゃってるのに、クシャクシャの顔を一層崩して笑えるの?

 

その答えは。

きっとあのBlogに濱田さんが綴った「みんなに勇気を届けます。」という一文の中に全部埋まってるんだね。

本来はカッコ良く走る姿で沿道の観客に勇気をプレゼントするつもりだっただろうけど。

それが無理になってしまって、それならばボロボロでカッコ悪くても諦めずにゴールに向かう姿で、勇気を届ける。

そう…『与える』ではなく『届ける』という言葉からも、濱田さんの人柄が伝わる気がします。

あったかい濱田さんの想いという布で大切に包んだ“勇気”という宝物を、そっと人々へと届ける。

あぁ、濱田さんにとっても似合うね、濱田さんらしいね。

 

またもや次のポイントへと場所を移す私たち。

前のポイントで濱田さんがなかなか来なかったために、そこでは既に淳太くんは通過してしまっていて姿を見ることはできず。

そして私たちは長い長い待ち時間を過ごしました。

濱田さんも、神ちゃんも待てど暮らせどやって来ない。

そうこうしているうちに神ちゃんが濱田さんを抜き去ったことをTwitterで知り、膝に爆弾を抱えてる神ちゃんの恐ろしいまでの完走への執念と、予想以上に悪いのであろう濱田さんの足の状態を知ることとなります。

そして走ってきた神ちゃんは、無表情ではあるもののキッと前を見据えて歩を進めていて、その眼差しに胸が締め付けられるようでした。

プライドの塊の神ちゃんだもの、出走前からハンデを与えられて「完走できれば儲け物」といった扱いをされることは屈辱的だったでしょう。

だけどそれを口に出さず、自分の走りで周囲のそういった想いを捻じ伏せた。

そんなことは絶対に、神ちゃんにしかできないよ。

不器用だから生き辛いだろう、プライドを守るために不必要に傷付くことも多いだろう、そんな神ちゃんだけど。

いつも本気で生きているそんな彼の生身の姿が彼が追い詰められた時にチラッと垣間見えたりなんかすると、それによって彼のことが大好きになっていくのです。

いつか彼の身を守っているバリアーが綻びて、私たちが神ちゃんの全てを見られますように。

 

神ちゃんが通り過ぎてからしばらくして、やっと濱田さんの姿が遠くに見えました。

前のポイントで目にした時と比べても明らかに足の具合が悪化しているように見えて、この足の状態で果たして完走出来るのだろうか…いや無理して身体を痛めつけるくらいなら…と最悪のことを考えてしまう始末。

でも近付いてきた濱田さんは、言うことを聞かない足を引きずりながらもやっぱりいつもの笑顔でいて。

それどころか、身体は不調かもしれないけれど気力のほうは漲っているようにすら見えて。

あまりにも痛々しい彼の足の状態を見て、濱田さんがジャニーズのアイドルだとよく解っていないであろう人たちも含めてあちこちから応援の声が飛び。

その一つ一つに丁寧に丁寧に返事する濱田さん。

それだけではなく、私たちが見ていないところでも周りを走っていたランナーさんたちが「おい、兄ちゃん大丈夫か?」なんて気遣ってくれていたのではないでしょうか。

きっとそれにも「ありがとうございます」「大丈夫です、頑張ります」と返していたことは想像に難くありません。

だからこそ、私がTweetした

 


@hamataka1219: 「濱ちゃんっ」と沿道から声をかけられるたび笑顔を作る濱田さん。つらいのにね…。そんな濱田さんを追い越してきたランナーさんが「イケメンの濱ちゃん、もうすぐ来るで!」「濱ちゃんしんどそうやけど、ちょっと後ろで頑張ってるで!」と私たちに教えて下さる。市民ランナー内にも濱田軍団結成だね!

 

という光景が生まれたのだと思います。

ジャニーズWESTを知らなかったランナーさんたちの脳裏にも、頑張っている“濱ちゃん”の名前が刻み込まれたのだと思います。

沿道で応援していた皆さん、そしてランナーさんたちの優しさに目頭が熱くなって。

あぁいいなあ、マラソンの応援っていいなあ、大阪マラソンいいなあ!と心から思いました。

 

神ちゃんと濱田さんの不屈の精神というようなものを感じ取った私たちは、彼らが完走することを信じて南港方面へと移動。

淳太くんが見事にゴールテープを切ったという情報が既にツイッターには流れていて、でも神ちゃんと濱田さんにはまだまだフィニッシュゲートは遠くて。

それでも負けずに、たくさんのファンの声に前から励まされ後押しもされ、少しずつゴールへと近付いていく彼らの姿は崇高ですらありました。

大阪マラソンに設けられた各関門閉鎖時刻に怯えつつも何とかそれをクリアして、そしてゴールの制限時間7時間が刻々と迫り、祈るような気持ちで彼らと彼らの周りで走るランナーさんたちを見つめてた。

ここまで来たんだから、必死で頑張ったんだから、絶対に制限時間内に走りきってほしい…と誰もが思っていたでしょう。

そんな私たちの願いだけではなく、40km前後で応援していた地元の方たちが本当に素敵でその人たちの思いも加わって。

ホームセンターで買ったような椅子を持ち込み、先頭ランナーの集団から最後尾で7時間ギリギリラインのランナーにまでずっと声援を送っていたであろうその方たちからの。

「あと2kmやぞー」「もうちょっとやでー」「頑張って走り切れよー」なんて声がいっぱい聞こえるのです。

ランナーさんたちも、もちろん神ちゃんや濱田さんも、その声を聞いて「あともうちょっと!やり抜いてみせる!」と最後の力を振り絞って走り出す。

本当に、それまでやっとの思いでトボトボ歩いていた人たちが、声援を耳にしたら再び走り出すのです。

それを見て、大阪マラソンが掲げている「ランナーで参加」「ボランティアで参加」「応援で参加」という分類は嘘じゃないんだなと実感できました。

そう、ランナーさんだけじゃない。

大会運営に係わったボランティアスタッフや、そして私たちのように沿道で応援していた人々。

その人たちも間違いなく、ランナーと共に大阪マラソンに参加したんです、一緒に走っていたんです。

東京マラソン大阪マラソンが歴史は浅くても広く市民に受け入れられた理由、それは“全員参加型”だからなのか。

あぁ応援に参加して良かった!私も濱田さんと一緒に走ることができたんだ!

むくむくと湧き上がってくる感動にドキドキが止まらず、居ても立っても居られずフィニッシュ地点へと早足で向かいました。

そこはもうランナーの帰りを待ち侘びるファンで埋め尽くされていて、私たちはフィニッシュゲートにはあまり近寄れなかったけれど。

それでも少し離れた場所から自分の目で、濱田さんのゴールの瞬間とジャニーズWESTのみんなに暖かく迎え入れられる瞬間を確認できて。

幸せいっぱいで私の初マラソンである『大阪マラソン2015』は幕を閉じたのでした。

 

42.195kmを駆け抜ける、それは並大抵のことではなくて。

淳太くんと神ちゃん、そして濱田さんが必死で完走を目指す姿にたくさんの感動をもらいました。

そして。

濱田さんから、両手では抱えきれないほどの勇気を届けてもらいました。

 

ありがとう。

 


あなたたちのことが、大好きです。

 

 

 

大阪マラソン2015 公式記録】

    中間淳太:4時間32分3秒

    神山智洋:6時間37分15秒

    濱田崇裕:6時間45分58秒

濱田崇裕の個性 -尖った銀色の光-

ここ数日、濱田担の親しいお友達とぽつりぽつり話していたことがあって。
それをツイッターのほうに書きかけたんだけど、分割された140字の世界では自分の言いたいことを記せないような気がしたのでこちらに。
だからこれはBlogではなく、心の日記帳に書き付けるべき日記です。
ただだらだらと想いを綴るだけの日記です。
 
私の濱田担としての歴史は5人BOYSからスタートして、4人BOYSがあり2人になりそして1人になって…今に至るのですが。
今でも一番好きなのは5人BOYSの男の子たち、だけどパフォーマンスとして最高だと思っているのは実は2人BOYS時代です。
 
2人BOYS時代に関西を背負って立っていたもうひとつのユニット、それはB.A.D.。
B.A.D.を表すとすれば“キラキラ”という形容詞。
それに対してBOYSを表す形容詞は“ギラギラ”でしょうか。
ちなみに、少し後に結成された7WESTを表すとすれば私は“ピカピカ”という形容詞を使います。
松竹座というステージに“キラキラ”と“ギラギラ”そして“ピカピカ”が並び立っていた関西ジャニーズJr.の一時代。
それはもう華やかで、色味の違った輝きが松竹座の板の上で数珠繋ぎになっていて、この人たちは絶対に日本の真ん中へ出て行くだろうと確信してたっけなぁ。
…これは余談ですね。
 
話を戻して。
BOYSとB.A.D.の個性は真逆でした。
底抜けに明るい王道アイドル路線のB.A.D.の歌とダンスは、会場を一体化させる引力を持っていてファンを皆笑顔にさせてくれた。
本当にB.A.D.の2人は昔も今も素晴らしい実力の持ち主だと思います。
じゃあBOYSは?
中合わせに立った、若しくは上手と下手に分かれて立ったBOYSの2人のシルエットが浮かび上がるだけで心臓がきゅううぅっとするような感情に襲われて。
スポットライトが2人に当たり、満員の観客を2人の視線が射抜く。
そしてB.A.D.の色に染まっていた会場を一気にざあああぁっとダークな色に塗り替える、その瞬間!
『Battle』『夢色クロニクル』『Give Me』そして『Love or Guilty』といったBOYSの曲たち。
どの曲を歌っても、踊っても、暗闇を鋭い刃で切り裂くような威力をBOYSは持ち合わせていて、その切り裂いた場所に射し込む尖った光はとてつもなく眩しくて。
私はその光を、会場の片隅から目を細めながら見上げることを何よりも愛していたなぁ…と。
懐かしく思い出します。
 
濱田崇裕という一人のアイドルが持つ個性について考えてみると。
ジャニーズWESTのメンバーとなってからは「優しい」「お笑いキャラ」「マイナスイオン」「オチ要員」等々と位置付けられていて、確かにそれも濱田さんの個性ではあるんだけど。
本来BOYSの濱田崇裕という人が磨いてきた個性とは…歌とダンス、場合によっては『大和三銃士』で見せたような演技によって繰り出される鋭い刃と空間を闇に染める力強いパワー、加えて闇に射す一条の光ではないのか、と。
喩えるならば、日本刀の『銀』の色。
その個性を久々に表舞台へと出せたのが『PARTY MANIACS』の♪君が来ればどこでもParty's on~のワンフレーズでした。
横浜アリーナ初日、あまり濱田さんには興味なさそうだった人たちがそのフレーズを耳にして思わずステージの濱田さんを見上げ息を呑んだのは、それまで知らなかった濱田崇裕の“色”に触れたからでしょう。
ジャニーズWESTがテレビで歌を披露する限られた尺では、濱田さんが持つ独特の個性を発揮できる場所はなかなか与えられないかもしれない。
でも、ジャニーズWESTの7人の中で濱田さんのその個性は唯一無二の物だと確信しているので。
今後ジャニーズWESTが活動の場を広げていくにあたって、その個性を活かせる場所を彼が手にすることを期待しています。
 
暗闇の中鋭角に射し込む銀色の光。
それを濱田さんがファンの私たちに披露してくれることが、確かに存在していたBOYSを、決してメディアで取り上げられることはなくても私が愛してやまないそのユニットを。
守ることになるのだと思います。
BOYSの曲を他の誰が歌っても、歌われずに埋もれることになっても。
濱田さんが事あるごとにステージ上で尖った銀色の光を放つことによって、それらの曲のことを、そしてその曲を濱田さんの隣で歌っていた人のことを私は思い出すでしょう。

Criminal from『なにわともあれ、ほんまにありがとう!』チラ見感想

未だにパリピポ神戸疲れが抜けず、連日早寝してるヲバヲタですが、何か?
(誰も何も言っていません)

そんなこんなで、昨夜M-ON!で放送されたCriminal from『なにわともあれ、ほんまにありがとう!』を私が見たのは朝になってからです。
爽やかであるはずの朝から物凄くショックを受けどんよりしてしまい、改めて考えたことがあるので、ポツポツとBlogなど書いてみようかなと…。

寝起きの習慣、ぐーすか寝ている間に落とされたTweetをまずチェック。
「Criminalの動画がある…なんで?」「あっそうか、M-ON!でCriminal放送されたんだ!」
とか考えながら、再生ボタンを押したら。

…。
………。

濱田さんはどこにいましたっけ?
ウォーリーを探せではなく、濱田さんを探せ状態じゃないかyooooooooooooooooo!!!!!!!!!
濱田担召集して濱田さん捜索会議を開きたくなるくらいのあまりの映らなさっぷり。
ピンで抜かれる部分なんて全くなくて、愕然としちゃいました。

パリピポコンでは7人が7人ともそれぞれに輝ける瞬間を与えられていて、それがとってもいい感じで。
だからつまらないことを考えてる暇なんてなくて。
そんな浮かれた気分が継続したままほわほわ幸せでいたところに、いきなり冷たい水をバッシャーン!と浴びせられたような気分に。

あのCriminalの個人個人のカメラ割りを見てしまったら。
解消されつつあると勝手に思ってた“4”と“3”の差は未だに存在するんですか?
もしかして少年収でPARTY MINIACSの2番がばっさりカットされたのもそのせいですか?

そんなふうに、悪いほう悪いほうへと物事を考えてしまう。


ねぇ、最早これは「格差」じゃなくて「差別」なんじゃないのかなぁ。


そもそも、格差という言葉と差別という言葉はどう違うのかを考えてみたんだけど。

人気のあるAくんと、あまり人気のないBくんが同じグループ内にいます。
人気者のAくんはどんどん売り出され、露出により知名度も収入もうなぎ上り。
パッとしないBくんは飼い殺し状態で、いつの間にやら同じグループだとは言っても大きな溝ができてしまいました。
↑こういうのが「格差」だよね。

AくんもBくんも全く同じ仕事をしていて、人気も業績も特に遜色はありません。
でもBくんは所謂“戦略”という大人の事情によって売り出されず、扱いはいつまでも低いままでした。
↑こういうのが「差別」だよね。

ジャニーズWESTがどちらのパターンに該当するのかの答え、それは判断するファンによって違ってくるんじゃないでしょうか。

将来のビジョンをはっきり描いた上で「現時点で売り出すのが4人」「だけど3人にも追い追い相応しいプッシュをする」
こういった「格差」戦略であれば、頭から否定する必要はないのかもしれません。
来るべきそのプッシュの瞬間を待てばいいだけだもんね。

だけど「差別」戦略なら?


ここで思い出したのが、SKE48のまさにゃ…大矢真那ちゃんの発言。


>かつて私と同期、同じ歳の研究生だった子がいます。
>SKEが始まった頃のはなしです。 
>一生懸命レッスンしていました。皆が認めるほど勤勉でした。 
>でも、なかなかステージに上がる機会がなく、ある日私とヘリウムが
>「あんなに頑張ってるんだから出してあげて下さいよ」と言った時 
>「じゃあ、お前ら代わってやれよ」 と言われました。 
>私が自分の甘さを痛感した、大切な言葉でした。


…重いね。
 
「差別」戦略で取られるのは、絶対的なポジション固定だと思います。
考えてみれば、センターポジションも前列ポジションも数は限られているわけで。
誰かが新たにセンターに立てばそれまでのセンターは2列目に下がる、誰かが前列に上がれば後列に落とされる人がいる。
自分が後列に下がってまで、ポジションを譲ってあげるっている人が存在するのか?
いるわけがないよね。
SKEの運営はそれをまさにゃに告げたってこと。
ジャニーズWESTも同じ、4の側の誰一人自分が後列に下がっても3の側になってもいいと考える人なんていないでしょう。

センターポジションだとか2列目だとかの割り振り、グループとしてのフォーメーションって、結局は売り出し戦略そのもので。
つまりジャニーズWESTの“4+3”はあからさまな差別戦略を世間に押し出し、そのまま突っ走るためのものだった。
だけど、大多数のファンはその戦略に拒否反応を示し、ファンだけではなくメンバーもそれを受け入れる気がなく。
その時点で、売り出し戦略はブレブレになった。

当初の売り出し戦略を真っ向から否定するのなら、その代案を考えてそちらにシフトチェンジしなければならなくて。
その代案が、見えてこない。
代案を考えるべき事務所は、失敗した戦略の残り香がプンプンするなにともCriminalを平気で商品化してしまうあたり代案など持っていないのかもしれない。

八方塞がりって、こういうことなのかなー、なんてね。

今後の戦略をはっきりとファンに提示し、グループ内で一見「格差」に見える部分があるとしても。
全メンバーにしかるべき役割を与えて『そこにいる意味』を明確にしてくれたさえ、そこまでの不満は生まれないのではないかと思うんだけど。
現状、ジャニーズWESTにおいては7人それぞれの『そこにいる意味』が見えず、売り出し戦略代案も見えず。
そんなところに明らかに失敗した“4+3”の名残が垣間見える火種を投げ込むって、一体何なんだろうね?

そういったことを考えて悶々としてしまったのでした…。

『パリピポ』フラゲ日感想など(鬱注意)

本日4月21日は楽しみにしていたジャニーズWESTニューアルバム『パリピポ』のフラゲ日!ってことで。
昨日からそわそわしっ放しで、今朝仕事に行く準備が出来次第近所のセブンイレブンに飛び込んで、タワレコさんからのお届けものを受け取って。
そりゃもうウキウキしながらCDプレーヤーにディスクをセットしたわけです。

アルバムの出来はなかなかに素晴らしいんじゃないでしょうか。
多種多様の楽曲、凝ったアレンジ、そして一定以上“歌える”メンバーを抱えるジャニーズWESTですから歌唱力面でも特に不満はない。
「おおっ」と唸っちゃうような歌も入っていて、聴けば聴くほど味わい深い名盤になるんじゃないかなぁ。
デビュー一周年に相応しいアルバムに仕上がっていると思います。

だけど、一度聴いて、二度目を聴いて、歌詞カードで歌割りを確かめながら三度目あたりになると。
知らず知らずのうちに溜息が零れちゃってさ。

CDデビューしてから丸1年経過して発売したアルバムということで、飛躍的に変化してる『何か』を私は期待していました。
ぶっちゃけ「以前よりは平等に近付いた歌割り」ってやつを。
1stアルバムはね、そりゃ例の経緯があった上でなにわ侍で披露した曲を主に収録してるわけだからとんでもない歌割り格差も仕方ない。
だけど今度は完全なる新譜なわけだし!って。

私の見込みが甘かったねー。

やっぱり圧倒的にいつものメンバーのパートが多い。
歌い出し部分なんてあれもこれも…いやこれ以上は言わないでおこう。

あっ、流星には本人の声質を生かしたパートがいっぱいあります。
ビジュアル露出メンバーとして扱い上がったな、だって実績残してるもんな、って感じた。
だからその面では評価します。
でもねぇ、濱田神山って相変わらずな状態じゃない?そこまで歌割り増えてる?増えてないよねぇ。
「前よりはマシになってる」って言われるかもしれないけど、牛歩戦術じゃないんだから。

私はもう10年以上も濱田さんの声ファンなもので、いっぱい自担の歌声を聴けることを期待してしまうんです。
これはどうしようもないヲタの本能ってもんで。
残念ながら、その欲求は今回も満たされなかったなぁ。
「こりゃもう、何かのきっかけで確変起こして立場が完全逆転でもしない限りは自担の歌声を思う存分堪能できる楽曲は作られないな」
そんなことを苦笑いしながら諦めモードで考えちゃいました。

実はね。
「もうジャニーズWESTに於ける濱田さんの扱い云々で何かを期待するのはやめちゃえば?」
というシビアな助言を頂いたりなんかしまして。
本当にそうかもしれない、一理あるよなぁ、ってしみじみと思った。
必要以上に期待するから失望するんだよね、失望するから愚痴ばっかりになるんだよね、じゃあ期待しなければいい。
別にジャニーズWESTという括りの中で、濱田さんのポジションが上がらなくっても。
別のセクションで濱田さんが濱田さんに似合うお仕事をさせてもらえて彼が活躍する道が拓けるのであれば、それでいいんじゃない?
そんな未来をファンとして夢見ればいいんじゃない?
なーんてね。

たった1枚のアルバムでそこまで飛躍しなくても、と呆れられるかもしれないけど。
ネガティブラーな私には、またもや鬱々とする材料投下となってしまったアルバムなのでした。

Myojo 10000字ロングインタビュー 第48回 中間淳太(ジャニーズWEST) 感想

遂にジャニーズWESTメンバーの10000字インタビューも最終回、10000字に想いを馳せる機会は今回でラストになってしまうので。
「ジャニーズWEST4のメンバーだった4人の10000字については感想Blogを書かない」という自分の中での不文律をまたもやひっくり返して、淳太くん10000字について思いのたけを綴ろうと思います。

ここで一つお願いがあります。
自分でも自覚はあるのですが、私のBlogは濱田至上主義に凝り固まった濱田担が書く大変視野の狭いものとなっています。
ジャニーズWEST全員が大好きという虹色ジャスミンの方や、淳太くんの10000字に感動して涙した純粋な黄色ジャスミンの方にはあまりお勧めできない内容が含まれているかもしれませんので(私は心の底から淳太くんを好きなんですよ!これは嘘偽りのない真実です←必死)濱田担のどろどろした負の感情をぶつけた文章が苦手だと思われる方は今すぐこのBlogの画面を閉じて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

淳太くんのことだから。
10000字はきっと爆弾を投げ込んでくる内容に違いないよね、と友達と薄く笑いながら予想していたんだけど。
やっぱり淳太くんは淳太くんでしかなかった(苦笑)
思っていた通りに激しい爆撃、それも誤爆なんかじゃなくて確信犯ってのがまた…。

記事の最初のほうで、台湾からの帰国子女だった淳太くんが関西Jr.に馴染めなかったエピソードが語られます。
これ…大多数の人にとっては過去の話なんだろうけど。
私にとってはくっきりはっきり脳裏に刻み込まれている記憶なんだよねぇ。
当時はこんなだったよ、っていう昔話はここでは語らずにいるのがルールでしょう。
淳太くんも子供だった、周りの関西Jr.も子供だった。
思い出したら赤面するしかないような、数々の言動。
そんな赤っ恥エピソードを積み重ねて積み重ねて大人への階段を上って、B.A.D.がB.A.D.として在るようになったわけで。
同じく成長したBOYSやVeteranたちと、バドボそしてB.B.Vとしてデビューへの夢を追っかけることになったわけで。
帰国子女特有のゴーイングマイウェイ男だった中間淳太が、紆余曲折あって仲間に受け入れられて、そして関西Jr.の屋台骨を担う存在になった。
クソ生意気なガキだった淳太くんの成長物語が端的に語られている。
すごく理知的だな、やっぱり淳太くんは賢い人だな、ってこの部分を読んで思いました。

そして、7人でのデビュー構想が2013年9月の「ANOTHER」の時点であったという淳太爆弾投下。
「“7人でデビューできる!!”ってよろこんで、カウントダウンでデビュー発表するかもしれないってウワサもあったし」
カウントダウンは関西Jr.として出るって言われる→出演がなくなったと言われる→数日後に“やっぱり出る。舞台の打合せもするから東京に来て”との連絡→新幹線に載ったら、何故か4人しかいない。
この、生々しすぎる流れ。
ジャニーズWEST4のデビューが知らされた経緯は、今読んでもファンとして平静ではいられないです。

今、少しは落ち着いた頭で思いを巡らせると。
4人のほうが早く世間に顔を知ってもらえるから7人から4人に減員したという事務所判断は、あながち間違ってはいなかったと思います。
7人でのデビューを発表してからの1年間でジャニーズWESTがどこまで一般の人々に知られるようになったかを考えると、ね…。
世間への認知を優先するなら、『7人でいくなら4人のうしろに3人をくっつける形にするしかない』という戦略もありだったと思います。
こういうのを何て言うんでしたっけ?あぁそうか、『小の虫を殺して大の虫を助ける』だ。
全体を生かすために一部を切り捨てることを表した言葉ですよね、正にこれ。
中間・桐山・重岡・小瀧を輝かしいジャニーズの新デビュー組として育てるために、濱田・神山・藤井を切り捨てる戦略だったんだ。
成る程そうか、信じたくはなかったけどやっぱりそうだったのかと。

殺されるかもしれなかった小の虫の担当側からはっきり言いますね。
「3人が努力したぶんだけ、がんばったぶんだけ役者として評価してもらえる環境を与えていただけるなら」
「衣装に格差ついたり、立ち位置や、歌割に差がつく……そんなんやったら4がいいって」
淳太くん本人も「本当に生意気」と言ってるけど、この4人でのデビュー発表の理由づけについては何をふざけたことを言っているんだと私は思います。
色々と理屈をこねたところで結局自分たちはデビューできるとの内定をもらった安全な位置に立っている、その安心できるあったかい場所から外された3人の将来について考えるなんておこがましいにも程がある。
結局は何が何でもデビューしたかったんでしょ?そう思ってしまうんです。
それを責める気なんて毛頭ありません、淳太くんも照史くんも10年以上努力を重ねてきてそれが評価されてのデビュー内定。
それが吹っ飛ぶようなことは避けたいって思うのが当たり前ですから。
私が彼らの立場だったとしたら、絶対に自分たちだけのデビュー決定を死守しますから。

でも、4人の側からは誰も。
「自分だけでもデビューしたかったからカウントダウンコンサートでのジャニーズWEST4の発表を決行しました」という言葉を出さなかったなぁ。
この言葉を聞けたら私はその人のことをとっても好きになって、それこそ担降りしてもいいくらい(笑)に愛しいと思えただろうけど。
聞けなかったなぁ。
この言葉が一切誰の口からも発せられなかったから、冒頭で語られたあのカウントダウンコンサートについての話が納得できないんです。
「また泣かせちゃったなって、それも、ドデカイ泣かし方したなって。ホンマはうれし泣きしてもらうための舞台で、真逆の涙を流させちゃった……」
「笑ってもらうためのデビュー発表が、なんで、こんな悲しいステージになっちゃったんだって」
自分たちの将来のために仲間を切り捨てたという負い目があるからこそ、ファンを泣かせたことが悲しくなったっていうなら理解できるけどね。
この辺りはまだ、淳太くんでさえ発言内容がブレブレだなぁと。
カウコンからまだたった1年ちょっとしか経っていない今、デビューに関する全てをクリアにすることを要求するのは酷だってことで。

そして、あけおめコンの話題へ。
誰もが口を揃えて「地獄だった」というあけおめコンリハ、「3人とは一言も話せなくて…」と淳太くんは語っています。
これについてはこれまでの10000字で語られた通りです。
「そしたら、濱ちゃんから電話がきたんです」
「濱ちゃんが言ったんです。“俺は、みんなとおるのが楽しい。今まで通りの関係でみんなとおれるなら、俺は、それだけでええ。正直、デビューとかどうでもええ”って」
この濱田さんの発言については…何というかもう、言葉が出てきません。
普通じゃないです、普通の人間はこんなこと言えっこない。
普通じゃない濱田さんという人がいたからこそ、淳太くんは動いたんだと思います。
「俺も7人でいたいんやって。濱ちゃんのひと言で本当の気持ちに気づけて。そっから僕は“7人でお願いします”って事務所に伝えて」
「誰かの涙や犠牲でできたデビューなんて意味ないから」
つまり『小の虫を殺して大の虫を助ける』の小の虫の犠牲の上に成り立つデビューなんていらない、ってそう淳太くんは思った。
思っちゃったんだよね。それが彼の人生に於いてプラスとなるかどうかは怪しいけど、思ってしまった。
昔孤立していた自分と一緒に帰ってくれた濱田さん、そんな二人の友情という背景があったからこそ、淳太くんはそう思ったのかもしれないね。

インタビューのラスト部分ではファンが幾度となく目にしてきた、でも口に出すのは憚られた格差問題についての話が。
ある意味最大の絨毯爆撃かな?いや、爆弾だけじゃなくて機銃掃射までキタ━━━━━━(・ω・)━━━━━━ !!!!!!!!!!って感じですよね、これ。
「事務所の人に嫌われるくらい、“7人は横並びでお願いします”って、いろんな人に頭を下げにいって。」
「それでも最初の頃の歌割は、4人のほうが多かったかもしれないけど、最近はほとんどなくなってきて」
「最初、衣装も3人だけ装飾がなかったり、流星だけ金色が少なめとかあったんです。衣装さんに頭を下げて、“少なめにするなら、もう真っ黒にして、まったく別物にして目立たせてください”って。」
この部分を読んだとき、私は本気で胃をギュッと握り潰されるような感覚に襲われて吐きそうになりました。
ほぉら、やっぱり歴然とした格差は故意に作られていたんじゃない、ってね。
デビュー以降、Twitterとか他の媒体で色々な人の格差に関する意見を目にしたっけ。
「他のユニットと比べたらジャニーズWESTは歌割や衣装の格差なんて無いって言えるよねぇ」
「7人もいるんだから必然的に前列後列に分かれなきゃならないだけで格差じゃないし」
「衣装だってアクロバットをするから濱神は装飾少なくしてるだけでしょ、流星も敢えて目立たせるために真っ黒にしてるってわからないのかな」
…えっそうは思えないけど、と濱田神山流星の担当は思いながらも口にはなかなか出せなかった。
だけど、はっきり淳太くんが格差があったことに触れて。
その格差を是正するためにどんな働きかけをしたのかも語っていて。
このインタビューの中でそこに触れなければならなかったのかどうかは、私には判断できないけど…。

だけどね。
淳太くんのジャニーズWEST内での役割は、ジャニーズWESTの参謀。
それははっきりしていること。
昔から淳太くんのセルフプロデュース能力の高さには驚愕することが度々あったんだけど。
その能力が、ジャニーズWESTのデビュー後は自分にだけではなくユニットプロデュースにも生かされるようになったんだと思っていて。
そう考えると、もしかすると今後のジャニーズWESTを自分たちに有利な方向へと導くために、敢えて事務所の格差戦略を自分の10000字でぶっちゃけたのではないだろうかとすら思えるんです。
何も知らないファンの私たちにそれを教えて、ジャニーズWEST結成当初の格差戦略とそこから1年が経過しての現状を見比べてくれ、と。
さぁ君たちファンはどうしたい?どっちを選ぶ?選びたい方向が決まったならそれを選ぶために俺たちがファンにどうしてほしいかわかるでしょ?
そう言いたいのかもしれない。
だって、策略家の淳太くんだからね。

結局、私たちファンは今回の淳太くん10000字で新たな彼のロジックに洗脳されただけなのかもしれません。
だとしても、盛大に淳太くんに嵌められちゃえばいいんだと私は思えるようになりました。
全くユニットとしての先が見えなかった1年前よりは今の方がずっといいもの。
淳太くんだってわかってる。
「あの日のこと、簡単には忘れられへんかもしれないけど」
これは私のことだね。
自担と共に夢への道を走っていくんだと固く信じていた淳太くんが、照史くんが、東京ドームで4人だけでのデビューを発表した瞬間のことは忘れてないし忘れられるわけがないんです。
「ずっと胸のつかえにはしてほしくない」
…簡単に言ってくれちゃってるけど、それはまだまだ無理だよ、淳太くん。
そうだなぁ、あなたの言うように「7人、それぞれ違うから、それぞれが適した場所で活躍」できるようになって、それを一般の人たちが認めてくれたときにやっと。
デビュー発表の時のゴタゴタなんて、格差があったことなんて、もう昔の話だよね!って私は笑顔で言えるんじゃないかなぁ。

一刻も早く、その日が。
やってきますように。
その日を少しでも早く引き寄せるために、私は、私の精一杯で。
濱田さんのいるジャニーズWESTを、応援するよ。