はぴはぴかむかむ

濵田崇裕さんのあれこれとか。X→@hamataka1219

Criminal from『なにわともあれ、ほんまにありがとう!』チラ見感想

未だにパリピポ神戸疲れが抜けず、連日早寝してるヲバヲタですが、何か?
(誰も何も言っていません)

そんなこんなで、昨夜M-ON!で放送されたCriminal from『なにわともあれ、ほんまにありがとう!』を私が見たのは朝になってからです。
爽やかであるはずの朝から物凄くショックを受けどんよりしてしまい、改めて考えたことがあるので、ポツポツとBlogなど書いてみようかなと…。

寝起きの習慣、ぐーすか寝ている間に落とされたTweetをまずチェック。
「Criminalの動画がある…なんで?」「あっそうか、M-ON!でCriminal放送されたんだ!」
とか考えながら、再生ボタンを押したら。

…。
………。

濱田さんはどこにいましたっけ?
ウォーリーを探せではなく、濱田さんを探せ状態じゃないかyooooooooooooooooo!!!!!!!!!
濱田担召集して濱田さん捜索会議を開きたくなるくらいのあまりの映らなさっぷり。
ピンで抜かれる部分なんて全くなくて、愕然としちゃいました。

パリピポコンでは7人が7人ともそれぞれに輝ける瞬間を与えられていて、それがとってもいい感じで。
だからつまらないことを考えてる暇なんてなくて。
そんな浮かれた気分が継続したままほわほわ幸せでいたところに、いきなり冷たい水をバッシャーン!と浴びせられたような気分に。

あのCriminalの個人個人のカメラ割りを見てしまったら。
解消されつつあると勝手に思ってた“4”と“3”の差は未だに存在するんですか?
もしかして少年収でPARTY MINIACSの2番がばっさりカットされたのもそのせいですか?

そんなふうに、悪いほう悪いほうへと物事を考えてしまう。


ねぇ、最早これは「格差」じゃなくて「差別」なんじゃないのかなぁ。


そもそも、格差という言葉と差別という言葉はどう違うのかを考えてみたんだけど。

人気のあるAくんと、あまり人気のないBくんが同じグループ内にいます。
人気者のAくんはどんどん売り出され、露出により知名度も収入もうなぎ上り。
パッとしないBくんは飼い殺し状態で、いつの間にやら同じグループだとは言っても大きな溝ができてしまいました。
↑こういうのが「格差」だよね。

AくんもBくんも全く同じ仕事をしていて、人気も業績も特に遜色はありません。
でもBくんは所謂“戦略”という大人の事情によって売り出されず、扱いはいつまでも低いままでした。
↑こういうのが「差別」だよね。

ジャニーズWESTがどちらのパターンに該当するのかの答え、それは判断するファンによって違ってくるんじゃないでしょうか。

将来のビジョンをはっきり描いた上で「現時点で売り出すのが4人」「だけど3人にも追い追い相応しいプッシュをする」
こういった「格差」戦略であれば、頭から否定する必要はないのかもしれません。
来るべきそのプッシュの瞬間を待てばいいだけだもんね。

だけど「差別」戦略なら?


ここで思い出したのが、SKE48のまさにゃ…大矢真那ちゃんの発言。


>かつて私と同期、同じ歳の研究生だった子がいます。
>SKEが始まった頃のはなしです。 
>一生懸命レッスンしていました。皆が認めるほど勤勉でした。 
>でも、なかなかステージに上がる機会がなく、ある日私とヘリウムが
>「あんなに頑張ってるんだから出してあげて下さいよ」と言った時 
>「じゃあ、お前ら代わってやれよ」 と言われました。 
>私が自分の甘さを痛感した、大切な言葉でした。


…重いね。
 
「差別」戦略で取られるのは、絶対的なポジション固定だと思います。
考えてみれば、センターポジションも前列ポジションも数は限られているわけで。
誰かが新たにセンターに立てばそれまでのセンターは2列目に下がる、誰かが前列に上がれば後列に落とされる人がいる。
自分が後列に下がってまで、ポジションを譲ってあげるっている人が存在するのか?
いるわけがないよね。
SKEの運営はそれをまさにゃに告げたってこと。
ジャニーズWESTも同じ、4の側の誰一人自分が後列に下がっても3の側になってもいいと考える人なんていないでしょう。

センターポジションだとか2列目だとかの割り振り、グループとしてのフォーメーションって、結局は売り出し戦略そのもので。
つまりジャニーズWESTの“4+3”はあからさまな差別戦略を世間に押し出し、そのまま突っ走るためのものだった。
だけど、大多数のファンはその戦略に拒否反応を示し、ファンだけではなくメンバーもそれを受け入れる気がなく。
その時点で、売り出し戦略はブレブレになった。

当初の売り出し戦略を真っ向から否定するのなら、その代案を考えてそちらにシフトチェンジしなければならなくて。
その代案が、見えてこない。
代案を考えるべき事務所は、失敗した戦略の残り香がプンプンするなにともCriminalを平気で商品化してしまうあたり代案など持っていないのかもしれない。

八方塞がりって、こういうことなのかなー、なんてね。

今後の戦略をはっきりとファンに提示し、グループ内で一見「格差」に見える部分があるとしても。
全メンバーにしかるべき役割を与えて『そこにいる意味』を明確にしてくれたさえ、そこまでの不満は生まれないのではないかと思うんだけど。
現状、ジャニーズWESTにおいては7人それぞれの『そこにいる意味』が見えず、売り出し戦略代案も見えず。
そんなところに明らかに失敗した“4+3”の名残が垣間見える火種を投げ込むって、一体何なんだろうね?

そういったことを考えて悶々としてしまったのでした…。

『パリピポ』フラゲ日感想など(鬱注意)

本日4月21日は楽しみにしていたジャニーズWESTニューアルバム『パリピポ』のフラゲ日!ってことで。
昨日からそわそわしっ放しで、今朝仕事に行く準備が出来次第近所のセブンイレブンに飛び込んで、タワレコさんからのお届けものを受け取って。
そりゃもうウキウキしながらCDプレーヤーにディスクをセットしたわけです。

アルバムの出来はなかなかに素晴らしいんじゃないでしょうか。
多種多様の楽曲、凝ったアレンジ、そして一定以上“歌える”メンバーを抱えるジャニーズWESTですから歌唱力面でも特に不満はない。
「おおっ」と唸っちゃうような歌も入っていて、聴けば聴くほど味わい深い名盤になるんじゃないかなぁ。
デビュー一周年に相応しいアルバムに仕上がっていると思います。

だけど、一度聴いて、二度目を聴いて、歌詞カードで歌割りを確かめながら三度目あたりになると。
知らず知らずのうちに溜息が零れちゃってさ。

CDデビューしてから丸1年経過して発売したアルバムということで、飛躍的に変化してる『何か』を私は期待していました。
ぶっちゃけ「以前よりは平等に近付いた歌割り」ってやつを。
1stアルバムはね、そりゃ例の経緯があった上でなにわ侍で披露した曲を主に収録してるわけだからとんでもない歌割り格差も仕方ない。
だけど今度は完全なる新譜なわけだし!って。

私の見込みが甘かったねー。

やっぱり圧倒的にいつものメンバーのパートが多い。
歌い出し部分なんてあれもこれも…いやこれ以上は言わないでおこう。

あっ、流星には本人の声質を生かしたパートがいっぱいあります。
ビジュアル露出メンバーとして扱い上がったな、だって実績残してるもんな、って感じた。
だからその面では評価します。
でもねぇ、濱田神山って相変わらずな状態じゃない?そこまで歌割り増えてる?増えてないよねぇ。
「前よりはマシになってる」って言われるかもしれないけど、牛歩戦術じゃないんだから。

私はもう10年以上も濱田さんの声ファンなもので、いっぱい自担の歌声を聴けることを期待してしまうんです。
これはどうしようもないヲタの本能ってもんで。
残念ながら、その欲求は今回も満たされなかったなぁ。
「こりゃもう、何かのきっかけで確変起こして立場が完全逆転でもしない限りは自担の歌声を思う存分堪能できる楽曲は作られないな」
そんなことを苦笑いしながら諦めモードで考えちゃいました。

実はね。
「もうジャニーズWESTに於ける濱田さんの扱い云々で何かを期待するのはやめちゃえば?」
というシビアな助言を頂いたりなんかしまして。
本当にそうかもしれない、一理あるよなぁ、ってしみじみと思った。
必要以上に期待するから失望するんだよね、失望するから愚痴ばっかりになるんだよね、じゃあ期待しなければいい。
別にジャニーズWESTという括りの中で、濱田さんのポジションが上がらなくっても。
別のセクションで濱田さんが濱田さんに似合うお仕事をさせてもらえて彼が活躍する道が拓けるのであれば、それでいいんじゃない?
そんな未来をファンとして夢見ればいいんじゃない?
なーんてね。

たった1枚のアルバムでそこまで飛躍しなくても、と呆れられるかもしれないけど。
ネガティブラーな私には、またもや鬱々とする材料投下となってしまったアルバムなのでした。

Myojo 10000字ロングインタビュー 第48回 中間淳太(ジャニーズWEST) 感想

遂にジャニーズWESTメンバーの10000字インタビューも最終回、10000字に想いを馳せる機会は今回でラストになってしまうので。
「ジャニーズWEST4のメンバーだった4人の10000字については感想Blogを書かない」という自分の中での不文律をまたもやひっくり返して、淳太くん10000字について思いのたけを綴ろうと思います。

ここで一つお願いがあります。
自分でも自覚はあるのですが、私のBlogは濱田至上主義に凝り固まった濱田担が書く大変視野の狭いものとなっています。
ジャニーズWEST全員が大好きという虹色ジャスミンの方や、淳太くんの10000字に感動して涙した純粋な黄色ジャスミンの方にはあまりお勧めできない内容が含まれているかもしれませんので(私は心の底から淳太くんを好きなんですよ!これは嘘偽りのない真実です←必死)濱田担のどろどろした負の感情をぶつけた文章が苦手だと思われる方は今すぐこのBlogの画面を閉じて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

淳太くんのことだから。
10000字はきっと爆弾を投げ込んでくる内容に違いないよね、と友達と薄く笑いながら予想していたんだけど。
やっぱり淳太くんは淳太くんでしかなかった(苦笑)
思っていた通りに激しい爆撃、それも誤爆なんかじゃなくて確信犯ってのがまた…。

記事の最初のほうで、台湾からの帰国子女だった淳太くんが関西Jr.に馴染めなかったエピソードが語られます。
これ…大多数の人にとっては過去の話なんだろうけど。
私にとってはくっきりはっきり脳裏に刻み込まれている記憶なんだよねぇ。
当時はこんなだったよ、っていう昔話はここでは語らずにいるのがルールでしょう。
淳太くんも子供だった、周りの関西Jr.も子供だった。
思い出したら赤面するしかないような、数々の言動。
そんな赤っ恥エピソードを積み重ねて積み重ねて大人への階段を上って、B.A.D.がB.A.D.として在るようになったわけで。
同じく成長したBOYSやVeteranたちと、バドボそしてB.B.Vとしてデビューへの夢を追っかけることになったわけで。
帰国子女特有のゴーイングマイウェイ男だった中間淳太が、紆余曲折あって仲間に受け入れられて、そして関西Jr.の屋台骨を担う存在になった。
クソ生意気なガキだった淳太くんの成長物語が端的に語られている。
すごく理知的だな、やっぱり淳太くんは賢い人だな、ってこの部分を読んで思いました。

そして、7人でのデビュー構想が2013年9月の「ANOTHER」の時点であったという淳太爆弾投下。
「“7人でデビューできる!!”ってよろこんで、カウントダウンでデビュー発表するかもしれないってウワサもあったし」
カウントダウンは関西Jr.として出るって言われる→出演がなくなったと言われる→数日後に“やっぱり出る。舞台の打合せもするから東京に来て”との連絡→新幹線に載ったら、何故か4人しかいない。
この、生々しすぎる流れ。
ジャニーズWEST4のデビューが知らされた経緯は、今読んでもファンとして平静ではいられないです。

今、少しは落ち着いた頭で思いを巡らせると。
4人のほうが早く世間に顔を知ってもらえるから7人から4人に減員したという事務所判断は、あながち間違ってはいなかったと思います。
7人でのデビューを発表してからの1年間でジャニーズWESTがどこまで一般の人々に知られるようになったかを考えると、ね…。
世間への認知を優先するなら、『7人でいくなら4人のうしろに3人をくっつける形にするしかない』という戦略もありだったと思います。
こういうのを何て言うんでしたっけ?あぁそうか、『小の虫を殺して大の虫を助ける』だ。
全体を生かすために一部を切り捨てることを表した言葉ですよね、正にこれ。
中間・桐山・重岡・小瀧を輝かしいジャニーズの新デビュー組として育てるために、濱田・神山・藤井を切り捨てる戦略だったんだ。
成る程そうか、信じたくはなかったけどやっぱりそうだったのかと。

殺されるかもしれなかった小の虫の担当側からはっきり言いますね。
「3人が努力したぶんだけ、がんばったぶんだけ役者として評価してもらえる環境を与えていただけるなら」
「衣装に格差ついたり、立ち位置や、歌割に差がつく……そんなんやったら4がいいって」
淳太くん本人も「本当に生意気」と言ってるけど、この4人でのデビュー発表の理由づけについては何をふざけたことを言っているんだと私は思います。
色々と理屈をこねたところで結局自分たちはデビューできるとの内定をもらった安全な位置に立っている、その安心できるあったかい場所から外された3人の将来について考えるなんておこがましいにも程がある。
結局は何が何でもデビューしたかったんでしょ?そう思ってしまうんです。
それを責める気なんて毛頭ありません、淳太くんも照史くんも10年以上努力を重ねてきてそれが評価されてのデビュー内定。
それが吹っ飛ぶようなことは避けたいって思うのが当たり前ですから。
私が彼らの立場だったとしたら、絶対に自分たちだけのデビュー決定を死守しますから。

でも、4人の側からは誰も。
「自分だけでもデビューしたかったからカウントダウンコンサートでのジャニーズWEST4の発表を決行しました」という言葉を出さなかったなぁ。
この言葉を聞けたら私はその人のことをとっても好きになって、それこそ担降りしてもいいくらい(笑)に愛しいと思えただろうけど。
聞けなかったなぁ。
この言葉が一切誰の口からも発せられなかったから、冒頭で語られたあのカウントダウンコンサートについての話が納得できないんです。
「また泣かせちゃったなって、それも、ドデカイ泣かし方したなって。ホンマはうれし泣きしてもらうための舞台で、真逆の涙を流させちゃった……」
「笑ってもらうためのデビュー発表が、なんで、こんな悲しいステージになっちゃったんだって」
自分たちの将来のために仲間を切り捨てたという負い目があるからこそ、ファンを泣かせたことが悲しくなったっていうなら理解できるけどね。
この辺りはまだ、淳太くんでさえ発言内容がブレブレだなぁと。
カウコンからまだたった1年ちょっとしか経っていない今、デビューに関する全てをクリアにすることを要求するのは酷だってことで。

そして、あけおめコンの話題へ。
誰もが口を揃えて「地獄だった」というあけおめコンリハ、「3人とは一言も話せなくて…」と淳太くんは語っています。
これについてはこれまでの10000字で語られた通りです。
「そしたら、濱ちゃんから電話がきたんです」
「濱ちゃんが言ったんです。“俺は、みんなとおるのが楽しい。今まで通りの関係でみんなとおれるなら、俺は、それだけでええ。正直、デビューとかどうでもええ”って」
この濱田さんの発言については…何というかもう、言葉が出てきません。
普通じゃないです、普通の人間はこんなこと言えっこない。
普通じゃない濱田さんという人がいたからこそ、淳太くんは動いたんだと思います。
「俺も7人でいたいんやって。濱ちゃんのひと言で本当の気持ちに気づけて。そっから僕は“7人でお願いします”って事務所に伝えて」
「誰かの涙や犠牲でできたデビューなんて意味ないから」
つまり『小の虫を殺して大の虫を助ける』の小の虫の犠牲の上に成り立つデビューなんていらない、ってそう淳太くんは思った。
思っちゃったんだよね。それが彼の人生に於いてプラスとなるかどうかは怪しいけど、思ってしまった。
昔孤立していた自分と一緒に帰ってくれた濱田さん、そんな二人の友情という背景があったからこそ、淳太くんはそう思ったのかもしれないね。

インタビューのラスト部分ではファンが幾度となく目にしてきた、でも口に出すのは憚られた格差問題についての話が。
ある意味最大の絨毯爆撃かな?いや、爆弾だけじゃなくて機銃掃射までキタ━━━━━━(・ω・)━━━━━━ !!!!!!!!!!って感じですよね、これ。
「事務所の人に嫌われるくらい、“7人は横並びでお願いします”って、いろんな人に頭を下げにいって。」
「それでも最初の頃の歌割は、4人のほうが多かったかもしれないけど、最近はほとんどなくなってきて」
「最初、衣装も3人だけ装飾がなかったり、流星だけ金色が少なめとかあったんです。衣装さんに頭を下げて、“少なめにするなら、もう真っ黒にして、まったく別物にして目立たせてください”って。」
この部分を読んだとき、私は本気で胃をギュッと握り潰されるような感覚に襲われて吐きそうになりました。
ほぉら、やっぱり歴然とした格差は故意に作られていたんじゃない、ってね。
デビュー以降、Twitterとか他の媒体で色々な人の格差に関する意見を目にしたっけ。
「他のユニットと比べたらジャニーズWESTは歌割や衣装の格差なんて無いって言えるよねぇ」
「7人もいるんだから必然的に前列後列に分かれなきゃならないだけで格差じゃないし」
「衣装だってアクロバットをするから濱神は装飾少なくしてるだけでしょ、流星も敢えて目立たせるために真っ黒にしてるってわからないのかな」
…えっそうは思えないけど、と濱田神山流星の担当は思いながらも口にはなかなか出せなかった。
だけど、はっきり淳太くんが格差があったことに触れて。
その格差を是正するためにどんな働きかけをしたのかも語っていて。
このインタビューの中でそこに触れなければならなかったのかどうかは、私には判断できないけど…。

だけどね。
淳太くんのジャニーズWEST内での役割は、ジャニーズWESTの参謀。
それははっきりしていること。
昔から淳太くんのセルフプロデュース能力の高さには驚愕することが度々あったんだけど。
その能力が、ジャニーズWESTのデビュー後は自分にだけではなくユニットプロデュースにも生かされるようになったんだと思っていて。
そう考えると、もしかすると今後のジャニーズWESTを自分たちに有利な方向へと導くために、敢えて事務所の格差戦略を自分の10000字でぶっちゃけたのではないだろうかとすら思えるんです。
何も知らないファンの私たちにそれを教えて、ジャニーズWEST結成当初の格差戦略とそこから1年が経過しての現状を見比べてくれ、と。
さぁ君たちファンはどうしたい?どっちを選ぶ?選びたい方向が決まったならそれを選ぶために俺たちがファンにどうしてほしいかわかるでしょ?
そう言いたいのかもしれない。
だって、策略家の淳太くんだからね。

結局、私たちファンは今回の淳太くん10000字で新たな彼のロジックに洗脳されただけなのかもしれません。
だとしても、盛大に淳太くんに嵌められちゃえばいいんだと私は思えるようになりました。
全くユニットとしての先が見えなかった1年前よりは今の方がずっといいもの。
淳太くんだってわかってる。
「あの日のこと、簡単には忘れられへんかもしれないけど」
これは私のことだね。
自担と共に夢への道を走っていくんだと固く信じていた淳太くんが、照史くんが、東京ドームで4人だけでのデビューを発表した瞬間のことは忘れてないし忘れられるわけがないんです。
「ずっと胸のつかえにはしてほしくない」
…簡単に言ってくれちゃってるけど、それはまだまだ無理だよ、淳太くん。
そうだなぁ、あなたの言うように「7人、それぞれ違うから、それぞれが適した場所で活躍」できるようになって、それを一般の人たちが認めてくれたときにやっと。
デビュー発表の時のゴタゴタなんて、格差があったことなんて、もう昔の話だよね!って私は笑顔で言えるんじゃないかなぁ。

一刻も早く、その日が。
やってきますように。
その日を少しでも早く引き寄せるために、私は、私の精一杯で。
濱田さんのいるジャニーズWESTを、応援するよ。

一歳のお誕生日に、ひとりごと。

日生劇場での“7人ジャニーズWEST”誕生から、早一年が経ったんだね。
はぴば!ジャニーズWEST
一歳のお誕生日おめでとう。
 
今、東京では雪になりそうな冷たい雨が降ってるのか。
去年の今日もとっても寒い日でした。
きっとその瞬間、日生劇場の中はメンバーとファンのみんなの感情が爆発して熱かったんだろうね。
反面、自宅の部屋は寒くて寒くて堪らなかった。
薄暗い自分の部屋で、悔しさと情けなさとその他ぐちゃぐちゃの感情に翻弄されながら、スマホ握り締めて震えながら泣いてたなぁ。
会場にいたファンと、いなかったファンの、その落差。
 
その瞬間のことは、今更私がどう足掻いたところでは変えられない。
この一年間何度も何度も何度も泣いて、解ったのはたった一つ、これだけ。
人生って、自分の思う通りにはならないもので。
ヲタとしての人生だって同じ。
 
よく友達に半分冗談、半分本気で「2014年2月5日は私の命日だから」って言うんです。
去年の今日死んだなら、じゃあ今の私は何だ?ゾンビか?(笑)
ゾンビが言いすぎだったら、ほらアレだって、老後!
2014年2月5日まではまともに濱田担として生きてたんだけど、それ以降は余りものの余生ってやつ。
ここ最近はね、会場にいても知らず知らずのうちに真顔でぼーっとステージ眺めてる。
笑いもせず、一緒に振り付けもせず、ただぼーっと。
それは私が濱田担じゃなくってゾンビだからなのかもしれない、きっとそうだ、うん。
 
だけどさぁ。
結局、私がアクション起こさない限りは動き出さないんだよね。
ジャニーズWESTは、そして濱田さんは、私になんにもしてくれないんだもん。
家族や親戚ではなく、友達とか彼女でもなく、近所に住んでる顔見知りですらなく、私はただのファン。
言うなれば濱田さんにとっては何の価値もない『他人』で。
単なる他人なんだからさ、彼に色々なことを望むなんてやめて。
私はこのためにファンやってるんだ!って言える、確固たるものを持たないと。
 
2014年2月5日に私は、濱田担としてのアイデンティティーが崩壊しました。
それをまた築くためにジタバタしたのが、2014年2月5日からの一年間だったんだと思います。
まだアイデンティティーを確立できなくて、だから苦しくてどうしようもないけど。
苦しくったってなんだって、やっぱり私は濱田さんを好きだよ。
大好きな濱田さんがいるジャニーズWESTというグループを、好きになろうとしているよ。
 
今はそこまでしか言えないけど。
もう一度。
はぴば!ジャニーズWESTって呟いて。
 
4人ではなく、7人でのリスタートが発表された19時に、このBlogを投稿します。

ジャニーズWEST一発めぇぇぇぇぇぇぇ!横浜アリーナ 雑記

めぇぇぇぇぇぇぇ!コンを思い出すと、今でもほわほわ夢の世界を漂ってしまうヲタです。
 
スタンド最上段どころかぐるっと立見客が取り囲んだ超満員の横浜アリーナの風景をメンバーはどんな気持ちで眺めたのかなぁ。
ステージからではなく、スタトロからぎっしり埋め尽くされた客席を見下ろした時のメンバーの高揚感は半端なものではなかっただろうね。
 
隣の席になったお一人様。
少クラを見てジャニストファンになりました、初ジャニストです私!
ってうきうき私に話しかけてくれた。
別公演で隣になった方たち。
私エイターなんですけど、最近ジャニストも気になって。
今日コンサートを見て嵌ったら、ジャスミンも名乗りたいと思います!
ってにこにこしてらっしゃった。
 
それを聞いて何だか泣きそうになってさ…。
 
あぁデビューするってすごいことだ、ファンの裾野が広がるってこういうことなんだ。
新たに応援してくれるようになったファンをきっとメンバーは大切にするだろうし、新たなファンもジャニーズWESTを愛してくれて。
そうやってスターダムにのし上がっていく。
それこそがメンバーが望んでいるサクセスストーリーで。
 
関西の誰も知らないマイナーJr.だった頃から彼らを大好きだった私は。
デビューするあの子たちの姿を私は見たいんだよね!
と何も考えずに口にしていたけど。
いざジャニーズWESTがデビューして、横アリの1万5千分の1の観客に自分がなってみると
 
これが私が見たかった未来なのかなぁ
 
なんて思っちゃう。
松竹座に5人くらいしか同担がいなかった時代を懐かしんでしまうこともあって。
 
でもね、彼らは後ろなんて絶対に振り返らないだろうから。
置いていかれたくないなら前へ前へと走る彼らを私が追っかけるしかないね。
嫌なら今すぐこの場所で座りこめばいいだけで、だけどそうしちゃったら涙が出るほど懐かしい昔の思い出まで色褪せてしまうってわかってる。
そんなことにはしたくない!
 
正直、彼らをどこまで見続けられるか自信がないけど。
1万5千分の1のつまらないファンだとしても、ジャニーズWESTがもっともっと有名になってドーム会場の5万分の1の米粒みたいなファンになっても。
やっぱり私は濱田さんのファンだと自己紹介したいな、なんて。
 
2014年の2月5日みたいな悔し泣きは二度としたくない、と思って強行した横浜アリーナ2日間遠征だったけど。
自分の気持ちを再確認できて有意義なものになりました。

Myojo 10000字ロングインタビュー 第46回 重岡大毅(ジャニーズWEST) 感想

Myojoで、ジャニーズWESTの10000字がスタートすると知ったときに私が考えたのは。
「ジャニーズWEST4としてデビューするはずだった4人のインタビューの感想は書かないでおこう」ということでした。

私の4人に対する想いの中には、ドロドロしていて目を背けたくなるようなものが含まれていて。
特に長い年月途切れることなく見続けてきた照史くんと淳太くんに対しては、好きだった分だけ『裏切られた』という想いが強くて、これまでの“好き”と同じ強さのマイナスの感情が生まれたっていうのが正直なところなんです。
(だからって照史や淳太を嫌いになったわけじゃないですよ)
まぁそういった理由で、最初に読んだ照史くんとラストに読むことになる淳太くんの10000字感想なんて到底人様にお見せできるような内容ではなくなっちゃうだろうから。
今後もB.A.D.の10000字感想を書くつもりはないんだけど。
自分はB.B.V.世代関ジュのファンだと認識していた私としては、重岡くんは「次世代を担う人なんだろうな、私とは多分関わり合いになることのない人なんだろうな」と比較的最近まで思ってた。
だからいい意味で重岡くんにそこまで強い想い入れがなかった分、冷静に語れる気がするので。
彼のインタビューでジャニーズWESTに関わる部分の感想だけを、できる範囲で言葉にしてみます。

これまでの私の重岡大毅という人に対する評価は、本当に賢い人で強い人だなぁ、でした。
そして今回の10000字を読んで。
限りなくストイックな人、という評価も加わりました。
そのどれを取ってもグループのセンターに立つべき要素で、それらを兼ね備えているからジャニーズWESTの顔として扱われるわけで、そして実際にその重責をきっちり果たしている人で。
重岡担は何の迷いもなく、全力で彼に付いていけば間違いはないだろうね。
どこまでもTHE☆アイドル。
もちろん必要以上にふざけすぎたり勝手に暴走したりもするけど、それすらも本能的に重岡くんがやっているパフォーマンスの一貫だと思わせてしまう。
つまり、何て言うんだろう…重岡くんのクレバーさが本当の重岡大毅を曝け出すことを阻んでいて、常に『アイドル:重岡大毅』を演じているとでもいうのかなぁ。
そういうところが個人的にはダメでした。
私はもっと泥臭い、人間臭い人が好き。
泣いたり喚いたり、喜んだり楽しんだり、そういう部分を赤裸々に見せる人が好き。
照史くんも淳太くんも彼らの感情の動きを見て取れる人で、必死でJr.から抜け出そうともがいて感情的になっている彼らの姿に共感して、だからこそ大好きで。
重岡くんからはそういうのが伝わってこなかったんです。
「アイドルサイボーグは立派だけど、完璧なアイドルの応援をしたいならデビュー組の応援をするし。みっともなく戦ってる姿をファンに見せてくれないJr.は、私的には魅力がない」って思ってた。

でもねぇ、今回の10000字インタビューを読んだら。
インタビュアーの『兄組はどう見えてた?』という質問に『デカイ壁ってイメージはあったな。常に関西の第一線を走ってて。そこを超えたいって気持ちは常にあったんですよね、俺もメンバーも』と重岡くんが答えてて。
『2012年には、メンバーが4人になったよね』という質問には『下からは、Kin Kanなにわ皇子の足音が聞こえるっていうか、勢いつけてきてて。なんか焦りが、めっちゃありました』とも答えてて。
あぁ、兄組を目の上の瘤だと思ってたんだな、この人。
そうか、なにキンを怖がって目障りだと思ってたんだな、この人。
そして4人でのデビューが決まったくだりでは『ずっと壁だと思ってたB.A.D.のふたりと、同じグループっていうのは、最初は多少の葛藤もあったけど、すっごい心強くて』と語ってて。
なるほど、ぶっちゃけB.A.D.と一緒にデビューするっていうのは複雑だったんだな、この人。
ふぅん…普通に嫌なヤツだったんだな重岡くん、って思ったんです。
嫌なヤツだって知れて、心底ホッとしたんです。
みっともなく足掻いて、屈折してる部分もあって、そういうところを持ってるのが重岡大毅という人なんだな。
そういう人なら、私はメンバーとして愛せる。

重岡くんが7人でのデビューに拘った理由。
情じゃない、重岡くんはそう何度も繰り返していて。
『俺は個人としてじゃない、グループとして売れたかったんです。国民的グループになりたいんです。それは半端な想いじゃないんで。そのためには、絶対に3人が必要なんです』
『4人じゃない、7人のほうが絶対に人気が出るって思ったんです』
『美談にはしたくなくて。情じゃないですもん、そんなん3人に失礼やから』
自分の“売れたい”“やがてはSMAPや嵐のような国民的アイドルグループになりたい”という欲望のために。
ビジュアルで人気が出る流星が、歌もダンスも得意な神ちゃんが、ほかの誰かじゃ絶対に出せないキャラの濱田さんが。
『3人が絶対に必要やって思った』そう語る重岡くんを、心の底から愛しいと思えた。
一度は事務所の意向を汲んで、4なんや…って受け入れた重岡くんが。
『波風立てず、折れたほうが楽だったかもしれない』のに、3人がいたほうがもっと売れるという欲が出て、我儘になって、7人でデビューしたいという想いを捨てられなかった。
優柔不断で、大人になりきれてなくて、損得に敏感で、そういう重岡くんのジャニーズWEST4発表時のあれこれ。
それを読んで、そんなカッコ悪い重岡大毅がかなり好きになって。
きっとこれからは今までとは少し違った目で彼のことを見ることになるんだろうな、と思った10000字インタビューでした。

この7人でなきゃできないこと(神山智洋10000字インタビュー感想補足)

Myojo2015年1月号の発売日にダダダッと書き殴った神ちゃん10000字感想Blogですが。
予想以上にたくさんの方に読んで頂けたようで嬉しいやら恥ずかしいやら。
神山担ではない私が担当さんを差し置き独り善がりの感想を綴ってよかったのか?的外れなことを言っているのではないか?という不安が未だにあるのですが。
様々な人が手に取る『雑誌』というメディアに掲載された記事の感想ということで。
“一ジャニーズファンがあの10000字を目にしてどう受け取ったのか”という程度に読んで下さればと思います。


書いてから少し時間が経ち、新たにいくつかの感想Blogを読ませて頂いて、自分でも何度も10000字を読み返しているうちに。
どうしても書き加えたいことが出てきたので再びパソコンを立ち上げました。


神ちゃん10000字の中で一つ、私がものすごく気になった点があるんです。
神山ちゃんがあけおめコンリハで提案されたという“ソロのときは演技をメインで、3人が集まったらアイドル活動もするって形”という、これ。
これまでジャニーズWESTのメンバー追加エピソードでは「濱田・藤井・神山の3人は俳優路線でという構想があった」と語られていて。
実際にファンもカウコンの発表からなにわ侍初日までの間は、3人は風間さんや斗真くんといった“完全なる役者専業”の立場になるんだと思ってた。
「あれだけ歌が上手い濱ちゃんが歌わないなんて…」
「あんなに踊れる神ちゃんはもうダンスしないの?」
「キラキラして一番アイドルらしい流星をコンサートで見られないってそんな…」
という声をどれくらい耳にしたか。
だけど“3人が集まったらアイドル活動”って何それ、初耳ですよ?


今の芸能界では、ジャニーズではない他プロダクション所属の若手イケメン俳優が大活躍していますよね。
福士蒼汰さん、千葉雄大さん、賀来賢人さん、菅田将暉さん…私がチラッと思い浮かべるだけでも名前が出るわ出るわ。
ジャニーズなんてwとジャニタレを馬鹿にする風潮が今も昔も存在していて、一般OLやアンチジャニのサラリーマンからは他事務所俳優のほうが受けがいい。
そんな現状にジャニーズ事務所も焦っていて、若手俳優業界に討ち入りできる人材を育成しなければならないと思ってるに違いなくて。
きっとその人材として白羽の矢が立ったのが、濱田・藤井・神山の3人だったのではないか。
ここまでは誰もが推測していたと思うんだけど…。


俳優業だけではなくアイドル業も、と事務所が考えてくれていたのなら。
例えば、若手俳優としての地位を固めながらも「ジャニ所属だから歌もダンスもできるんです!」という触れ込みで歌踊りありのイベントを開催したり。
例えば、企画CDやDVDを出したり。
例えば、単独若しくは3人でのユニット活動だけではなく時にはしょうれんが抜けた関ジュの先頭に立って大規模会場でコンサートもやったり。
そういった未来が存在したのかもしれない。
試しに、濱田・流星・神山・康二・金内+αでのパフォーマンスを脳内でふっと妄想してみると…悪くない、というより、それはそれでとってもいい。
そういうのもありじゃないのか、っていう気がする。
まだまだ多数存在する関ジュの将来のためにも、そのほうが良かったのかもしれないって。
そんな考えがチラリとよぎり、いやそんなことはない!って必死で打ち消す私。


歴史にifはない、って言いますよね。
ジャニーズにもifはない。
今、ジャニーズWESTは7人で活動しているんだから『もし』という仮定になんか何の意味もないことは解っているけど…。


もしかすると開けたのかもしれない、人気俳優への道。
その可能性を犠牲にして。
ジャニーズWESTの追加メンバー3人』というレッテルを貼られて、シングル曲では常に後列や端っこの立ち位置で。
それでも7人でデビューすることの。
意味。
価値。
意義。
それが現状ではなかなか見えないから、まだ格差が存在している(ように私の目には映る)ジャニーズWESTの活動を見ていて、もやもやするんでしょう。


反面、4人側からの視点で考えてみれば。
7人という多人数デビューより4人のほうが一人一人の茶の間浸透度は高くなっただろうし。
歌番組等で映る割合は格段に多かっただろうし。
ハピくるっ!や正義のミカタといった関西ローカルのレギュラー仕事の配分、ラジオの出番、雑誌記事のページ数、何もかも今より増えただろうし。


3人側からしても、4人側からしても“どうしても7人じゃなきゃダメだった”という理由が、やっぱりはっきりしないんですよね。


神ちゃんが「7人であることにこだわった」と語った、追加デビューの経緯。
やっぱり今になっても、7人になったからこんなメリットが生まれたんだ!と明確に周囲へと提示できるものがなくて。
だから双方のファンは「4人のままデビューしていたら」「3人それぞれが俳優路線で活動していたら」今よりも素晴らしい未来があったかもしれない、と。
そんなことを考えてしまって、デビューのときに生まれたわだかまりのようなものが燻り続けている。
そのわだかまりは。
濱田さんが10000字で語った言葉を借りるなら「この7人だからできること、この7人じゃなきゃできないこと」を、私たちファンが見せてもらったときに、初めて。
完全に解けるんじゃないのかな…。


ジャニーズWESTの皆様、できるだけ早い時期に「この7人じゃなきゃできないこと」を形にして、ファンの手元へと届けて下さいね。
私からの、切なる願いです。